CVCによるベンチャー企業投資の要諦とM&AによるEXIT【会場/オンライン】

セミナー趣旨

近年、多くの日本企業は、業績の好調から内部留保を蓄積しており、その余剰資金を、コロナ禍終焉後の新規事業の立ち上げ・発展のため、CVC（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）として投資するケースが増えてきております。しかし、通常の企業投資や企業買収等を異なり、ベンチャーにおける投資やM&Aには、さまざまな米国法由来の特殊な手法が存在し、こうした手法を正確に理解して使いこなさないと、思わぬ損失を被ることになりかねません。
そこで本セミナーでは、CVCを組成後の具体的な投資・買収段階について、CVC側とベンチャー企業側の双方の立場から、定款その他の社内規程、組織構成、投資契約、株主間契約の設計・交渉、M&A時におけるDDや株式譲渡契約の各条項の交渉ポイントを、サンプル契約・書類を使って解説します。

受講対象・レベル

経営企画部門、法務部門、CVC企画室、事業推進企画室、ベンチャー投資のご担当者、または本テーマにご関心のある方

セミナープログラム

第１ CVC投資の要諦
(1)CVCとは？
(2)ベンチャー企業の資本政策に応じた投資
(3)株価評価とその変動の影響
(4)優先株式の設計
(5)新株予約権の設計
(6)新株予約権付社債（CB）の設計
(7)投資契約・株主間契約・財産分配契約の関係
(8)先買権、タグアロング、ドラッグアロング等の解説

第２ M&AによるExit
(1)ベンチャー企業の売却・買収に特有の視点
(2)株式譲渡契約の要諦
(3)買収時に気を付けるべき知的財産・労務のポイント
(4)競業禁止合意・条項
(5)アーンアウト条項を使いこなせ
(6)支払留保とエスクローの使い分け
(7)M&Aと取締役の責任リスク回避の方策

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。講義中のPCのご利用はお控えください。

セミナー講師

King & Wood Mallesons法律事務所・外国法共同事業 弁護士 　弦巻　充樹 氏

セミナー受講料

会員　35,200円（本体　32,000円）

一般　38,500円（本体　35,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

Zoomセミナーをご希望の方はお申込の前に以下2点ご確認ください。

①【回線速度環境　確認のお願い】
下記URL内の「GO」を押していただき、下記以上の数字が表示されていれば視聴可能な環境です。
DOWNLOAD Mbpsが「50～80」以上
UPLOAD Mbpsが「30～50」以上
https://beta.speedtest.net/

②【動作確認　確認のお願い】
下記URL内「参加する」を押していただき、動作確認をしてください。
https://zoom.us/test