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どのように不具合を予測し、効率的な設計を行えばよいか
FMEA / FTAを信頼性の高い設計に役立てるためのポイントと、
設計力を向上させるポイントを学びます
講師
元・富士ゼロックス(株) 原田 文明 氏
受講料
1名につき50,000円(消費税抜き、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき45,000円(税抜)〕
プログラム
【講師プロフィール】
1982年富士ゼロックス入社、信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、
加速試験法・解析手法、信頼性予 測手法開発に従事。設計段階で信頼性予測・技術支援をへて、
部品信頼性評価業務を統括。設計・仕入先での信頼性技術指導、 試験法・評価法の開発、
設計確認方法の開発や海外クライアントとの調整業務および海外生産拠点の品質マネジメントや
ガバナンス 体制の見直しに従事。
2010 年より富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)で品質保証&安全環境評価部長として
品質保証システムおよび安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。
同社シニアアドバイザーを経て、2019年よりコンサルタント
【講演のポイント】
「FMEA/FTAをやってはいるが何の役に立つのか分からない!」
「設計審査のためは分かるけど、手間が掛かりすぎ!」 「せっかく解析するのだから設計に役立てた
い!」と感じる人は多いようです。
設計者も管理者も信頼性改善にFMEA/FT Aをうまく活用できないのはなぜでしょう?
信頼性の高い商品を設計するには、多くの知識を集め、十分な設計余裕を確保することが
求められます。FMEA/FTAは不具合を予測して、効率的な設計を行うための道具であり、
技術や経験を伝承するた めの手法です。したがって、ただ型通りに作ってみたところで
役に立つものではなく、FMEAやFTAのポイントを理解して信頼性の設計に
役立てることが大切です。この講座では、信頼性や安全の持つ特徴とFMEA/FTAの狙いを
整理した上で、信頼性の設計に役立てるためのポイントを理解し、設計力を向上してもらうことを
狙っています。
【講演項目】
1.品質保証と総合信頼性
1-1.品質保証が必要とされる理由
1-2.信頼性の特徴と基礎概念
1-3.信頼性からディペンダビリティ(総合信頼性)へ
2.信頼性をどう作るか
2-1.故障はなぜ起こるのか
2-2.信頼性の管理と設計審査
2-3.信頼性の設計と予測の役割
3.FMEA/FTAの基本と体系的な理解
3-1.信頼性設計とFMEA/FTAの基本
3-2.やらない理由/やりたくない理由と形骸化する理由
3-3.なぜFMEA/FTAが有効なのか、必要なのか
4.FMEAの特徴と進め方
4-1.FMEAの準備とリソースと基本ステップ
4-2.故障モードの抽出とその影響解析 (演習)
4-3.FMEAシートと解析の進め方とFMEAの弱点/限界
5.FTAの特徴と進め方
5-1.頂上事象とFT図、特性要因図や系統図との違い
5-2.FT図の基本ステップ(作り方と記号)とそのポイント
5-3.解析の進め方とFTAの弱点/限界
6.FMEA/FTAの活用
6-1.製品開発の何処でFMEA/FTAを行うのか
6-2.効率的な製品開発のための、2つの手法の使い分け
6-3.必要なメンバーとマネジメントによる リーダーシップのポイント
7.まとめ
7-1.再発防止・未然防止の基本と根本原因解析への活用
【質疑応答・個別質問・名刺交換】
受講料
54,000円(税込)/人