
※当日、会場受講の方限定ご講義のため、ライブ配信・アーカイブ配信はございません。
セミナー趣旨
CCUSはエネルギー安定供給、経済成長、脱炭素の同時実現に不可欠であり、またCDR(Carbon Dioxide Removal)も必要になると考えられています。川崎重工はCO₂分離回収技術を開発しており、この技術の特徴は固体吸収剤を用いてCO2を吸収し、低温の蒸気を利用しCO₂を回収出来ることです。例えば未利用廃熱利用によりCO₂分離回収コストの低減が期待できます。
現在CO₂分離回収実証を実施しており、今後、様々な分野に適用を目指しています。
本講演では、川崎重工の取り組みについて詳説します。
セミナープログラム
1.CCUSを取り巻く状況
2.川崎重工のCO₂分離回収技術(Kawasaki CO₂ Capture)
(1)固体吸収剤
(2)移動層システム
3.川崎重工の取り組み
(1)排ガスからのCO₂分離回収
(2)大気からのCO₂分離回収
(3)CO₂活用技術
4. 今後の課題と展望
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
セミナー講師
川崎重工業株式会社
エネルギーソリューション&マリンカンパニー エネルギーディビジョン 熱サイクル総括部 総括部長
水素・CNディビジョン CN事業戦略室 室長 理事
安原 克樹 氏
1997年 東京理科大学大学院理工学研究科 修了
川崎重工業(株)入社 ボイラ事業部 製造部 配属
2000年 パワープラント事業部 ボイラプラント部 排熱発電グループにて設計業務に従事
2012年 エネルギープラント総括部 排熱ボイラ部 設計二課 課長
2016年 オーストラリア/イクシスLNGタンク建設工事 プロジェクトマネージャー
2018年 ボイラ総括部 排熱ボイラプラント部 部長
2022年 エネルギーディビジョン パワープラント総括部 総括部長
2023年 エネルギーディビジョン パワープラント総括部 総括部長
兼 水素・CNディビジョン CN事業推進室(現 CN事業戦略室) 室長
2025年 エネルギーディビジョン 熱サイクル総括部 総括部長
兼 水素・CNディビジョン CN事業戦略室 室長
セミナー受講料
1名:37,250円(税込) 2名以降:32,250円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講料
37,250円(税込)/人
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