EUのPPWR(包装および包装廃棄物規則)の要点とEUへの包装製品輸出のポイント~海外の対応事例を参考に日本企業の対応を考える~

世界の包装は再生プラスチックの利用が義務化の方向へ。2026年8月適用開始のEU包装廃棄物規則について、改めて要点を解説
国内外の各企業はPPWRへどのように対応しているのか。多くの対応事例を自社へ落とし込む!

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

セミナー趣旨

  EUのPPWR は2026年8月12日より適用開始となる。2030年より義務化である。日本も再生プラスチックについて年間使用量の目標とその実績報告が義務化の方向となる。世界の包装は再生プラスチックの利用が義務化の方向となる。日本からEU への全ての包装製品はPPWR対応が必須である。本セミナーでは、国内外のPPWRへの対応事例を参考にEU への輸出のためになすべき事項を説明する。

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
 EUのPPWR、日本の再生プラの規則は審議中

習得できる知識

日本もプラスチックの再生材の利用が、年間使用目標量とその実績の報告が義務化されるので、海外の対応事例は参考となる。
また、包装製品をEU 市場に輸出している企業は、適合宣言書作成が必須となるので、PPWRのポイント理解ができる。

セミナープログラム

1.2026年8月から適用のPPWRのポイント
 1.1 目的
 1.2 循環型パッケージとは
 1.3 リサイクル可能な設計要件(DfR)
 1.4 拡大生産者責任(EPR )とリサイクル費用の負担
 1.5 ラベル付けの義務
 1.6 Traceability
 1.7 輸送用包装資材のリユース
 1.8 使用済み包材の回収、選別の事例
 1.9 グリーンウォッシュ
 1.10 PPWRの今後の各種規制実施の予定
2.日本からの輸出の包装対応
 2.1 適合宣言書作成(食品、医薬品、化粧品、産業製品などの輸出メーカーが作成)
 2.2 全ての包装材料のrecyclableの認証(EU が認めた第三者の認証機関)
 2.3 製品分野ごとのrecycled plasticsの配合義務量
 2.4 包装仕様の中のrecyclableの重量割合が最終的には80%以上
 2.5 包装のminimize 化
 2.6 certified recycled PE/PPの入手は
 2.7 その他
3.国内外の具体的な対応事例
 3.1 recycled plasticsの使用事例
  3.1.1 海外事例  
  3.1.2 国内事例
 3.2 海外の包装関連企業及び団体の対応事例
    PPWR 対応の具体的な行動
 3.3 日本が輸出向けになすべきこと
    現行の国内の包装仕様では、EUへの輸出ビジネスは続けられない。
    ビジネスを続けるための対応事項はなにか。
4.Minimize化の対応事例
 4.1 海外事例
 4.2 国内事例
5.ケミカルリサイクル
  世界のケミカルリサイクル対応事例、食品、医薬品、化粧品の一次包装には、
  certified recycled plastics(rPE/rLLDPE/rPP)の使用が必須となる。
6.コンポスタブル
  多くの企業が注目し、実用化に向けて開発を行っている。事例を紹介。
7.バイオプラスチックを使用してもリサイクル対象
  2028年までにECから何らかの規則が出る予定であるが、開発品の事例紹介。
8.紙仕様の包装
  紙仕様の輸出包装もrecyclableである。
  欧州の紙の回収streamで処理できない仕様は、欧州市場では受け入れられない。
  紙のバリア化、ヒートシール性付与の事例紹介。
Q&A


*途中、小休憩を挟みます。


■講演中のキーワード
 PPWR、recycled plastics、第三者認証、minimize化、適合宣言書、recyclable 

セミナー講師

 住本技術士事務所 所長  住本 充弘 氏
 技術士(経営工学)

■ご経歴
大日本印刷にて、企画開発部門、研究所、包装総合開発センター等で、包装分野の企画・開発・販促・営業教育等に従事し軟包装、
紙器、プラスチックの成型等で、食品、医薬、工業部材関係を対象に活動。定年後国内外でコンサルタント活動中。
■ご専門および得意な分野・ご研究
軟包装材料の製造、新しい包装の開発
■本テーマ関連学協会でのご活動
業界団体等で執筆及び講演多数

セミナー受講料

【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)
    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです
    →環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
    →こちらをご確認ください

 

受講料

46,200円(税込)/人

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

46,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

食品包装   環境負荷抑制技術   バイオ技術一般

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

46,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

食品包装   環境負荷抑制技術   バイオ技術一般

関連記事

もっと見る