
- 高安全・高信頼を支えるポリオレフィン微多孔膜及びコーティングセパレータ ―
★オンラインZoom配信セミナーです。
※アーカイブ配信(期間:7/29~8/5)での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
Liイオン電池(LIB)は1991年世界で初めて商業化され、そのセパレータとしてPE湿式微多孔膜(東燃化学)が採用された。現在でもPEやPPの微多孔膜やそれを基材としたコーティングセパレータが主流である。
セパレータはLIBの高安全・高信頼を支える材料の一つであり、セパレータ物性とLIB安全性の関係は複雑で、それを達成する原料、プロセス、物性に対して、開発経緯を含め基礎から、現状、課題及び今後の展望を説明する。
受講対象・レベル
・LIBメーカ、その材料メーカ、それらの原料や製造装置メーカの方
・LIBを搭載するEV、スマートフォン、ノートパソコン等のメーカの研究・技術開発・市場調査に携わる方
(初心者から中級者まで)
習得できる知識
・Liイオン電池(LIB)用セパレータの製品、プロセス、物性試験法に関する基礎知識
・LIB用セパレータの開発経緯・歴史(微多孔膜が選定された理由等)
・セパレータの物性と、LIBの性能や安全性との関係
・LIB用セパレータの標準化・規格化の動向とその背景
・現在の開発課題・動向と今後の開発展望
・最近のトピックス(主に中国や新規市場)
セミナープログラム
1.はじめに(最近の市場動向、電池用セパレータの役割)
2.電池用セパレータ向け高分子多孔質材料の種類
3.ポリオレフィン湿式・二軸延伸微多孔膜が採用された理由
4.LIB用セパレータの物性・品位
5.ポリオレフィン微多孔膜の種類・製法(多孔化)・原料・各工程
6.コーティングセパレータの種類・製法(多孔化)・原料・各工程
7.LIB用セパレータの物性と、LIBの性能や安全性との関係
8.LIB用セパレータの標準化・規格化の動向とその背景
9.LIB用セパレータの開発課題・動向
10.LIB用セパレータの開発展望(今後)
11.最近のトピックス(中国市場、新規市場)
【質疑応答】
キーワード:
セパレータ,LIB,リチウム,イオン,電池,バッテリー,多孔質,研修,講座,セミナー
セミナー講師
温故・拓新バッテリーマテリアルズ(株) 代表取締役社長 山田 一博 氏
※元 東レバッテリーセパレータフィルム(株) 技監/製品開発・技術サービス部長
※元 東燃化学(株) 製品開発・テクニカルサービス部長
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ 会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
※両名の会員登録が必要です。
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ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
55,000円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
電気化学 電気化学 高分子・樹脂加工/成形
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
電気化学 電気化学 高分子・樹脂加工/成形関連セミナー
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