
実践的クロスボーダーM&Aのノウハウ【会場/オンライン】
進め方と心得、実務の要点を分かりやすく解説
セミナー趣旨
今や多くの日本企業が重要な経営戦略の一つと位置付けるM&A・資本取引ですが、その対象や相手方は当然のことながら日本企業に留まりません。グローバルな事業展開をしている企業であればもちろん、そうでなくとも、外国会社を出資・買収するという場合や、不採算事業を外国企業に売却するといった局面が生じることは珍しくありません。しかしながら、このようなクロスボーダーM&Aに関する実践的な知識・ノウハウを提供する入門書や専門書はごく少ないというのが実情です。
本講義では、M&Aの基本的な仕組みを俯瞰しつつ、クロスボーダーM&Aの法務・実務において実務担当者が直面する様々なテーマへの体系的な理解を習得していただくことを目的としています。M&A取引を一定程度経験済みという方を主対象としますが、これからM&Aを経験するという方にもわかりやすく説明いたします。
M&A実務の最先端にて多数の国内外の案件を助言し、また、ビジネススクールや民間企業への出向経験を通じて多様な立場から関与してきた講師が、分かりやすく要点を絞って解説いたします。
受講対象・レベル
経営企画部門、海外事業部門、法務部門、財務部門、総務部門、その他関連部門のご担当者様
セミナープログラム
I.クロスボーダーM&Aの「進め方」
(i) チームアップ
(ii) Due Diligence
(iii) 契約書の作成・交渉
(iv) クロージング
II.クロスボーダーM&Aの「心得」
(i) 言語の違いを乗り越える
(ii) ビジネス文化の違いを乗り越える
(iii) 契約観の違いを乗り越える
(iv) 専門領域の違いを乗り越える
III.基本合意/タームシートの作成・交渉
(i) 基本合意等の活用場面
(ii) 論点・注意点
IV.最終契約の作成・交渉
(i) 最終契約の基本的枠組み
(ii) 押さえておきたい要注意条項
V.表明保証保険
(i) 表明保証保険とはなにか
(ii) 表明保証保険の活用場面
(iii) 利用する際の注意点
VI.規制・届出関係
(i) 競争法ファイリング
(ii) 外資投資規制
VII.各国/地域におけるM&A実務の概観
(i) 米国
(ii) 英国・コモンウェルス
(iii) 欧州(大陸系)
(iv) 中国
(v) インド・東南アジア
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
長島・大野・常松法律事務所 パートナー弁護士 松本 渉 氏
2009年東京大学院法科大学院修了、2010年弁護士登録とともに長島・大野・常松法律事務所に入所。2016年にUniversity of Oxford Saïd Business SchoolにてMBAを修了、ロンドンでの法律事務所勤務を経て、2018年に民間企業の経営管理部にて資本取引・M&A取引等の立案・実行に従事。国内外のM&Aその他の資本取引、スタートアップ投資、ターンアラウンド案件等を多数手がける。M&A・組織再編等に関する多数の講演実績があり、著書として、「M&Aリスク管理の最前線-国内外の最新実務」(商事法務、2018年(共著))等がある。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
- 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
【会場受講の方】
- お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
38,500円(税込)/人