海外調達のすすめ方とそのノウハウ ~サプライヤ管理及び品質・納期確保のポイント~

海外調達の基本的な検討・実施手順から、実践上特に問題となる事柄と
その具体的な対応のコツやノウハウまでを講義します!


講師


グローバル・プロキュアメント・サービス 代表 腰越 功 先生

【講師紹介】
 トーヨーカネツ、アラムコ、GE, バレオ、キッツ、デザインスタジオ等を経て現在に至る。この間、設計、生産、品質管理、販売、調達、現場建設に従事し200社を超える海外新規取引先の技術、品質、経営能力、信用調査を実施した。
 海外調達、政府調達入札制度、能力信用評価、技術仕様書等に関する論文を多数発表、関連セミナーは青山学院大学を含め数十回を数える。台湾政府の招請で震災復興需要目的のため日本政府調達手順に関する基調講演を台北でおこなった。環境庁、NHK、商事法務研究会、大手電力会社、三菱/みずほ総合研究所、大手建設会社、ソフトバンクのほかメーカー、スーパーマーケット等に対する海外調達の実務指導、受託研究、コンサルタント実績多数。
 長年の実践に裏付けられた海外調達業務全般にわたる幅広い専門知識と経験を保有。技術、売買の両面に精通し、技術提携、委託生産、工場建設経験も保有するオールラウンドプレイヤーで海外調達では本邦の第一人者。著作「すぐに役立つ海外調達の方法と解説」。


受講料


1名47,520円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき36,720円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


* こんなことで海外メーカーとの取引に悩んでいませんか?
 1.商社に頼りきりで事前調査が不十分であった
 2.事前調査のやり方とポイントを良く知らなかった
 3.人材と経験が不足していた
 4.契約条件に実取引と合わない不備があった

* 解決策として、世界中で200社をこすメ−カーの調査実績をもとにした
  具体的かつ実践的な解説です

 1.体系化されたチェックリストを使用
 2.具体的な調査事例の紹介

○ セミナーポイント:
 このたびアメリカの大統領トランプの施策により明らかになったのは、貿易戦争の火ブタが斬って落とされたことを意味します。海外調達の業務で、売って良かった、買って良かったの関係がくずれ、国家が介入して物品そのものや価格、さらには関税率などが操作されると、これは戦争そのものとなり、今まさにその入り口に立たせられた状況です。セミナーではこれらの背景についても、触れることとなります。
 各業界では、海外サプライヤーからの調達は一般化していますが、必ずしも皆が上手く行っていないようです。ことに品質不良と納期遅れのトラブルが多く発生し、解決の道が見てとれません。これには多くの原因が考えられます。
 攻撃と防護、直接と間接、前と後を巧みに合わせた調達前の入念な事前準備と、注文書を発行したのちの管理・監視をしっかりと履行することが必要となってきます。これが続発する品質不良の防止と納期の確保には欠かせない条件です。そして、その履行にはトラブルを避けるための様々なコツやノウハウも多く存在します。
 本セミナーでは、サプライヤーに対する適正な物品の選択から事前の能力審査、クレームの処理まで、実践的な手順を多くの事例を挙げ、日本企業の持つ共通した欠点もあわせて、経験豊富な講師がその実状を十分にふまえ、システム的に解説します。
 また、実際に役立つ見積もり依頼書、注文書、仕様書等各種書類のサンプルを提示し、それらのやり取りを行う際の問題点や要点についても言及します。
 さらに単なる物品の調達から一歩進んで、海外取引先そのものを管理する手法を紹介いたします。
 海外現地調達にも直結する体験的なノウハウ開示と、受講者による履修状況確認のため途中で簡単なドリルを行う予定です。

○ 受講対象:
 1.世界に通用する標準的な調達手順を知りたい方
 2.海外現地調達に携わっている方
 3.海外調達原価の詳細を知りたい方
 4.海外サプライヤー向け仕様書で困っている方
 5.海外物品との品質差の原因を知りたい方
 6.海外調達を検討中で、その基本を知りたい方
 など

○ 受講後、習得できること:
 1.海外調達の検討〜導入〜管理に至るまでの基本手順
 1.為替変動の対応策
 2.調達先能力の事前評価法
 3.品質納期遅延防止策
 4.体系的なクレーム処理方法
 5.物品売買契約の基本的な読み方
 6.さまざまな裏ワザ
 など


セミナー内容


1.海外事業への取り組みと調達業務
 (1)海外調達の前と後ろにあるもの
 (2)海外調達のメリットとデメリットを把握する
 (3)大震災から受ける製造業の変化
 (4)国内外製造業のフラット化
 (5)現下と今後の見通し
 (6)事業経営基本方針と海外調達の確認
 (7)海外事業を成功へ導く鍵

2.海外調達の基本とコツ
 (1)4大特長
 (2)越えられない壁2つ
 (3)海外調達の実態
 (4)国内と海外商習慣差
 (5)海外調達のコツ
 (6)調達業務の流れ
 (7)海外調達手順の違い
 (8)海外調達必勝トラの巻

3.海外調達の具体的な実施手順
 (1)調達物品の選び方
 (2)取引先の探し方
   ―商社に頼らず自ら探し評価する、その手順とコツ
 (3)調達先能力信用調査
 (4)能力評価質問票
 (5)財務評価
 (6)品質評価
 (7)仕様適合評価
 (8)見積もり依頼書(サンプル・事例の数々と要点)
 (9)内示書の出し方
 (10)注文書(サンプル・事例の数々と要点)
 (11)包括注文書(サンプル・事例の数々と要点)
 (12)出荷前の立会検査

4.品質確保のノウハウ(発注前準備とその後の管理)
 (1)品質が不安定な原因は
 (2)初歩的な品質不良のおさえかた
 (3)立会検査に必要な文書はなにか
 (4)品質トラブル防止の3段法
 (5)品質向上とコストの相関関係
 (6)検査専門会社の利用・検査業務外部委託のやりかた
 (7)品質確保は見積り依頼書から

5.納期確保のノウハウ
 (1)海外メーカ納期遅れの実態
 (2)納期遅れ防止の基本手順
 (3)納期管理業務の外部委託
 (4)必要最小限の管理書類

6.海外調達におけるクレーム処理のすすめ方
 (1)海外調達におけるクレームの分析・発生原因特定と責任者
 (2)海外調達におけるクレーム処理業務の流れと対応手順
 (3)サプライヤーとの交渉テクニック
 (4)海外調達におけるクレーム処理の決定文書
 (5)海外調達におけるクレーム再発防止対策の確立
 (6)費用の算出と注文契約書の見直し

7.講師の長年の経験に学ぶ! 調達先管理実務とそのポイント・ノウハウ
 (1)財務体質と信頼度
 (2)経営姿勢と方針
 (3)国内調達との差
 (4)下請管理の特徴
 (5)英語の身につけ方
 (6)商社との付き合い方
 (7)貿易実務はわかり難い
 (8)契約の見方と捉え方
 (9)調達原価の内訳
 (10)中国/インドからの調達
 (11)開発品の調達 など

8.海外向け仕様書の基礎知識と読み方・作り方
 (1)仕様書の構成要素
 (2)仕様書の影響範囲
 (3)仕様書の代表的なポイント
 (4)仕様書作成の枠組みとその実際
 (5)自社仕様書の分析と見直し―変更・改定への取り組み

9.海外事業推進とそのポイント
 (1)海外工場建設
 (2)技術ライセンス供与 など

 <質疑応答>


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