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新規事業や新規技術に対応する為の信頼性、
特にシステムの信頼性の造り込みに関して、
あらゆる側面から掘り下げ!
【ライブ配信】
現在IoT時代が到来し、自動運転の到来が近く、世の中が絶えず大きな変革を迎える中、既にしっかりとした既存事業を保有している大企業においても、生き残りのためには新規事業参入や、事業構造の変革等が必要と認識され、事実それに向けた活動が実行されております。このようなときは、あくまで基本に忠実に、信頼性造り込み技術と、それに伴う管理技術が必要不可欠であると考えております。勿論その際には、従来の信頼性技術概念を逸脱する必要な項目も多くあります。
本セミナーの前身である「製品開発における信頼性の向上と造り込みセミナー」は、約20年に亘って、皆様の好評を博してきました。このセミナーのコンテンツを、上記環境変化に鑑み、根本から見直したのが本セミナーです。このセミナーの詳細部の中には、現在でも皆様にとって有効なコンテンツを含んでおり、それらの内容は本セミナーの随所に位置付けられております。以下に内容概要を示します。
・信頼性の基礎と信頼性目標値・プログラムの策定
・システム信頼性の基礎と信頼性技術
・IoT時代の電子デバイスモジュール技術
・EVへの変革に伴う信頼性技術
・無線化に対応する鉄道信号の安全性・信頼性技術
新規事業や新規技術に対応する為の信頼性、特にシステムの信頼性の造り込みに関して、あらゆる側面から掘り下げてみますので、みなさまのご参加をお待ち申し上げております。
受講対象・レベル
製品開発における信頼性の造り込みを推進・実施している、または実施しようとしている管理者・ 中堅技術者
*電子・電気系、機械系、部品メーカ・セットメーカに限らず、信頼性の造り込みに新たなアプローチを必要としている信頼性技術者、品質保証に携わっている技術者
セミナープログラム
10:00~11:30
《第一部 信頼性の基礎とシステム化技術》
・ 第一章 信頼性・安全性の基礎と多様性
信頼性及び安全性を考え、創り込むための基本を学んでいただきたいです。新製品を開発する技術者にとって、信頼性と安全性は同じステージにおいて創り込まれ、妥当性の検討が行われます。その中で信頼性と安全性の共通点と相違点をしっかり理解いただけるよう解説いたします。
・ 第二章 信頼性の仕様抽出と信頼性プログラム企画
既存事業を長年実施していると、その都度寄せられる顧客要求に対応していれば、ついつい信頼性仕様や目標は、改めて議論する必要がない場合が多いかもしれません。しかし新規事業や事業構造の変革を起こすためには、信頼性仕様や目標をしっかりと考え直して進める必要があります。この章でしっかり再確認してみましょう。
・ 第三章 システムの信頼性設計技術
並列冗長等の手法は高信頼性化の為になくてはなりません。既にLSIでも判断や計算には並列の考えが採用されております。本章では冗長、保全、ヒューマンファクターズについて再確認いたしましょう。
12:30~16:30
《第二部 様々な分野におけるシステム化アプローチ》
・ 第四章 電子部品・モジュールのシステム化技術革新
電子デバイスの分野においても、IoT、自動運転時代に向けた、各種エレクトロニクス技術の進展が 見られます。そうなったとしても信頼性物理や劣化予測の基本は変わりません。しっかりと基本を確認するとともに、近年発展が目覚ましいMEMSデバイスと電池について、考えてみましょう。
・ 第五章 自動車の信頼性技術変革(EVを見据えて)
現在、自動車業界は、100年に1度の大変革期にあるといわれている。当社は自動車部品会社として、このように大きな変化に対応するため、グループ会社を巻き込んだ事業構造の変革、EV時代を見据えた製品開発ステップおよび設計の変革に取り組んでいる。具体的な取り組みとして電動車向け駆動装置eAxleを例に、技術・構造の変化や信頼性の造り込みの変化に対する課題と対応を概説する。
・ 第六章 鉄道信号システムの信頼性技術革新(無線式列車制御[CBTC]への移行)
列車の衝突・脱線を防ぐ鉄道信号システムはこれまで、「軌道回路方式」と呼ばれる有線式が主流であったが、近年海外を中心に「無線式列車制御[CBTC]」 に移行しつつある。これは地上設備が列車との無線通信により列車位置を検知し速度制限を掛ける仕組みである。これによりハードウェアを大幅に削減でき、システムの安全性・信頼性や保守性が大きく向上している。本講座では、鉄道信号システムの階層構造、安全性と信頼性の考え方、従来式列車防護の仕組み、無線式の仕組みと種類、CBTCの利点・導入状況・課題点などを概説する。
セミナー講師
門田 靖 氏((株)リコー)
澤田 昌志 氏((株)アイシン)
森 昌也 氏(日本信号(株))
セミナー受講料
リニューアル開催・特別価格
一般・賛助会員ともに16,500円(税込)
参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。
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