
原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
★PQ、PVを実施する際の考え方、計画書、報告書の書き方、
MFの書き方、MF登録時の照会事項等について事例を参考に解説!
★さらに、その原薬を使用する製剤の申請時に行われる
GMP適合性調査の準備、進め方、PV実施時の具体的な注意点についても併せて解説!
日時
【Live配信受講】 2025年8月25日(月) 13:00~16:30
【アーカイブ受講】2025年9月8日(月) まで受付(配信期間:9/8~9/22)
◎Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
セミナー趣旨
医薬品原薬(新薬、後発品)のプロセス開発の最終目標は商用生産にあるが、商用生産開始前にPQ、PV(プロセスバリデーション)を実施し、その結果を基に製造プロセスの登録(MF登録)が必要となる。MFの記載内容は承認後の変更管理の進め方に影響を及ぼす可能性があり、プロセスを理解して記載する必要がある。
本セミナーではPQ、PVを実施する際の考え方、計画書、報告書の書き方、MFの書き方、MF登録時の照会事項等について事例を参考に説明し、更にその原薬を使用する製剤の申請時に行われるGMP適合性調査の準備、進め方、PV実施時の具体的な注意点についても併せて説明する。
習得できる知識
・バリデーションの考え方
・PQの考え方
・プロセスバリデーションの進め方(計画~報告書の書き方)
・プロセスバリデーション実施時の注意点(失敗事例から)
・MFの記載法、注意点
・GMP適合調査の進め方,準備
・原薬に関わるバリデーション
セミナープログラム
2. バリデーションとは
3. 原薬製造で必要なバリデーション(種類と開発における位置付け、事例を参考に)
3.1 原薬製造に関わる機器の適格性
3.2 プロセスバリデーション
3.3 事例:変更時の再バリデーション実施計画、回顧的バリデーション
3.4 洗浄バリデーション:原薬の洗浄バリデーションにおけるDHT、CHT、最近の事例から
3.5 分析法バリデーション
4.MFについて
4.1 MFの考え方、新薬開発の場合、後発品の場合
4.2 書き方、注意点
4.3 当局からの照会事例とその対応
4.4 その他
5.GMP適合性調査について
●準備、進め方、具体的な事例を参考に
6.プロセスバリデーション実施時の注意点(事例から)
6.1 プロセスバリデーション実施中の逸脱
6.1.1 開発段階ではスポット生産だった製品を3ロットで生産したら
6.1.2 開発段階で使用したGL釜をプロセスバリデーションでSUS釜に変更したら
6.1.3 開発段階で使用した乾燥機(棚段送風乾燥機)と同じ原理の乾燥機(流動層乾燥機)をプロセスバリデーションで使用したら
6.1.4 その他
6.2 プロセスバリデーション終了後、商用生産中(バリデートされたプロセス)での逸脱
6.2.1 原料メーカーの変更
6.2.2 突発的な原因でわかったプロセスの問題点(低収率の逸脱)
6.2.3 商用生産中に突然乾燥時間が2倍(10時間→20時間)のロットが出現
6.2.4 スポット生産からキャンペーン生産に移行することでわかった分液異常の原因
6.2.5 その他
□質疑応答□
セミナー講師
<主なご経歴>
1979年 和光純薬工業株式会社 入社、東京研究所 主席研究員
1983年 薬学博士 (岐阜薬科大学)
1991年 大鵬薬品工業株式会社 入社、工業化技術研究所・所長、合成技術研究所・所長
2007年 三菱商事株式会社 入社、先端化学品本部・技術顧問
(兼) 常熟力菱精細化工有限公司 (中国・常熟市) ・研開部本部長
2008年 (株) エースジャパン入社 常務取締役 山形工場長
2015年 (株) 三和ケミファ入社
2016年 個人事業主登録、数社のアドバイザー業務も兼務、現在に至る。
<ご専門>
有機化学、医薬品化学、プロセス化学
<主なご研究・ご業務>
・米国化学会会員、東京大学大学院薬学系研究科 薬学部研究員
約40年一貫して医薬品原薬、治験用原薬、中間体の商用生産 (小スケールからスケールアップ製造) にかかわる業務を担当。
この間、医薬品製造管理者、治験薬品質管理者 (原薬) 、米国FDAの査察対応、IND申請、DMF登録、MF登録、国内外の委託先の監査等品質保証、CMC関連業務も経験。
<業界での関連活動>
米国化学会、日本薬学会、日本PDA製薬学会 会員
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