
ホテルマネジメントとブランデッドレジデンス契約の実務
~オーナー・投資家目線で見たホテル・ブランデッドレジデンス開発の最新法務~
開催日時 2025年04月15日(火) 09:30 - 11:30
セミナー趣旨
近時、インバウンド需要拡大の追い風を得て、ラグジュアリーホテルやブランデッドレジデンスの開発が活発化しています。一方、ホテル開発を進めるオーナーや投資家の立場からは、ホテルマネジメント契約やブランデッドレジデンス契約は難解であり、マーケットスタンダードも掴みにくい状況にあります。
本講義では、主にオーナー・投資家目線で、ホテルマネジメント契約やブランデッドレジデンス契約の内容、ストラクチャーや関連法令上の論点について、ホスピタリティセクターをはじめとする数々の不動産開発取引に関与してきた講師が解説いたします。
セミナープログラム
1. ホテル開発の典型ストラクチャー
(1) TK-GK・TMKスキームを活用する場合の法的留意点
(2) ノンリコースローン調達に際しての留意点
(ローン契約上の各種テストや未達時の扱い、ノンディスターバンスレターなど)
2. ホテルの運営形態とホテルマネジメント契約
(1) 運営委託(MC)、フランチャイズ(FC)、賃貸借スキームの概要
(2) ホテルマネジメント(MC)契約の論点と交渉ポイント
① エグジットの制限
② パフォーマンステスト
③ GM・スタッフ雇用
④ 競業
⑤ 商標等の知的財産
⑥ ブランドスタンダードの扱いなど
3. ブランデッドレジデンスの開発上の論点
(1) ブランデッドレジデンスのカテゴリー(施設保有形態、レンタルプログラムの有無)
(2) ブランデッドレジデンス関連契約の概要
(3) ブランドスタンダードに即した運営の確保と区分所有法など法令上の留意点
~ 法律事務所ご所属の方の聴講はご遠慮願います~
セミナー講師
長島・大野・常松法律事務所
パートナー・弁護士
渡邉 啓久 氏
2009年 慶應義塾大学法科大学院修了
2010年 長島・大野・常松法律事務所 入所
2016年 University of San Diego School of Law卒業(LL.M., Magna Cum Laude)
2016年 Slaughter and May(London) 勤務
2023年~慶應義塾大学法務研究科非常勤講師(「新しいビジネスと法」担当)
現 在 長島・大野・常松法律事務所 パートナー・弁護士
主に、不動産開発、海外不動産投資、REIT、不動産ファイナンス、エネルギー・インフラ分野の法務を扱う。
主な著書は、『不動産証券化ハンドブック2024』(不動産証券化協会、共著)、『ESG法務』(金融財政事情研究会、共著)。
セミナー受講料
1名:37,540円(税込) 2名以降:32,540円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。
受講料
37,540円(税込)/人