【大阪開催】異物混入対策・防虫管理として行う衛生管理

―清掃法からヒューマンエラー対策 国内外の事例や最新情報まで―

★製薬や食品、化粧品をはじめどの業界でも必要な『異物混入対策・防虫管理』を最小コストで最大限効果を出すための効果的な清掃法や注意点などをお伝えします！

★ただ座学で聞くだけでなく、動画を多く使い視覚から理解できるセミナーです。

講師

株式会社日本保健衛生協会 営業部　取締役営業本部長　多賀 輝彦 先生

■ご略歴
　1998年株式会社日本保健衛生協会入社、入社以来技術営業にて現場の衛生管理に関する作業に従事。主に医薬品・化粧品製造工場、医薬品保管倉庫、食品工場・医療施設での衛生管理業務に従事。
　現在は営業部統括として後進の育成に従事。また海外(アジア)での日系企業の衛生管理体制構築、現場管理にも携わっている。

■専門および得意な分野・研究
　異物混入対策（昆虫管理・清掃管理）

受講料

1名41,040円(税込（消費税8％）、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
＊学校法人割引 ；学生、教員のご参加は受講料50％割引

セミナーポイント

■はじめに
　昨今のニュースにて大きな話題となっている、昆虫等の異物混入事件は企業活動そのものに非常に大きな影響を与えるほどのインパクトを持っている。
　現在、製造工場はもとより、消費者へ届く全てのカテゴリーで、この「混入」に対するリスク管理が行われる状況であるといえる。その中で特に重要な項目としては、衛生管理である。
　異物混入の要因となる昆虫等の発生をいかにして抑えていくか？発生させないようにどう維持管理するか？昆虫等の混入がいかにインパクトのある事例であるか、を作業スタッフにどう研修していくか？等の課題について、実際に企業担当者と対策に取り組んできた事例等を交えながら、わかりやすく進めて行きたい。

■受講対象者
 ・昆虫対策に取り組んでいるが、なかなか昆虫が減少しないというような課題があり困っている方
 ・製薬／食品／化粧品／物流業界に携わる方
 ・異物混入対策／防虫管理をなるべくコストをかけず行いたいと考えている方
 ・社内外で清掃や異物混入への意識向上を目指している方
 ・その他、本テーマに興味のある方

■必要な予備知識
 ・この分野に興味のある方なら、特に必要は無い

■本セミナーで習得できること
 ・現場における衛生管理のポイント把握(清掃・昆虫対策)
 ・衛生的な問題解決の手法（考え方）が把握できる
 ・現在の業務における改善ポイントの把握ができる
 ・清掃の教育／清掃法の伝達／意識の共有ができるようになる

セミナー内容

１：衛生管理の重要性について
 １）異物混入事例から見る最近の傾向と要因について
 　　(1)異物とは
 　　(2)消費者が持つ様々な異物に対するそれぞれのイメージ
 　　(3)製造・作業現場における危険因子は何か
 　　(4)施設内外の環境がもたらす衛生管理の危険性について
 　　(5)異物混入時における損害などの現状
 
 ２）衛生管理の実務(一部動画含む)
 　　(1)昆虫管理プログラムの構築
 　　・継続的な監視体制（モニタリング）の頻度と方法および問題点
 　　(2)異物分析の精度
 　　(3)防虫を実現させる清掃方法
 　　・業務として行う清掃と注意するポイント
 　　・日常清掃
 　　・定期清掃
 　　・特別清掃
 　　・その他メンテナンス
 　　(4)ヒューマンエラーへの対策
 　　・意識共有／向上の方法 　　　　

２：異物（昆虫）の発生と対策事例
 １）施設内における製造ジャンル別の事例とその対策
 　　(1)製薬関連工場
 　　(2)化粧品関連工場
 　　(3)食品関連工場
 　　(4)物流関連
 ２）施設外部の事例とその対策
 　　(1)場外施設（緑地帯）管理の必要性
 　　(2)地域別で見る昆虫の発生状況と対策事例
 ３）清掃による対策の事例
 ４）海外における衛生管理の実例と対策事例
 　　(1)海外の現状
 　　(2)輸入品に異物が混入していた時の対応

３：まとめ
 １）今後の製造現場における衛生管理の方向性について
 　　(1)工場の新設時における注意すべきポイント
 　　(2)最新レポート
 　　・昆虫管理
 　　・清掃管理