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目的の物性を得るために欠かせない構造制御技術の基礎について、具体的な手法のいくつかを示して詳解!
ポリマーアロイの構造は何が決めているのか?
リアクティブブレンドの効果は?界面の制御は?
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。
セミナー趣旨
高性能・高機能な高分子材料を得るためには、混合・複合化が欠かせない。混合系では構造が物性を支配していることから、その制御が中心課題となる。ここでは、まず物性と構造との関係を簡単に触れ、相分離構造制御の重要性を示した上で、相溶性や相分離構造形成メカニズムといった構造制御を行う上で基本的な概念を説明する。そして、それらの知見を基に、目的の物性を得るために欠かせない構造制御技術の基礎について、具体的な手法のいくつかを示して、概説する。
また、相分離構造において重要な異種高分子間界面の構造と材料物性についても言及する。
必要な予備知識
- 大学2年程度の物理化学(熱力学)
- 大学2~3年度程度の高分子科学
習得できる知識
- 混合物の熱力学
- 相分離構造の形成過程
- 相分離構造制御技術
- 混合系界面の構造と材料物性との関係
セミナープログラム
- ポリマーアロイとは?
- 定義(相溶性と相容性)
- 具体的事例(構造-物性相関)
- 相分離構造制御の重要性
- ポリマーブレンドの相溶性と構造制御との関係
- 相図とその熱力学(混ざる混ざらないは何が決めているのか)
- 相溶性向上について(相互作用)
- 相図の測定法
- 圧力・流動場の影響(成形加工との関係)
- 相分離機構と構造
- スピノーダル分解と核生成・成長と構造
- 反応誘起型相分解と構造制御
- 相分離構造制御
- 相分離構造と材料物性(どんな構造が効果的か?)
- 分散粒子径の決定因子
- 分散粒子の微細化機構
- リアクティブブレンド
- ポリマーアロイ界面のナノ構造解析と材料物性
- 界面の熱力学
- 界面の構造解析
- 反応系高分子-高分子界面
- 界面構造と接着性
スケジュール
12:30-14:20 講義
14:20-14:30 休憩
14:30-16:30 講義
※講義の進行状況により多少前後いたします。
キーワード:ポリマー、アロイ、ブレンド、相溶性、相図、相分離、構造制御、物性
セミナー講師
東京工業大学 物質理工学院 教授 工学博士 扇澤 敏明 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について
配布資料
- 開催前日までにPDFにてお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
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- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料
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キーワード
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