〜“クルマづくり”と“売りづくり”の最新動向〜

セミナー趣旨

中国・EVブランドのクルマが進化している。そのターゲットも明確に、マーケット・インでの“クルマづくり”と“売りづくり”が進行している。本講演は、世界トップの電動車市場である中国のEVブランドにみる「クルマづくりの発想とその商品」、「売りづくりの仕組みとその実践」のケース・スタディー。
近年、クルマは電動・コネクティッド化の方向へ進み、ソフトウエアが車両を定義する(Software Defined Vehicle:SDV)時代となりつつあり、ユーザー視点でのインフォテイメント化(In-Vehicle Infotainment:IVI)の領域において、中国が際立ってきた。その中国の新興EVブランド(IM・智己、HiPhi・高合、Xpeng・小鵬など)のIVI車両の最新動向を把握しつつ、消費者に向き合う販売・サービス変革を実践する取り組み事例(NIO・蔚来、BYD・比亜迪、Chery・奇瑞など)を理解して、日本におけるビジネス示唆点を得ていく。最後に、日本の自動車部品サプライヤーを念頭に置いた中国EVブランドへの参入戦略についても考察していく。

セミナープログラム

1.中国・EVブランドのIVI車両
 (1)IVI車両の開発主体 (2)IVI車両の技術構成
 (3)IVI車両のサプライチェーン (4)IVI車両の顧客サービス
2.中国・EVブランドの販売・サービス
 (1)IVI車両の研究主体  (2)IVI車両のターゲット
 (3)IVI車両の売り方  (4)IVI車両の顧客体験(CX)
3.中国・EVブランドへの参入可能性
 (1)中国・EVブランドの調達重視点 (2)中国・EVブランドの調達方法

セミナー講師

株式会社現代文化研究所 主任研究員
八杉 理(やすぎ おさむ) 氏

長く中国で生活し、90年代初頭より現地で自動車産業・市場の研究活動を開始。トヨタ系マーケティング会社勤務時には、トヨタブランドの海外コーポレートマーケティングPDCA構築を手掛けた他、大手広告代理店とともに商品・技術ネーミング開発にも携わるシニアマーケティングアナリストを歴任。また、グローバルのモーターショー等イベント会場調査を実施しており、主要ブランドの先端技術動向にも精通。一貫した“現場重視”のリサーチャーであり、コロナ禍においても豊富な現地のネットワークを活用し、早期にオンラインでの自動車イベント取材や専門家インタビュー等を実施して、常に“リアルな中国”を伝えている。 主な業務内容は、中国・東アジアのモビリティ先端動向(CASE・MaaS、部品、炭素中立、SDGs)、事業・ブランディング戦略策定、消費者購買行動・イメージ・商品嗜好性分析、新興企業・競合企業の事業分析、これらに関する市場参入・業界諸課題への提言活動と事業改善の調査アドバイザリー業務。著書に、『巨大化する中国自動車産業』日刊自動車新聞社、『東アジア地域協力の共同設計』ミネルヴァ書房等分担執筆の他、各種紙誌・サイトへ執筆協力、業界団体や企業内でのセミナーも実施。明治大学大学院商学研究科博士課程、中国人民大学商学院シニア・スカラー修了(中国産業経済学)、上海外国語大学対外経貿系本科文学士取得(国際貿易)。 ※株式会社現代文化研究所(本社:東京都千代田区)はトヨタ自動車株式会社が全額出資の自動車・モビリティ領域を重点とする調査・研究法人。1968年に日本の自動車文化の育成を目指して設立され、現在はグローバルの課題に対応。特に中国は、90年代前半より日本企業各社の事業立案やマーケティング活動をご支援させて頂いている。 なお、本セミナーにおける資料や発言は個人の見解であり、所属する会社やその関連機関とは一切関係がありません。

セミナー受講料

1名につき 30,800円(税込)

受講について

収録時間 1時間27分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

30,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

自動車技術   電気、電子製品   事業戦略

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