★知っておきたいURS作成時の要点、作業者にもできる保守点検など、施設設計と維持管理のポイントを解説!
~URS/基本設計/交叉汚染・異物対策/作業性改善、ミス防止策と作業者保護策/保守点検・日常点検/校正作業~
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:5/24~6/4(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

セミナー趣旨

医薬品・医薬部外品工場の構築にあたり、ユーザーエンジニアリングの知識・経験がないため、URSも作成せずにエンジ会社等に丸投げする、また、保守点検まで手が回らないため保全を全面委託する。その結果、使い勝手が悪かったり、トラブル頻度が軽減しない等の問題を抱える企業は多い。要するに工場におけるトラブル原因の多くは、URSの不備、DQの不備、保守点検の不備に起因する。
トラブルを未然に防止するために知っておきたいURS作成時の要点、作業者にもできる保守点検など、施設設計と維持管理のポイントについて具体例を挙げて解説する。

セミナープログラム

 1.施設構築業務の流れ
  1-1. プロジェクト業務のフロー
  1-2. 企画段階、基本計画段階、基本設計段階の主要業務

 2.ユーザー要求仕様書(URS)の作成
  2-1. URSがDQの判定基準になる
  2-2. URSの留意点
  2-3. URSの記載項目例

 3.建屋設計時の留意点
  3-1. 構造設備への要請をまとめると
  3-2. 要請される作業環境清浄度
  3-3. 動線計画
  3-4. 包装室、倉庫、原動機械室の配置計画
  3-5. 適切な包装室、倉庫、洗浄室面積の確保
  3-6. 抜けやすい部屋に注意
  3-7. 内装の留意点

 4.空調システムの留意点
  4-1. 換気回数の留意点
  4-2. 差圧設定の留意点
  4-3. 風速の留意点
  4-4. As built(施工完了時)の検証項目
  4-5. At rest(非作業時)のチェックポイント
  4-6. In operation(作業時)での検証項目例

 5.交叉汚染防止策
  5-1. 気流の流れを知る(スモークスタディ)
  5-2. 環境モニタリングデータだけで交叉汚染の有無は判断できない

 6.異物混入防止策
  6-1. 原材料中の異物対策
  6-2. ヒトがいれば発塵する
  6-3. 動作発塵=微小粒子だと侮れない
  6-4. 更衣室の留意点
  6-5. 防虫防鼠対策

 7.ヒューマンエラー防止策
  7-1. エラーを誘引する作業環境例

 8.保守点検の必要性と体制づくり
  8-1. 構造設備は劣化するもの
  8-2. 保全組織の各種形態
  8-3. 全面外注化は問題
  8-4. 保全には維持活動と改善活動がある
  8-5. 作業員の点検と業者の保全で対応

 9.日常的検証(改善活動)の実施
  9-1. 「自己点検」の究極形は「日常点検」
  9-2. 五感を活用して日常点検
  9-3. 日常点検の基本は「6S活動」、そして10S活動まで拡大
  9-4. 現場では「小さい異常」は日常茶飯事
  9-5. 「異常」と「逸脱」は分けて考えた方が良い
  9-6. 情報の横展開(コミュニケーション)の場は大切
  9-7. 要改善箇所がないかも点検

 10.作業者に最低限の保守点検教育を
  10-1. 事故原因で多いのは「ねじ」の緩みと「給油」不足 
  10-2. 校正作業
 
<質疑応答>


スケジュール:
※多少前後する可能性がございます。
 10:30~12:00 講義1
 12:00~13:00 昼食
 13:00~14:00 講義2
 14:00~14:05 休憩
 14:05~15:05 講義3
 15:05~15:10 休憩
 15:10~16:10 講義4
 16:10~16:30 質疑応答


キーワード:
GMP,医薬,製造,工場,設備,バリデーション,セミナー,Web,LIVE,研修
 

セミナー講師

医薬品GMP教育支援センター 代表 高木 肇 氏

≪ご経歴≫
塩野義製薬株式会社にて、経口剤や注射剤などの工業化検討、施設構築プロジェクト遂行、国内外関連会社への技術指導、製造管理責任者など、製剤開発から工場運営に渡る幅広い任務を遂行。現在は、食品・医薬品品質保証支援センター(略称:NPO-QAセンター)幹事ならびに医薬品GMP教育支援センター代表として国内外の食品、化粧品、医薬品企業等への支援を実施。
著書に「洗浄バリデーション」、「GMP・バリデーション事例全集」(共著)、「現場で直ぐ役に立つ製造指図記録書作成マニュアル」(共著)、「新GMP手帖」(共著)、「医薬品製造のトラブル防止と対応ハンドブック」(共著)など多数。

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
  メールまたは郵送でのご案内となります。
  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   設備保全・TPM

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   設備保全・TPM

関連記事

もっと見る