
<クリーン化技術ノウハウ>クリーンルームにおけるゴミ・異物対策および静電気対策の基礎と実践
~クリーン化/クリーンルーム管理のあるべき姿へ、ゴミ・異物への対策へ~
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
★ アーカイブ配信のみの受講もOKです!
★ 現場で即役立つクリーンルームの維持管理とゴミ・異物対策、静電気対策について、基礎からわかりやすく解説します!
★ 新人・作業員教育に!ベテランの復習に!クリーン化/異物対策へのイロハを徹底学習します!
日時
【Live配信受講】 2025年8月27日(水) 10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2025年8月28日(木)~9月3日(水)まで
◎このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
セミナー趣旨
「クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。」「クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。」こうした声を多く聞く様になりました。
これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法、数値管理方法を述べて参ります。また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて管理手法・対策手法を明らかにして参ります。
現場に戻り即役立つ情報・技術・管理手法等を分かりやすく解説致します。ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは 終了後メールにてお寄せください。多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。
受講対象・レベル
(1) 新入社員の方や配置転換 等ではじめてクリーンルーム内作業に就く方
(2) クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアの方
(3) クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人の方
(4) これから異物対策に携わる管理・監督者の方
(5) ゴミ・異物不良でお困りの方
(6) ゴミ・異物を嫌う、ものづくり環境の構築に取組む方
必要な予備知識
(1) この講義を受講のために、事前知識や準備は必要ありません。
(2) 初心者・新人の皆さんにも理解できる様、資料にも工夫しております。
(3) 実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説致します。
(4) 現在抱える、課題・疑問等あれば、事前若しくは、
当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます。
習得できる知識
(1) クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方、方法)
(2) ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理手法
(3) 防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法 等
(4) ゴミ・異物対策を進める上での静電気対策の考え方
(5) その他(クリーン化技術全般に渡る知識、事例紹介)
セミナープログラム
1-1 なぜ、クリーン化が求められるのでしょうか。
1-2 クリーンルームの導入効果とは
1-3 加速するクリーン化の要求
1-4 ものづくり環境はどうあるべきなのか。
(1)良い清浄環境とは?良い製造環境とは?
1-5 クリーン化関連技術マップの解説
1-6 クリーンルームの目的とは
1-7 クリーンルームの活用事例
1-8 クリーンルームの分類
1-9 クリーンルームのはじまり~歴史
1-10 クリーンルームの定義
1-11 クリーンルーム環境の留意点
1-12 クリーンルームの方式と特徴
1-13 2つの清浄化メカニズム
1-14 HEPA/ULPAフィルターとは
1-15 エアーフィルターの捕集原理と捕集効率
1-16 なぜ、クリーン化四原則なのか
1-17 クリーン度の表し方/クラス比較
1-18 クリーンルームの日常管理等
2. クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理 【目安:50分】
2-1 クリーン化における清掃は技術として捉えよう
2-2 この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。
2-3 クリーンルームの清掃の目的と意義
2-4 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?
2-5 生産環境における清浄化対象箇所とは
2-6 清掃はいつやるのが良いのか? :始業時?終業時?昼休み前後?
2-7 クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する
2-8 クリーンルームの占有状態と言う捉え
2-9 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系
2-10 「見える化機器」の活用法
2-11 なぜ、見える化が必要なのか
2-12 気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。
2-13 クリーンルームの清掃方法
(1)清掃作業員の適正化も大切
(2)清掃方法の分類と方法:日常/定期/特別と言う捉え
(3)清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる
(4)清掃の手順はどうするのか。
(5)清掃資材の汚れ状態も確認しよう
(6)清掃用具類のあり方
(7)清掃方法の効果と比較
(8)静電気による粒子付着に対する清掃POINT
(9)粘着マットの剥がし方にも注意を!等
3. 防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策 【目安:50分】
3-1 なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。
3-2 防塵衣の適正化に取組む各メーカー
3-3 人間の動作と発塵量
3-4 クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は?
3-5 皮膚からの発塵の抑制の考え方
3-6 防塵衣に求められる性能
3-7 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。
3-8 防塵衣の性能を発揮するには?
3-9 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。
3-10 動作発塵評価方法と評価事例ご紹介
3-11 ポンピング発塵データご紹介
3-12 評価環境と機器類とは
3-13 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニングとは
3-14 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え
(1)身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介
(2)クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ
(3)粗大粒子と言う捉え
(4)クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。
(5)自工程で不良につながる異物粒径を知ろう
(6)粗大粒子による影響が大きい現実
(7)粗大粒子が原因となった不良事例ご紹介
(8)JISによる粒子の分類と定義
(9)微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違いとは
(10)気中パーティクルカウンターの特性
(11)パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう
(12)ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1kgと綿1kgどっちが重い?)
(13)粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。
(14)粗大粒子は見える化出来る!
(15)粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法
(16)ISO-14644シリーズ規格
(17)ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格
(18)ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要 等
4. クリーン化・異物対策における静電気対策の基礎と実践 【目安:80分】
4-0 なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
4-1 電気とは・・・(動電気/静電気)
4-2 静電気の基本(静電気の発生と静電気要因不良)
4-3 静電気対策方法:考え方
4-4 イオナイザーの種類と特性:選択ミスは不良につながる。
4-5 除電のメカニズム
4-6 イオナイザー使用時の注意点
4-7 作業環境(湿度)と静電気の発生
4-8 静電気対策は、費用が掛かる?
4-9 静電気対策事例:良い事例/悪い事例:対策方法事例紹介
4-10 後戻りしない対策のあり方:まとめ
□質疑応答□
セミナー講師
ザッツ ブレイン 代表 矢島 良彦 先生
NCC(株) 生産環境クリーン化事業部 チーフコーディネーター
<ご経歴>
・NCC株式会社 生産環境クリーン化事業部 チーフコーディネーター (兼任)
・元セイコーエプソン株式会社 生産技術開発本部に在籍し、全社のクリーン化技術を牽引。
・全社クリーン化技術専門部会リーダー、全社クリーン化技術推進部会リーダーを歴任
・ESDコーディネーター資格取得 (ESDC-01-0245)
・日本空気清浄協会 JIS標準作成専門委員会に参画 (2005~2006年度)
・シーズシー有限会社 技術顧問
<ご専門>
・クリーン化技術
・静電気対策
・局所クリーン化
・省エネ施策
【Webページ】クリーン化技術 塗装・洗浄・生産環境のクリーン化のことならNCC
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