<実務を担当していない方でも1日でわかる・使える>SDSおよびGHSの読み方・書き方・使い方(改正JIS対応)〜演習付き〜

2019年5月に改正したJISにも対応したSDS・GHSセミナー!
SDS作成の実習を交えながら、実務で使えるように基礎から解説
改正JISへの対応を知りたい方、化学物質管理やSDS関連業務を
担当することになった方、改めてSDS・GHSの取り扱い方を
学びたい方にお勧めのセミナーです

セミナー趣旨

 化学品を起因とする労災や事故に関連して、化学品の危険有害性情報を伝達するSDSラベルの発行の義務化に伴い化学品の危険有害性の判定方法(GHS分類)や関連する法規制に対する対応が大きくクローズアップされております。
 本講座では、SDSを取り巻く状況を関連する法規則と一緒に整理しラベルやSDS作成方法について知見を深めます。さらに、国際ルールであるGHSと国内ルールであるJISとを比較し、今年5月に公開された改正JIS(Z7252:2019、Z7253:2019)への対応についても触れながら、ラベルやSDSの作成法や現場での利活用法について考えます。
 さらに、ラベルやSDS作成の簡単な演習を盛り込んで実践に繋げます。
 化学系事業者のみならず、商社、輸送、小売り、非製造業、非化学系メーカー等の化学を専門としない業種で対策を考える一助ともなる内容です。また、異動や入社時の研修としても有効な内容となっています。
 尚、事前質問にも当日に可能な限り回答する準備を致しております。3日前までにお寄せ頂けますと可能な限り対応させて頂きます。

受講対象・レベル

 ・SDS関連・作成業務に就いておられる方
 ・SDSやGHSに興味をお持ちの方
 ・化学物質管理や化学物質のコンプライアンスに興味をお持ちの方
 ・商社、輸送、小売り、非製造業、非化学系メーカー等の化学を専門としない業種でSDSや化学物質管理に直面されている方

習得できる知識

 ・化学品の危険有害性
 ・ラベルの考え方と作成方法
 ・SDSの考え方と作成方法
 ・GHSの概要と考え方
 ・JISの概要と考え方
 ・化学品や化学物質に関連する法令への理解
 ・化学品や化学物質による労災と事故の防止に向けた考え方
 ・化学品や化学物質のリスクコミュニケーションに向けた考え方
 ・化学物質管理の考え方

★過去、本セミナーを受講された方の声(一例)
 ・テキストが有用でした。初心者のため、ということで疑問点について解消できてよかったです。
 ・とてもわかりやすかった。最初のセミナーとして大変良かった。  
 ・SDS作成における不明な点、あいまいな点がよく理解できました。非常にわかりやすかったです。
 ・分類の仕方がよく理解できました。実務的・具体的でとても面白かった。
 ・聞くだけでは理解できたか不安になるが、演習問題を講義中に解くことにより、自分の理解度がわかるので安心

セミナープログラム

1. 本日のポイント
2. 化学品・化学物質とは何か
 (1)製品としての化学品・化学物質
 (2)言葉の整理(法令用語と技術用語)
 (3)まとめ

3. 化学品の危険有害性とラベル・SDS
 (1)化学品の3つの危険有害性
   ・物理化学的危険性
   ・健康有害性
   ・環境有害性
 (2)リスクとハザード
 (3)危険有害性情報の共有
   〜分類(判定)・ラベル(表示)・SDS(通知)〜
 (4)国際ルール(GHS)と国内ルール(JIS)
 (5)誰がラベルやSDSを作成するのか
 (6)ラベルの記載項目
 (7)SDSの記載項目(16項目)
 (8)製品情報との関連
 (9)EUと米国でのGHS対応
 (10)まとめ

4. 化学品取扱いの法規則とラベル・SDS
 (1)化学品の法規則の大枠
 (2)SDSに係わる三つの法令の比較(対象物質・適用除外・罰則など)
   ・化学物質排出把握管理促進法
   ・労働安全衛生法
   ・毒物及び劇物取締法
 (3)法令の規定するラベルとSDS記載項目の比較
 (4)輸送・取扱いの法規則
 (5)海外の法規則
 (6)まとめ

5. 危険有害性の分類とラベル作成の基礎(改正JISを踏まえて)
 (1)危険有害性の分類(危険有害性クラスと危険有害性区分) 
 (2)ラベル要素
 (3)分類の自動化とGHS混合物分類判定システム
 (4)改正JISについて
 (5)消防法、海防法、国連危険物輸送勧告における分類との比較
 (6)まとめ

6. 危険有害性の分類とラベル作成の実際(改正JISを踏まえて)
 (1)単一成分化学品(化学物質)の危険有害性分類のルール
 (2)演習1:単一成分の化学品の危険有害性分類
 (3)混合物の危険有害性分類のルール
 (4)演習2:混合物の危険有害性分類
 (5)注意点とまとめ

7. SDS作成の実際
 (1)公開情報と情報収集
 (2)SDSの構造と作成法
 (3)ビジネスとSDS
 (4)演習3:SDSの作成
 (5)注意点とまとめ

8.SDS情報の利活用とまとめ
 (1)SDS情報の利活用(リスクアセスメント他)
 (2)本日のまとめ

セミナー講師

沖津技術士事務所 代表 沖津 修 先生

ご略歴
 1991年 東北大学大学院理学研究科化学専攻 修了
 1991年 藤沢薬品工業株式会社(現、アステラス製薬株式会社)入社
 2008年 アステラス製薬株式会社 退職
 2008年 沖津技術士事務所 業務開始、現在に至る。

 技術士(化学)/労働安全コンサルタント/危険物取扱者(甲)/環境計量士(濃度)/バイオマス活用アドバイザー/薬学博士
専門および得意な分野・研究
 化学技術とバイオ技術を技術基盤とし、企業での事業開発、事業メンテナンス、技術開発、製品・サービス開発、販路開拓、技術調査、労災事故防止対策、環境対策等について、技術コンサルタント、技術経営コンサルタントとして主に活動しています。
本テーマ関連学協会での活動
 (公社)日本技術士会会員
 (一社)東京技術士会会員
 (一社)日本労働安全衛生コンサルタント会会員

セミナー受講料

   『化学物質法規制セミナー(12月17日)』のみのお申し込みの場合 
      1名48,400円 (税込み(消費税10%)、資料・昼食付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき38,400円

  世界の化学物質管理規則(12月18日)』と合わせてお申込みの場合
   (同じ会社の違う方でも可。※参加される方のお名前を備考欄に記載下さい)
   1名73,700円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき62,700円 
        *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
        ※申込時、備考欄に「世界の化学物質管理規則(12月18日)とセットで申し込み」と記載ください。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

48,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

化学技術一般   安全規格   環境規格

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