
環境目標設定の実践 ~脱炭素・資源循環の目標を現場と経営に浸透させる方法論~【オンライン/会場】
セミナー趣旨
近年、企業に求められる環境経営は、単なる温室効果ガス削減にとどまらず、「脱炭素」「資源循環」それぞれの中長期目標を、経営と現場が連携して実現していく体制の構築が求められています。
しかし実際には、目標設定が属人的で断片的になってしまい、本社・工場・海外拠点間での認識のズレや、短期・中期・長期目標間の整合性が取れていないケースが多く見受けられます。さらに、顧客や投資家から求められる高度な情報開示に対して、現場との連携が追いつかず、ギャップが生じているのが現状です。
本セミナーでは、3月開催の「脱炭素経営と情報開示」の続編として、その中でも特に要望の多かった「目標設定」の領域を深堀します。実際に企業支援で用いられたフレームや演習をもとに、目標の3層構造(短・中・長期)の整合性を確保するための考え方と仕組みを、実践的に学んでいただける内容です。
受講対象・レベル
脱炭素経営に取り組んでいる、環境部門・サスティナビリティ部門・経営企画部門・CSR部門の方など
習得できる知識
・脱炭素・資源循環に関する中長期目標の具体的設計手法がわかる
・自社の情報収集フレームと目標分類の整理方法を学べる
・顧客・投資家要求に対応する目標の整合性確保ノウハウを獲得
・先進企業における目標事例の実務的活用方法を体感・自社に持ち帰ってすぐに活用できるシミュレーション資料付き
セミナープログラム
1.目標設定の全体構造と最新動向(短期・中期・長期の整合性)
2.業界別・他社比較を用いた目標水準の考え方
3.現場を巻き込む目標設定の実践フレーム(情報収集・ガバナンス体制)
4.シミュレーション演習:自社に適した目標設定とは?
5.Q&A(質疑応答)
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
合同会社桑島技術士事務所 代表
桑島哲哉 氏
1982年 東北大学工学部卒
•京セラ株式会社、ヤマハ株式会社を経て、TDK株式会社にて環境部門の責任者を10年以上務める。企業の環境戦略策定、省エネルギー活動支援、TCFD対応の開示プロセス構築に携わる。2019年 TDKとして省エネ大賞受賞。2024年より合同会社桑島技術士事務所を設立し、企業の脱炭素経営支援を提供。
•技術士(電気電子部門)
•エネルギー管理士、第3種電気主任技術者
•国内特許24件、海外特許10件
•論文「Neutralize CO2 emissions by Product Contributions」, 2012)
•2025年1月 ビザスクセミナー
https://visasq.co.jp/seminar/carbon0120_archive
•2023年11月 環境ビジネスオンライン 雑誌記事
https://www.kankyo-business.jp/column/20230831forum_report_tdk
•2023年8月 環境ビジネスフォーラム
https://www.kankyo-business.jp/event/9e23a19a-8bfa-47ec-b30e-626ee4b1ca66
•2020年7月環境ダイアログプレスリリース
https://www.tdk.com/ja/sustainability2023/tdk_sustainability/stakeholder/requirement
セミナー受講料
1名につき
会員 27,500円(本体 25,000円) 一般 29,700円(本体 27,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
29,700円(税込)/人