脳とITの融合が生み出す新たなビジネスチャンス

セミナー趣旨

キーボードやマウスの代わりに、脳から念じるだけでスマホやパソコンに文字を入力する。あるいは脳にロボット・アームのようなマシン(機械)を接続して自在に操作したり、外部から脳の状態を測定する特殊な装置で「人の心」を読み取る。こうした技術は「ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)」あるいは「ブレインテック(脳の技術)」等と呼ばれ、著名起業家のイーロン・マスク氏や巨大IT企業のフェイスブック等が近年、この分野に参入して俄かに脚光を浴びている。
ブレインテックがカバーする事業領域は、医療やヘルスケア、ゲーム、AR/VR、UI、マーケティング、行動分析など多岐に渡る。潜在的な市場規模は未知数だが、最近、中東の投資会社やグーグル系列のベンチャーキャピタルなどがBMIスタートアップ企業に巨額投資を決めるなど、未来の巨大市場創出を予感させる。
他方、フェイスブックなどIT企業が私達の頭の中にまで進出し、その脳内データにアクセスすることは究極のプライバシー侵害として早くも警戒の声が上がっている。南米チリではBMIの規制法案が審議され、世界各国の有識者も早期の規制・ガイドラインの成立を呼びかけるなど、事態は想像を超えるスピードで展開している。
巨大なビジネス・ポテンシャルの秘めたブレインテックの全貌を明らかにし、そのプラスとマイナスの両面を考察する。

セミナープログラム

  1. BMI(ブレイン・マシン・インタフェース)とは何か
    〜脳に半導体チップを埋め込む侵襲型、ウエアラブル端末で外部から脳を測定する非侵襲型・・・
  2. ニューラリンクの動向
    1. 脳にセンサーや半導体チップを埋め込む侵襲型BMIの代表
    2. 身体麻痺の患者らに向けたリハビリ事業から展開
    3. 果てしない進化を続けるAI(人工知能)に人類はBMIで立ち向かう
  3. フェイスブックの動向
    1. 手術を必要としない非侵襲型BMIの代表
    2. 「脳からの文字入力」計画の顛末
  4. その他の有望スタートアップ企業の動向
    1. 切らない手術でBMIを実現する企業
    2. 脳波で操作するゲーム
    3. 睡眠改善
    4. 集中力を計測して業務の生産性を高める
  5. BMIの軍事利用
    DARPAの研究開発を中心にBMIの軍事応用を紹介
  6. 脳内データと究極のプライバシー
    〜BMIへの各種懸念と、その規制に向けた動き等を紹介

セミナー講師

小林 雅一(こばやし まさかず)氏
(株)KDDI総合研究所 リサーチフェロー

セミナー受講料

1名につき 33,000円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


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33,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

全国

主催者

キーワード

人体計測・センシング   UI/UX/ヒューマンインターフェース   UI/UX/ヒューマンインターフェイス

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