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★ミリ波を活用するには基板材料に低損失な特性が求められ、かつ低コストであることがますます重要になっている!
★ミリ波システムでどのような技術が使われ、基板材料や回路技術でいかに低コストを実現するかを解説!
セミナー趣旨
車載レーダや5G(第5世代無線通信システム)等でミリ波を使ったシステムの普及が始まっている。非常に高い周波数であるミリ波を活用するには基板材料に低損失な特性がもとめられる。一方で、装置の普及に伴って低コストであることもますます重要になっている。
本セミナーにおいては、ミリ波システムでどのような技術が使われ、基板材料や回路技術でいかに低コストを実現するかを解説し、今後求められる方向性を示していく。
セミナープログラム
1.ミリ波の利用分野
1) 周波数ごとの電波の利用状況
2) ミリ波の特徴
a) 回折による回り込み
b) 開口面アンテナのビームサイズ
c) 伝送容量
d) 降雨減衰
3) ミリ波レーダ
a) 車載用ミリ波レーダ
b) その他のミリ波センサー応用
4) ミリ波通信
a) ミリ波通信システムの例
b) ミリ波通信の特徴
2.モバイル通信の進化と5G
1) モバイルトラフィックの増加
2) 5Gのサービスと性能
3) Beyond 5G
4) 4G~5Gの高速化の手法
a) 4Gの高速化の手法
b) Massive MIMO、ビームフォーミング、ビーム多重
5) 5Gの要求条件
6) 5Gのユースケース
7) 5Gの技術
a) Massive MIMO
b) マルチユーザMIMO
c) デジタルビームフォーミング
d) ハイブリッドビームフォーミング
3.ミリ波コンポーネントの現状と今後の方向性
~要求性能を満たす部品・材料と低コスト化の実現に向けて~
1) アンテナ
a) パッチアンテナ
b) 給電方式
c) アレイアンテナ
d) ミリ波回路の例
e) ミリ波アンテナの実装構造
2) フェーズ・ゲイン・コントローラ
a) 位相制御回路
b) ミリ波パッケージ
c) アレイアンテナへの応用例
3) ミリ波回路基板
a) εr
b) tanδ
c) 表面粗さ
d) 吸水率
e) 線膨張率
4) 電波吸収体
5) フィルター
【質疑応答】
セミナー講師
富士通株式会社 モバイルシステム事業本部 ワイヤレスプロダクト開発統括部 大橋 洋二 氏
セミナー受講料
【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
受講料
39,600円(税込)/人
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