
ビジネスの実務で役立つ技術契約の基礎知識と実例<Zoomによるオンラインセミナー>
契約書の書き方や構成といった基礎から秘密保持、共同研究/出願から製造委託契約、特許ライセンス契約など解説!
製品開発時や共同開発時に技術者が『契約』の観点で気を付けるべきポイントまで、事例をもとにお伝えします!
各契約ごとのチェックリストやサンプルも配布します
セミナー趣旨
契約は、ビジネスのあらゆる場面で必要となってきます。そのため、契約について、正しい知識を身につけることで、円滑なビジネスが可能となるばかりか、自社のリスクを回避・軽減できることにもなります。実際のトラブルを見ても、契約書を作成しておけば回避できたもの、契約書の規定が不十分であったために生じたものが多数ありますし、しっかりした契約書を作成したために有利な解決ができた事例もあります。
本セミナーでは、契約書の構成や書き方といった契約の基礎を解説するとともに、秘密保持契約、共同研究開発、共同出願契約、製造委託契約、特許ライセンス契約というビジネスで頻出の技術契約について、各条項の背景となる法律条文、契約書の雛形や、当事者毎の視点の条項例を示すことで、契約当事者毎の有利・不利という視点や、ビジネス上のポイントや注意点について、裁判例や事例を交えながら、分かりやすく説明します。基礎知識を身につけたい初心者の方から、実務上のポイントを整理したい実務経験豊富な方まで、幅広く学んでいただけます。
受講対象・レベル
- 法務・知財・総務に携わる方
- 契約業務に携わる方、今後携わる予定の方
- 契約についての知識を身に着けたい方
- その他本テーマにご興味のある方
必要な予備知識
- 特に必要な予備知識はございません
習得できる知識
- 契約についての基礎知識
- 契約書作成のポイント注意点
- 契約をめぐるトラブルの解決策
- 実務で頻出の技術契約書の雛形及び条項例
セミナープログラム
第1.契約の基礎知識
- 契約とは何か、契約書とは何か
- 書面化する意味
- 契約の成立要件・成立時期
- 契約の効力と契約自由の原則
- 契約当事者に関する問題
- 形式面のチェックの重要性
第2.契約書作成の基本的事項
- 契約締結前にするべきこと
- 事前の調査
- ビジネスの枠組みの把握
- 弁護士の活用
- 契約書の構成
- 契約書特有の用語、略称
- 表題と前文
- 本文の一般的な構成要素
- 日付、署名、押印、通数
- 契印・割印、加除訂正
- 契約書と収入印紙の関係
- 契約書作成時の注意点とポイント
- 基本的条件の特定
- 契約で記載してはいけないこと
- リスクの発見と検討のポイント
- チェックシートの活用
第3.各種契約の検討
- 秘密保持契約
- 秘密保持契約とは何か
- 秘密保持契約を巡るリスク
- 秘密保持契約で検討するべき主要条項例と留意点
- 共同研究開発契約
- 共同研究開発契約とは何か
- 共同研究開発契約を巡るリスク
- 共同研究開発契約で検討するべき主要条項例と留意点
- 共同出願契約
- 共同出願契約とは何か
- 共同出願契約を巡るリスク
- 共同出願契約で検討するべき主要条項例と留意点
- 製造委託契約
- 製造委託契約とは何か
- 製造委託契約を巡るリスク
- 製造委託契約で検討するべき主要条項例と留意点
- 特許ライセンス契約
- 特許ライセンス契約とは何か
- 特許ライセンス契約を巡るリスク
- 特許ライセンス契約で検討するべき主要条項例と留意点
第4.契約をめぐり想定されるトラブル及び注意点
- 秘密情報の流用・漏洩を巡るトラブルと注意点
- 契約締結前に提供した技術情報が流用された事例
- 相手方の従業員が秘密情報を漏洩した事例
- 製造委託先が秘密情報を特許出願した事例
- 既存特許・ノウハウを巡るトラブルと注意点
- 受領したノウハウと自社のノウハウが混同してしまった事例
- ノウハウを特定せずに開示してしまった事例
- 共同研究開発中、相手方から既存特許の共有化やライセンスを要求された事例
- 特許出願等を巡るトラブルと注意点
- 共同研究開発の相手方が単独で特許出願した事例
- ライセンシーが改良技術を特許出願して対価を要求してきた事例
- 特許保証責任を巡るトラブルと注意点
- 特許保証条項を規定しても保証責任違反を問えなかった事例
- ライセンサーに対して特許保証責任を追及してきた事例
- ロイヤルティを巡るトラブルと注意点
- 特許の一部消滅によりロイヤルティの減額を要求された事例
- 特許の無効等を理由にロイヤルティの返還を要求された事例
過去、本セミナーを受講された方の声(一例):
- 大変勉強になりました。ありがとうございました。
- 丁寧なご説明でわかりやすく、非常にためになりました。
- とてもわかりやすく、実務にも有用と思いました。
- 事例が多く、業務に有益だと思いました。
- サンプルの契約書を見ながら解説を聞くことができ、理解がより深まりました。
- 契約書サンプルを今後参考にさせていただきます。
- 実務で行っていない共同研究や特許ライセンス契約の話を聞けて良かったです。
- わかりやすく、活用しやすい資料を多数用意して頂き誠にありがとうございました。
- 契約書のサンプルにケース別の事例を記載してあり、とてもわかりやすかった。
- 多くの事例を使って説明してもらえたのがとてもよかった。
キーワード:明確化、契約自由の原則、ビジネスに応じた契約、立場によるリスクの違い
セミナー講師
黒田法律事務所 パートナー弁護士 吉村 誠 先生
セミナー受講料
オンライン受講・見逃し配信なし
『4/22 技術契約セミナーのみ』の受講の場合
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
『4/23 英文契約書セミナーとセット』で受講の場合
1名72,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき61,600円
オンライン受講・見逃し配信あり
『4/22 技術契約セミナーのみ』の受講の場合
1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
『4/23 英文契約書セミナーとセット』で受講の場合
1名83,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき72,600円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*セット受講をご希望の方は、備考欄に【『4/23 英文契約書セミナーとセット』で申込み】とご記入ください。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
受講料
47,300円(税込)/人