~PEDOT:PSSおよびPEDOT系の高導電化とそのメカニズム、
                     分子設計手法、新規ドーピング手法~

 受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ 

◎本セミナーでは、導電性高分子の基礎からPEDOT:PSSの高導電化手法とそのメカニズム、分子設計・添加・複合・延伸などによる導電制御の最新技術をわかりやすく解説します。また、ここ数年で注目されているアニオン交換型などの革新的なドーピング手法、N型導電性高分子の新展開などについても、最新の研究成果とともに実用化に向けたポイントや課題を整理します。

【キーワード】
PEDOT:PSSの高導電化、超高導電PEDOT:PSS、PEDOT:PSSの複合化、導電性高分子の高導電化、との複合化、気相重合法、oCVD法、新しいドーピング手法、高導電n-型導電性高分子


  日時

【Live配信受講】 2025年9月3日(水)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】終了翌営業日から7日間[9/4~9/10中]を予定
         (★アーカイブのみの視聴も可能です)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     導電性高分子は電解コンデンサ、透明帯電防止および透明導電電極として実用化されています。いずれの用途においても、PEDOT:PSSは有力な材料ですが、より高い電気伝導度が求められています。最近では15,000 S/cmを越える超高導電PEDOT:PSSも報告されています。また、PEDOT系以外の導電性高分子の高導電化に関しても多くの手法が開発され、10^5 S/cmを超えるものも報告されております。セミナー前半では導電性高分子の基礎及びPEDOT:PSSをメインに高導電化の手法とそのメカニズムについて詳細に解説します。後半では、ここ数年の間に新たに開発されたアニオン交換ドーピングなど新しいドーピング手法を中心に最新の技術開発動向を詳細に紹介します。

    受講対象・レベル

    導電性高分子を扱っている技術者・研究者
    予備知識:高分子に関する基礎知識を有する方

    習得できる知識

    ・導電性高分子の導電機構
    ・PEDOT:PSSの高導電化
    ・PEDOT:PSS以外の導電性高分子の高機能化
    ・PEDOT:PSSとCNTとの複合化
    ・導電性高分子の新しいドーピング手法とその特徴
    ・空気中で安定な高導電n-型導電性高分子

    セミナープログラム

    1.導電性高分子の導電機構

    2.高移動度導電性高分子の設計
     2.1 分子量および分子量分布の影響
     2.2 結晶性の影響
     2.3 タイ分子の影響

    3.PEDOT:PSSの導電機構

    4.第3成分添加によるPEDOT:PSSの高導電化
     4.1 極性溶媒添加系
     4.2 界面活性剤添加系
     4.3 プロトン酸添加系 
     4.4 イオン液体添加系

    5.延伸・配向処理によるPEDOT:PSSの高導電化

    6.超高導電(σ.> 15,000 S/cm)PEDOT:PSS

    7.複合化によるPEDOT:PSSの高機能化
     7.1 カーボンナノチューブとの複合化による高導電化と耐熱性向上
     7.2 グラフェンとの複合化による高導電化
     7.3 架橋ポリマーとの複合化による高延伸性付与

    8.PEDOT:PSS以外のPEDOT系の高導電化
     8.1 化学重合法
     8.2 気相重合法
     8.3 oCVD法

    9.新規なドーピング手法による導電性高分子の高機能化
     9.1 気相ドーピングによる高導電化
     9.2 アニオン交換ドーピングによる高導電化と熱安定性向上
     9.3 カチオン交換ドーピングによる空気中で安定なN-型導電性高分子の合成
     9.4 ダブルドーピングの機構と特徴

    10.新規な高機能導電性高分子
     10.1 銅並みの高い電気伝導度を持った導電性高分子
     10.2 空気中での安定性が良好な高導電n-型導電性高分子 

    11.まとめ

    □質疑応答□

    セミナー講師

    小林技術士事務所 所長 工学博士 技術士(総合技術監理部門、化学部門) 小林 征男 先生 

     <主なご経歴> 
    ・昭和41年 4月 大手化学会社入社
    中央研究所においてポリオレフィン樹脂、ノルボルネン樹脂、光硬化樹脂の研究・開発に従事後、約10年間にわたり導電性高分子の開発を担当し、電池・コンデンサなどエレクトロニクス部品の開発業務に従事した。
    この期間に2000年度のノーベル化学賞受賞者である白川筑波大名誉教授、MacDiarmid 教授および Heeger教授の3先生から直接指導を受けるという幸運に恵まれた。
    ・平成7年~平成12年 同社の総合研究所・有機材料研究部長、本社・品質保証部長を歴任し、平成12年3月に同社を退社
    ・平成12年10月 小林技術士事務所開設
    ・平成12年 4月~13年 3月 中小企業総合事業団(現中小企業基盤整備機構)
    ・中小企業・ベンチャー総合支援センターの技術プロジェクトマネージャー 
    ・平成15年 4月~16年 3月 横浜国大・産学共同研究推進センター・客員教授
    ・平成13年 4月~25年 3月 東京工芸大学・工学部・非常勤講師(担当:有機材料学)
    ・平成16年 4月~26年 3月 神奈川工科大学・工学部・非常勤講師(担当:工学技術と倫理)

    <ご専門>
    ・導電性高分子
    ・導電性ポリマーコンポジット

    <著書>
    「導電性高分子の最新開発・市場動向と技術ノウハウ集」(2014)、共同執筆「導電性フィラー・導電助剤の分散性向上、評価、応用」(2015)など

    【小林技術士事務所HP】http://www5d.biglobe.ne.jp/~hightech/

    セミナー受講料

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    ≪配布資料≫
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    高分子・樹脂材料   電子材料   電子デバイス・部品

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