~発泡の原理?成形プロセス?強度向上法?新発泡成形法!~

発泡制御や素材の粘弾性特性の利用法について伝授! 

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける1週間限定のアーカイブ配信を予定しております。

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    セミナー趣旨

     プラスチックの発泡は、素材が粘弾性特性を示すがゆえに実現可能となる。従って、対象とする素材の粘弾性特性を把握することで、所望の発泡体(所望の気泡径及び発泡倍率等)を得るための成形条件が、感や経験に頼らず選定することができる。発泡体の気泡の形成は弾性領域では出来ず、粘弾性領域で空隙内の素材を移動あるいは流動させることで可能となる。
     ここでは、まず発泡の原理を説明し、次に、各種発泡剤の性状を説明し、発泡原理に基づいた発泡制御法を素材の粘弾性特性との関連で説明する。そして、発泡体の強度向上法並びに我々の研究グル-プが最近開発した古くて新しい最新技術として、表面性状を良好にできる新発泡成形技術やそり等の不良を防止し、且つ軽量化が図れる新射出成形技術を説明する。

    受講対象・レベル

    ・プラスチック製品の設計担当者
    ・プラスチック製品の品質保証担当者
    ・プラスチック関連の技術開発者

    必要な予備知識

    ・特に必要が無い、基礎から説明します。

    習得できる知識

    ・発泡成形の発泡原理が理解できる。
    ・発泡成形と粘弾性特性の関係が理解できる。
    ・粘弾性特性を基準とした発泡成形プロセスの基礎が習得できる。
    ・GCP(ガス・カウンタ-・プレッシャ-)が理解できる。
    ・射出発泡+GCP成形技術の原理が理解できる。
    ・射出中空成形技術の原理が理解できる。
    ・射出圧空成形技術の原理が理解できる。

    セミナープログラム

    1.発泡の原理とは?
      1-1 発泡原理の定性的説明
      1-2 発泡剤の性状
         固体発泡剤,気体発泡剤,液体発泡剤
      1-3 気泡径・気泡数に関する基礎理論
         均一核生成理論
    2.発泡制御に必要な発泡素材の諸特性とは?
      2-1 素材の粘弾性特性
         弾性率の時間及び温度依存性
      2-2 素材の溶解特性
    3.発泡制御法と成形プロセスとは?
      3-1 バッチ式発泡成形システム
      3-2 連続発泡成形システム
         射出発泡成形、ノズル式射出発泡成形、押出発泡成形、ブロ-発泡成形
      3-3 発泡に及ぼす影響因子と発泡制御
       a)基本的な影響因子
       b)超臨界流体とその応用
       c)溶解特性
       d)粘弾性特性に基づいた発泡制御法
    4.発泡体の諸特性と強度向上法とは?
      4-1 鈴構造体と減衰特性
      4-2 強度向上法
       a) 微小気泡による強度向上
       b) 分子配向による強度向上
       c) その他の強度向上
    5.古くて新しい新射出成形法とは?
      5-1 液状発泡剤+GCP(ガス・カウンタ-・プレッシャ-)発泡成形法
         GCPの基本原理,GCP発泡成形方法
      5-2 射出中空成形法
         射出中空成形の原理,射出中空成形方法
      5-3 射出圧空成形法
         射出圧空成形の原理,射出圧空成形方法


    キーワード:
    微発泡,ウレタン,不良,強度,マイクロセルラー,WEBセミナー,オンライン

    セミナー講師

    コンサルSMS 代表,金沢工業大学・名誉教授・工学博士 新保 實 氏
    URL:http://www2.spacelan.ne.jp/~shimbotesu//

    (学歴)
    1974年3月金沢工業大学機械工学科卒,1984年3月同大学大学院工学研究科博士課程修了:工学博士受,1991-1992年マサチュ-セッツ工科大学(MIT:米国)留学. 
    (職歴)
    1974年4月金沢工業大学助手,1994年4月~2012年3月金沢工業大学教授,
    2012年4月(株)SMS,2012年6月金沢工業大学名誉教授.2021年7月コンサルSMS.
    (専門)
    材料力学,粘弾性学,プラスチック材料,他,
    (著書)
    “プラスチックの粘弾性特性とその利用法-成形不良対策法/発泡制御法-“
    新保 實、共立出版、A5版313p、2013.7.
    “発泡成形・中空成形・圧空成形の量産実施に向けての準備と、環境負荷低減の具体的な手段の解説”、鈴木康公、新保 實、S&T出版、A4版191p、2022.10.
    他17編.
    (主研究テ-マ)
    1.プラスチックおよびプラスチック系複合材料の成形過程で
      生ずる残留応力の発生機構の解明
    2.マイクロセルラ-プラスチックのプロセッシングに関する研究

    (所属学会)
    日本機械学会 永年会員(平成15年度(第81期)~平成16年度(第82期):評議員),
    Cellular Polymers(UK):Editorial Member (平成18年~),
    受賞:平成11年:プラスチック成形加工学会より功労賞受賞,平成12年:SPEより貢献賞受賞,平成21年:エレクトロニクス実装学会論文賞受賞,平成21年:先端加工学会論文賞&技術賞受賞.

    セミナー受講料

    55,000円(税込、資料付)
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     ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
     ・3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。

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    • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
    • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

     

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    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂加工/成形   物理化学

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