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内部統制は法制度に対応するためだけに求められるものではありません。…内部統制を正しく理解し、実務に活かしましょう!
セミナー趣旨
J-SOX、いわゆる内部統制報告制度が2008年に導入され14年余りが経過しますが、近年その形骸化が指摘されてきました。こうした状況を踏まえ、2022年12月に金融庁から内部統制報告制度に関する基準・実施基準等の公開草案が公表され、近々改訂基準が公表される見込みです。
本セミナーでは、このような形骸化の原因が、内部統制の本質理解の欠如にあるのではないかと考え、「内部統制が実務の中でどのように自分と関係し、直面する管理上の様々な問題に対し、内部統制上どのように対処することが適切なのか」などについての本質理解が進むよう、できる限り身近な事例を多用して解説いたします。
セミナーを受講することで、不祥事への予防・対応などにも活かせる内部統制の基礎知識の獲得を目指します。
※改訂基準が公表された場合、講義で概要につき触れる予定です。
受講対象・レベル
監査役、内部監査部門等のご担当者様で、本テーマにご関心のある皆様
セミナープログラム
1.内部統制の重要性
(1)内部統制とは
(2)内部統制はなぜ必要か
(3)「内部統制」についての誤解
2.内部統制の本質とは何か
(1)内部統制の基本的な性格とは
(2)内部統制が完全でも防げないこと
(3)内部統制と不正
3.内部統制を理論的に捉える
(1)内部統制に関する主な歴史
(2)COSOフレームワークを理解する
(3)日本における内部統制の定義
4.法制度における内部統制
(1)会社法と金融商品取引法との違い
(2)会社法の内部統制
(3)金融商品取引法の内部統制
(4)内部統制の構築、整備、運用、評価とは何か
(5)法制度上何を実施すればよいのか
5.事例で理解する内部統制
事例①チェック体制の強化と人員不足
事例②マニュアル未作成と内部統制
事例③稟議書上の押印
ほか
6.まとめ
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
㈱ヴェリタス・アカウンティング 代表取締役社長・公認会計士 山岡 信一郎 氏
1993年 3月慶應義塾大学経済学部卒業。1994年10月公認会計士第2次試験合格 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所。国内監査グループに所属。主に東証一部上場企業の監査に従事。東証一部上場企業では、大手メーカー、システム開発会社、技術者派遣会社等の現場主任として法定監査を行う。日本公認会計士協会実務補習所(現一般財団法人会計教育研修機構実務補習所)実務補習所委員として、補習所クラス担任に3年間従事するとともに、実務補習所の講師も担当する。2007年10月 監査法人トーマツ退所後、株式会社ヴェリタス・アカウンティング設立、代表取締役社長就任、弁護士の父とともに山岡法律会計事務所設立、パートナーとして就任。現在に至る。内部統制報告制度やIFRS(国際財務報告基準)についてのコンサルティング業務が中心となっている。また、上場会社の社外監査役、会計顧問も務めている。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【本セミナーはZoomを利用して開催いたします】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
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