若手社員のための「書く力」をグレードアップする７つのポイント

セミナー趣旨

実務を経験したらからこそ、文章に悩みを持ちます。先輩からいつもたくさんの指摘を受けている、上司に何が言いたいのかわからないといわれた、丁寧に書いたつもりなのに顧客からクレームがあった、など失敗をしている若手社員もいるでしょう。

プログラミングなどの技術と書く力はちがうのです。技術ができる、専門技術を知っているから文章が書けるのではありません。文章はコミュニケーションツールの1つです。伝わらない文章はコミュニケーションエラーを起こしているのです。

すっきりと自分の思いや考えが伝わる文章、感じの良いメール、伝わるプレゼンテーション資料などを素早く作成できたら、どんなに仕事がスムーズに進むことでしょう。文章を書く力があれば自己実現も早くなります。企画書、報告書、設計書などビジネスシーンで「文章を書く」機会は増えています。ちょっとしたコツをつかめば、早く伝わる文章を作成することができます。

本セミナーでは、日本語の基礎、ビジネス文章の基礎、メールや報告書の正しい書き方を詳しく解説します。また、ＩＴ機能（Word）の活用方法や生成AIを使った文章作成なども紹介します。4時間で効率よく「文章を書く力」をグレードアップしましょう。

セミナープログラム

１．日本語の基礎

・日本語の特徴とは

２．文章とはなにか

・伝わらない文章はミスコミュニケション

・信頼関係を築くツール

３．ビジネス文章の基礎

・気を付けたい敬語

・ビジネス文章の構成

・簡潔に書く

・ビジネス表記

・語順を考える

・させていただくの問題

・〜してくださいは命令調

・その他気を付けること

４．丁寧に書いたつもりなのに伝わらないメール（事例研究）

・手戻りのメール

・相手を怒らせてしまったメール

・相手をイライラさせるメール

５．報告書の書き方（演習含む）

・報告書の作成

６．IT（Word機能）の活用方法（デモ）

・強化しておく文章校正機能

・活用したい単語登録

７．生成AIとは

・文章作成生成AI（ChatGPT、Copilot、Gemini）

・文章作成生成AIを使った文章作成（デモ）

セミナー講師

豊田 倫子 氏
コンピュータハウス　ザ・ミクロ東京 代表
認定レジリエンストレーニング講師
NPO法人コミュニケーションプロスペリティ代表理事

略歴
ヘルプデスクや検証技術者などを経て、約28年前から教育サービスに携わる。
業務システム導入支援教育プロジェクトなどのドキュメントの作成やリライトに多数携わる。中小企業向け基幹業務システム導入コンサルタント、研修コンサルタントなども行う。
そこで得たノウハウを体系化しビジネススキルとしてリーダーやマネージャ研修、新人研修などのセミナー・研修に活用している。
人材育成研修の受講生は約8万人。これまでに6000人以上の文章添削をしてきた。
2015年に特定非営利活動法人コニュニケーションプロスペリティを設立し、代表理事に就任。人材育成のために、書く力・話す力を基礎にコミュニケーション力を強化する活動を展開している。
特に人気があるのは、技術者向けの文章力向上、Microsoft Officeを活用した時短セミナーなどである。

著書仕事が早くなる文章作法（増補改訂版）日経BP社など

セミナー受講料

25,000円（消費税込）