
類似セミナーへのお申込みはこちら
CO2有効利用技術の現状と今後の展望
~CO2フリー燃料、CO2フリー化学品、バイオマス利用、廃プラのケミカルリサイクル~
開催日:2023年07月27日
セミナー趣旨
欧米では、バイオマスを用いた燃料や化学品の製造が始まった。廃プラからは液化によるナフサ、都市ゴミからはガス化によるエタノールの製造が行われている。大気中のCO2と再エネ電解水素による合成燃料のプラントの建設も開始されている。これらのプロジェクトの動向を紹介し、我が国への導入を模索したい。
セミナープログラム
1. CO2フリー燃料
(1) バイオマスによる燃料
① バイオディーゼル
② 航空燃料(HVO)
(2) CO2を用いた燃料
① 合成メタン
② 合成ガソリン
③ 航空燃料(SAF)
2. CO2フリー化学品
(1) バイオマス原料化学品
① エチレン
② エチレングリコール
③ 機能化学品
④ ポリマー
(2) CO2原料化学品
① メタノール
(3) CO2原料ポリマー
① ポリカーボネート
② ポリオール
3. 廃プラの利用
(1) 廃プラの液化によるナフサ
(2) 廃プラのケミカルリサイクル
4. 都市ゴミの利用
(1) 都市ゴミからメタノール, エタノールの合成
(2) 都市ゴミから航空燃料(SAF)の製造
セミナー講師
アイシーラボ
ICLabo(Industrial Catalysts Laboratory)
代表
室井 高城 氏
<略歴>
1968年 福島高専工業化学科卒業, 住友金属鉱山(株)入社
1969年 日本エンゲルハルド株式会社 (現エヌ・イーケムキャット株式会社)出向
1982年 Engelhard プロセスのライセンシング カスタム触媒グループリーダー
1998年 化学触媒事業部長
2002年 事業開発部長(燃料電池・ポリオレフィン触媒)
2003年 執行役員 事業開発担当
2005年 執行役員 化学触媒担当
2006年 触媒学会副会長
早稲田大学招聘研究員
2007年 エヌ・イーケムキャット常勤顧問
神奈川大学非常勤講師
2008年 アイシーラボ設立
BASFジャパン主席顧問
2009年 日本ガス合成執行役員
2014年 NEDO 戦略センター 環境・化学ユニット客員フェロー
<表彰>
2005年 触媒学会功績賞
<著書>
2022年「カーボンニュートラルを目指す最新の触媒技術」
2022年「カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品」
2023年「グリーン燃料とグリーン化学品製造ー技術開発動向とコスト」
その他多数
セミナー受講料
1名:33,420円(税込)2名以降:28,420円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,420円(税込)/人
前に見たセミナー
類似セミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
DEHPとは?危険性や健康への影響、身近な製品例と安全な代替品まで解説
【目次】 DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)、この耳慣れない化学物質が、私たちの日常生活に深く根ざしていることをご... -
サーキュラーエコノミーとは?循環型社会への挑戦とその可能性を解説
【目次】 現代社会は、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした「リニアエコノミー(線形経済)」の中で発展してきました。しかし、この一... -
-
PFAS(ピーファス)を分かりやすく解説!有機フッ素化合物の基礎知識
【目次】 PFAS(ピーファス)という言葉を耳にしたことはありますか?PFASは「パーフルオロアルキル物質」の略で、主に有機フッ素化...