二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望

≪CO2の化学的利用に関する近年の技術、実例を概観≫
CO2を原料としたアルコール、炭化水素、C1化合物、炭酸エステル、ポリマー等の製造技術を解説!

 受講可能な形式:【Live配信】のみ 

 ◎本セミナーでは、アルコール、炭化水素、C1化合物、炭酸エステル、ポリマー、無機物の製造など、
  二酸化炭素の化学的利用に関する近年の技術、実例を概観し、紹介します!


日時

【Live配信受講】2025年9月9日(火)  10:30~16:30

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     産業活動により排出された二酸化炭素が地球温暖化に関連しているかもしれないことから、二酸化炭素は、その潜在的な有用性にもかかわらず、不要なもの・悪いものという印象をもたれている。本講演では、地球温暖化と化石炭素資源枯渇へ直接的に寄与することが期待される対策として、二酸化炭素の化学的利用に関する近年の技術、実例を概観し、紹介する。

    受講対象・レベル

    ・化学メーカー(特に、基礎化成品、樹脂・繊維)に勤務する研究開発担当者、事業部や戦略室など社業全体を統括する立場の方
    ・ポリマー合成、有機合成に関する基礎的な知識、経験、興味のある方

    習得できる知識

    ・二酸化炭素削減および炭素循環のための基本的な取り組み方
    ・二酸化炭素削減および炭素循環のための最新の事例
    ・脱化石資源をめざす化成品製造の範囲と展望
    ・個別事例から見る二酸化炭素対策の現状と今後の課題
    ・二酸化炭素対策の将来展望を想定する際の留意事項
    ・化学工業と海洋プラスチック汚染問題をはじめとする環境破壊と対策(二酸化炭素関連の範囲で)

    セミナープログラム

    1.二酸化炭素についての基礎事項の確認
     1.1 二酸化炭素とは
     1.2 二酸化炭素削減対策(炭素循環・カーボンニュートラル)の基本方針
     1.3 CCS・CCU技術の概観

    2.二酸化炭素の有効利用:概論
     2.1 二酸化炭素と資源・エネルギー・環境問題との関連
     2.2 二酸化炭素のライフサイクルと各段階における対策
     2.3 二酸化炭素の利活用
     2.4 二酸化炭素の化学変換の反応メカニズム、プロセスの比較

    3.二酸化炭素の有効利用:事例の紹介
     3.1 二酸化炭素からの化成品製造の概略
     3.2 アルコールの製造
     3.3 炭化水素の製造
     3.4 他の基礎化学品の製造(C1化合物が中心)
     3.5 炭酸エステルの製造
     3.6 ポリマーの製造
     3.7 無機物の製造

    4.二酸化炭素を直接原料とする脂肪族ポリカーボネート製造(講演者自身の取り組みが中心)
     4.1 基礎的な知見とこれまでの開発状況
     4.2 研究開発課題と進捗
     4.3 工業化・実用化に向けた研究開発動向

    5.現状の課題と今後の展望

    6.質疑応答

    セミナー講師

    東京理科大学 工学部工業化学科 教授 杉本 裕 先生

    <主なご経歴>
    1993年3月 東京大学大学院 工学系研究科 合成化学専攻 博士課程修了
    1993年4月 日本学術振興会 特別研究員(東京大学工学部)
    1994年4月 東京理科大学 工学部 工業化学科 助手
    2003年4月  同 講師
    2007年4月  同 准教授
    2013年4月  同 教授(現職)

    <ご専門>
    有機合成化学、高分子合成化学

    <著書>
    『二酸化炭素の有効利用技術』サイエンス&テクノロジー(2010)
    『二酸化炭素を用いた化学品製造技術』S&T出版(2016)

    <その他 所属・役職>
    日本化学会 高分子学会 有機合成化学協会 アメリカ化学会

    セミナー受講料

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    ≪配布資料≫
    製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
     ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
     ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。


    (備考)※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
        ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


     

    受講料

    55,000円(税込)/人

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    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    化学反応・プロセス   地球温暖化対策技術   省資源

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