
―基礎と計算―
セミナー趣旨
再生医療における大量組織培養に使われるバイオリアクターの設計とスケールアップについて解りやすく解説します。基礎となる生物反応工学と大量組織培養のバイオリアクターの設計・スケールアップの基礎と計算を、Excelテンプレートを使って、間葉系幹細胞の培養、ヒト人工多能性幹細胞の懸濁培養のシミュレーションなどを含めて分かり易く解説致します。セミナーで使用する30以上のExcelのテンプレートは参加者の方に配布します。
受講対象・レベル
バイオリアクターの設計・スケールアップの実務に係わっている方は勿論、専門知識がない方にも理解できるように動画を多く入れ、基礎から分かり易く説明しますので、どなたでも御参加下さい。
習得できる知識
バイオリアクターの基礎の他に、設計・スケールアップにおいて、バイオリアクターの中で起こる現象をどのように取り扱えば良いかが理解できます。実際の設計・スケールアップを行えばよいかも学べます。セミナーで使用する実務でも使えるExcelテンプレートはすべて差し上げます。
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. 大量組織培養バイオリアクターの目的
1.1 生産目的に適した大量組織培養バイオリアクター
1.2 再生医療に使われているバイオリアクター
2. 大量組織培養バイオリアクターにおける反応の基礎と計算
2.1 酵素反応
2.2 微生物増殖反応:阻害反応
2.3 固定化酵素/微生物反応
2.4 発酵熱と反応温度
3. 大量組織培養バイオリアクターの操作法の基礎と計算
3.1 回分操作、反復回分操作
3.2 流加培養
3.3 連続操作
3.4 灌流操作
4. 大量組織培養バイオリアクターの設計の基礎と計算
4.1 設計のスペック
4.2 撹拌槽バイオリアクターの設計
4.3 固定化酵素・微生物バイオリアクターの設計
4.4 嫌気バイオリアクターの設計
5. 大量組織培養バイオリアクターのスケールアップの基礎と計算
5.1 スケールアップのパラメーター
5.2 相似則ベーススケールアップ
5.3 スケールアップにおけるCFDによる流動解析の利用
6. 大量組織培養バイオリアクターの展開
6.1 シングルユースバイオリアクター
6.2 ウイルスワクチン生産のバイオリアクター
6.3 再生医療におけるバイオリアクター
6.4 バイオリアクターにおけるAIの活用
7. 質疑応答
セミナー講師
川瀬 義矩 氏 東洋大学 理工学部 名誉教授
【講師経歴】
早稲田大学 理工学部 応用化学科、理工学研究科 工学博士号 取得、千代田化工建設㈱設計部、東京都立大学 工業化学科、ニュー ヨーク州立大学 バッファロー校 化学工学科、ウォータールー大学 生物技術研究所、東洋大学 応用化学科 現在名誉教授
【研究歴】
バイオ リアクター、排水処理、撹拌などの分野で研究を行い、外国の専門誌に200 報以上の技術論文を発表
【学 会】
化学工学会、石油学会、分 離技術会、AIChE, IWA
【著 書】
「生物反応工学の基礎」、「微生物、動物/植物細胞を培養する倍―リアクター:設計とスケールアップの基礎」、「エアリフトバイオリアクター」、「Excelで解く水処理技術」、「はじめての脱臭技術」等の著者
セミナー受講料
44,000円(税込)
* 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
受講料
44,000円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
44,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
再生医療等製品技術 高分子・樹脂材料 医療機器・医療材料技術
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
44,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
再生医療等製品技術 高分子・樹脂材料 医療機器・医療材料技術関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
RO膜(逆浸透膜)とは?RO膜による水処理の仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説
【目次】 水は私たちの生活に欠かせない資源であり、その水質は健康や環境に大きな影響を与えます。近年、世界中で水資源の不足... -
-
-
ポリカーボネートとは?強度や加工性・難燃性は?アクリルとの違いも解説
ポリカーボネートは透明性が高く丈夫なプラスチック材料で、日用品をはじめ各種工業製品に幅広く使われており、私たちの生活に...