開催日:2024年03月14日(木) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
天然ガスはクリーンな化石燃料として位置づけられてきたが、2015年のパリ協定採択以降、気候変動問題対応に向けた国際的な取り組みが加速している。そのため化石燃料である天然ガス・LNGについても、例外扱いしない機運が高まっている。一方で、現実的には、再エネを主体とするエネルギー構造転換を一足飛びに達成することは困難であり、急激なエネルギー構造転換は天然ガス価格の高騰や断続的な停電を引き起こし、世界各地で経済社会を揺るがす要因ともなっている。そうした状況において、LNG新規開発や既設プラントの活用において需要増加に対応しつつ、生産されるLNGの低炭素化にも対応する新たな動きが始まっている。LNGプロジェクトに関する最新動向と日揮グループの低炭素化の取り組みを技術的見地を含めて詳説する。
セミナープログラム
1. LNGプロジェクト最新動向
(1) 気候変動とLNG
(2) LNG ChainにおけるCO2排出と削減
(3) LNG案件動向と低炭素化の傾向
(4) 電動LNGと複数Train
(5) モジュール建設
2. LNGプラント設計の低炭素化ポイント
3. LNGの低炭素化と日揮の取り組み
(1) MRVは低炭素化にむけた第一歩
(2) 脱炭素社会への移行を支えるCCS
(3) 効率改善とCO2削減
(4) ゼロフレアリング
(5) バイオガス活用によるオフセット
セミナー講師
日揮ホールディングス株式会社
低・脱炭素事業化グループ サステナビリティ協創ユニット
理事/チーフエンジニア
村岡 智英 氏
1995年中央大学卒業、日揮株式会社入社。1995年より1998年までプロジェクトエンジニアを担当。
1999年から現在に至るまで主にLNGプラントの基本設計、運転、低炭素化に従事し、アジアや北米を中心として案件初期検討やEPC等の様々な業務を対応。この間LNG技術営業、リードエンジニア、LNGグループリーダー、プロセスエンジニアリング部門長を担当した。
現在は日揮ホールディングス株式会社 サステナビリティ協創ユニット 理事/チーフエンジニア(LNG・低炭素技術)。
セミナー受講料
1名:33,540円(税込)2名以降:28,540円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,540円(税込)/人
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