クリーンルームにおけるゴミ・異物の見える化と静電気対策

現場で即役立つクリーンルームの維持管理について基礎からわかりやすく解説します! 

※日程が10/4(火)から1/19(木)に延期になりました。

セミナー趣旨

「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにして行きます。
 「クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。」
 「クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。」
 こうした声を多く聞く様になりました。これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法・数値管理方法を述べて参ります。
 また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて管理手法・対策手法を明らかにして参ります。
 現場に戻り即、役立つ情報・技術・管理手法等を分かり易くご説明致します。ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは 終了後メールにてお寄せください。多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。

受講対象・レベル

(1) クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアや新人の方
(2) クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人の方
(3) これから異物対策に携わる管理・監督者の方
(4) ゴミ・異物不良でお困りの方

必要な予備知識

(1) この講義を受講のために、事前知識や準備は必要ありません。
(2) 初心者・新人の皆さんにも理解できる様、資料にも工夫しております。
(3) 実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説致します。
(4) 現在抱える、課題・疑問等あれば、事前若しくは、
当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます。

習得できる知識

(1) クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方方法)
(2) ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理法
(3) 防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法 等
(4) ゴミ・異物対策を進める上での静電気対策の考え方
(5) その他(クリーン化技術全般に渡る知識、事例紹介)

セミナープログラム

1.『ゴミ・異物不良の本質』を知るとは・・・
 1-1 ゴミ・異物不良は永遠の課題?
 1-2 何故?ゴミ・異物不良は、『難題』になるのか。
 1-3 本質を知る必要性とは・・・
 1-4 ゴミ・異物とは何か。どんなものか。
 1-5 ゴミ・異物は、どこから来るのか。
 1-6 自分(達)が関与する製品が、不良となる異物とは・・・
 1-7 生産工程における異物の挙動・振る舞い
 1-8 物質による挙動の違い
 1-9 現場は、異物だらけ。
 1-10 感性を磨く必要性
 1-11 ゴミ・異物の事例/ゴミ・異物不良の事例:写真
 1-12 見える化の必要性
 1-13 見える化の仕組みとは
 1-14 見える化機器のご紹介
 1-15 まとめ

2.クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理
 2-1 クリーン化における清掃は技術として捉えよう
 2-2 この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。
 2-3 クリーンルームの清掃の目的と意義
 2-4 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?
 2-5 生産環境における清浄化対象箇所
 2-6 清掃はいつやるのが良いのか? 始業時?終業時?昼休み前後?
 2-7 クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する
 2-8 クリーンルームの占有状態と言う捉え
 2-9 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系
 2-10 「見える化機器」の活用法
 2-11 なぜ、見える化が必要なのか
 2-12 気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。
 2-13 クリーンルームの清掃方法
 (1)清掃作業員の適正化も大切
 (2)清掃方法の分類と方法:その1 日常/定期/特別と言う捉え
 (3)清掃方法の分類と方法:その2 簡易/普通/精密と言う捉え
 (4)清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる etc
 (5)清掃の手順はどうするのか。
 (6)清掃資材の汚れ状態も確認しよう
 (7)清掃用具類のあり方
 (8)清掃方法の効果と比較
 (9)静電気による粒子付着に対する清掃POINT
 (10)粘着マットの剥がし方にも注意を!  等

3.防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策
 3-1 なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。
 3-2 防塵衣の適正化に取組む各メーカー
 3-3 人間の動作と発塵量
 3-4 クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は?
 3-5 皮膚からの発塵の抑制の考え方
 3-6 防塵衣に求められる性能
 3-7 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。
 3-8 防塵衣の性能を発揮するには?
 3-9 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。
 3-10 動作発塵評価 3事例ご紹介
 3-11 ポンピング発塵データご紹介
 3-12 評価環境と機器類とは
 3-13 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニング
 3-14 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え
 (1)身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介
 (2)クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ
 (3)粗大粒子と言う捉え
 (4)クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。
 (5)自工程で不良につながる異物粒径を知ろう
 (6)粗大粒子による影響が大きい
 (7)粗大粒子が原因となった不良事例 3点
 (8)JISによる粒子の分類と定義
 (9)微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違い
 (10)気中パーティクルカウンターの特性
 (11)パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう
 (12)ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1kgと綿1kgどっちが重い?)
 (13)粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。
 (14)粗大粒子は見える化出来る!
 (15)粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法
 (16)ISO-14644シリーズ
 (17)ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格
 (18)ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要  等

4.クリーン化・異物対策における静電気対策
 4-0.なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
 4-1.電気とは・・・(動電気/静電気)
 4-2.静電気の基本(静電気の発生と静電気要因不良)
 4-3.静電気対策方法:考え方
 4-4.イオナイザーの種類と特性:選択ミスは不良につながる。
 4-5.除電のメカニズム
 4-6.イオナイザー使用時の注意点
 4-7.作業環境(湿度)と静電気の発生
 4-8.静電気対策は、費用が掛かる?
 4-9.静電気対策事例:良い事例/悪い事例:対策方法事例紹介
 4-10.後戻りしない対策のあり方 :まとめ

【質疑応答】


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セミナー講師

ザッツブレイン 代表 矢島 良彦 氏

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
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  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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