
はじめての薬物動態学入門―基礎編/解析編:2日間コース
■6月23日(月):はじめての薬物動態学入門―基礎編<薬物動態というお仕事>
■6月30日(月):はじめての薬物動態学入門―解析編<薬物の動きを数値化する
<本セミナーシリーズのレベル感の目安>
【レベル1】初心者 新入社員、若手、他部門からの異動 ※ほぼ未経験者の方
【レベル2】初 級
・新入社員(薬学系) ・若手(数年会社での業務経験あり)、
・他部門からの異動者(薬物動態データとアクセスあり)
※パラメータに多少馴染んでいる方
【レベル3】初中級 解析業務経験あり ※業務経験が実際にあり動かしている方
【レベル4】中 級 簡単なモデリング&シミュレーション経験がある方
【レベル5】中上級 コンパートメントモデル、生理学薬物速度論モデル経験者
セミナープログラム
<講習会のねらい>
本セミナーは、はじめて薬物動態学を学ぶ人向けのセミナーとして企画しました。
なぜ、薬物動態を調べるのかを中心に学んでいただきます。薬物動態というと数式の多い学問(薬物速度論)と思われる人も多くいますが、薬物動態の分野の一部であり、本セミナーでは数式はでてきません。薬物動態全般を扱います。
「この薬は食後飲んでください」
「グレープフルーツジュースは飲まないでください」
「煙草を吸っていると効きにくくなります」
「腎臓が悪い方は減量してください」
これらすべて薬物動態の話です。なぜ、創薬段階から薬物動態研究をするのか、創薬と開発での薬物動態研究の違いなど薬物動態研究の全体像を理解していただきます。最近承認された薬の情報を用いて説明しますので、市販薬の薬物動態特性の相場観も知ることができます。
1.医薬品開発における薬物動態
なぜ薬物動態を調べるのか?
薬物動態の基礎
創薬での薬物動態
開発での薬物動態
臨床における薬物動態
添付文書とインタビューフォーム
2. 薬物動態パラメータ
数字は何を表しているのか?数字の意味
3. 吸 収
いつ飲むのか?食事との関係
吸収されやすい、吸収されにくい
溶けやすい、溶けにくい
トランスポーター
4. 分 布
多く分布する組織分布とほとんど分布しない組織があるのは?
タンパク結合
5. 代 謝
代謝は解毒と毒性発現に関与
代謝酵素
大きな個体差の原因、遺伝多型
6. 排 泄
尿中排泄、胆汁中排泄
7. 薬物間相互作用
いわゆる飲み合わせ、併用禁忌、併用注意
8. 質疑応答
■6月30日(月):『はじめての薬物動態学入門―解析編』
<講習会のねらい>
本セミナーは、はじめて薬物動態学を学ぶ人向けのセミナーとして企画しました。
医薬品の添付文書や学術論文に掲載されている薬物動態パラメータの意味を理解してもらいます。薬物動態解析は、薬物速度論により薬物の生体での動きを数値に変えて理解するために行います。薬物動態解析により数値化されたパラメータをみて、その薬物の薬物動態特性を把握する訳です。
薬物動態解析は計算が多く、苦手意識がある方も多いようです。初めての方が理解できるように、身近な例から薬物速度論を理解してもらいます。
1. なぜ薬物動態解析を行うのか?(講義)
2. 身近な現象を速度論で(講義+演習)
3. 速度論の基本(講義+演習)
(1) 速度とは
(2) 0次速度と1次速度
(3) クリアランスと分布容積
4. 薬物動態データのとり方、まとめ方(講義+演習)
(1) 薬物動態試験
(2) 薬物動態パラメータ
5. 薬物動態解析
(1) コンパートメントモデル解析(講義+演習)
(2) モーメント解析(講義+演習)
(3) 生理学的薬物速度論モデル解析(講義)
4. 質疑応答
※お客様の声を一部ご紹介します。(過去に加藤先生ご講演セミナーにご参加)
■薬物間相互作用:実践編セミナー
>製薬企業 研究職
・一通り網羅されていてよかった。今後、実際の事例を積むことで業務でも十分活用できると感じられた。
>製薬企業 研究職
・DDIの予測手法について幅広く学ぶことができてよかったです。
・限られた時間の中で分かりやすく説明をしてくださり、大変感謝しています。
■消化管吸収セミナー
>製薬企業 研究職
・今後意識していきたいポイントも多く解説していただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
■薬物動態入門(解析編)セミナー
>製薬企業 研究職
・セミナー後半部分のコンパートメントモデルやPLPB解析など、知識としては知っていたものの実践したことが
なかったため、演習問題という形で実際に解析することで大変勉強になりました。
・資料に記載されていること以上にお話ししてくださり、大変わかりやすかったです
セミナー講師
略歴
1987年 中外製薬入社 非臨床薬物動態部門配属
1995-1997年 東京大学製剤学教室研究生
1999年 薬学博士取得
2019年 中外製薬退職
2005年 日本薬物動態学会奨励賞受賞
2019年 日本薬物動態学会創薬貢献・北川賞受賞
2020年11月 武蔵野大学 客員教授
専門分野:薬物動態全般、薬物速度論、薬物間相互作用、ヒトクリアランス予測、PK/PD解析、バイオ医薬品の薬物動態
セミナー受講料
99,000円 ( E-Mail案内登録価格 94,050円 )
1名分無料適用条件
2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり通常価格(99,000円)半額の49,500円)】
2名で通常価格:99,000円 (90,000円+税)(2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり実質49,500円)
※1名受講:77,000円 (E-Mail案内登録価格 73,150円 )
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:77,000円/E-Mail案内登録価格 73,150円 )
定価:本体70,000円+税7,700円
E-Mail案内登録価格:本体66,500円+税6,650円
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みの際、備考欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】と記載ください。
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
①<基礎編/解析編>製本テキスト
開催日の4,5日前に郵送にて発送予定
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
②<解析編のみ>
当日演習用Excel資料:マイページよりダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。
(開催前日~前々日を目安にダウンロード開始)
> ※各コースともに、受講料は下記のとおりです。
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり通常価格(55,000円)半額の27,500円)】
2名で通常価格:55,000円 (50,000円+税)(2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり実質27,500円)
※1名受講:44,000円 (E-Mail案内登録価格 42,020円 )
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:44,000円/E-Mail案内登録価格 42,020円 )
定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みの際、受講欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】と記載ください。
※他の割引は併用できません。
受講料
99,000円(税込)/人