2020年度労働安全コンサルタント試験直前対策講座【オンライン対応】

この労働安全コンサルタント試験直前対策講座を受け、
直前にポイントをしっかりと押さえることで、
とりこぼしを防ぎ、合格点を取ることを確実にします!

筆記試験(産業安全関係法令)、口述試験の試験対策を網羅した模擬試験問題による一日集中講座です。

※会場受講かオンライン受講かをお選び下さい。
 会場受講をご希望の場合、備考欄にその旨をご記入下さい。

セミナー趣旨

1 はじめに
わが国の労働災害は、昭和36年をピークとして以来、災害件数、災害発生率ともに減少してきましたが、近年は減少傾向が鈍化し横這いの現状です。労働災害は、作業現場で発生するわけですが、作業現場は技術の進歩に伴い日々変化を遂げています。したがって、その変化に即応した安全対策のフォローを担う、すなわち労働災害防止に関する専門的な知識や情報を作業ラインに提供するスタッフの存在は必要不可欠です。しかし、中小企業等におけるスタッフ部門の中には、安全対策を検討するための資料及び能力を備えていない場合があります。このような場合は、労働安全コンサルタントがそれらの事業場を診断し、その結果にもとづいたその事業場の安全水準の向上のための指導等により、より快適な職場環境を形成します。一方、大規模事業場においても、最近は新しい生産方式や工法の導入等に際して、労働安全コンサルタントを求めようとする傾向にあります。

2 労働安全コンサルタントとは
労働安全コンサルタントは、昭和47年に労働安全衛生法に基づいて創設され、労働大臣が行う高度の試験に合格し、労働省の名簿の登録を受けて開業します。労働安全コンサルタントには、機械・電気・化学・土木・建築の5つの区分があります。労働安全コンサルタントの名称の下に、事業者の求めに応じ、報酬を得て次のような安全診断や指導を行います。
[1]社内では得難い安全管理支援。[2]機械のフェールセーフ化など専門的な安全技術指導、[3]社内では気づかない問題点を明らかにし、有効かつ効果的な方法の指導、[4]必要な時に、必要な事項について対応し、経費節減など経営に役立つ安全管理の指導。

3 労働安全コンサルタント登録と本講座の特徴
労働安全コンサルタント国家試験に合格し、厚生労働省に備える労働安全コンサルタント名簿に登録された者を「労働安全コンサルタント」と呼びます。労働安全コンサルタント試験は、次の区分ごとに筆記試験及び口述試験によって行います。筆記試験は、[1]「産業安全一般」と[2]「産業安全関係法令」の5問択一式と[3](1)機械安全(2)電気安全(3)化学安全(4)土木安全(5)建築安全の試験区分のうちいずれかの記述式があります。ただし、上記3科目のうち[3]記述式は、技術士、第1種電気主任技術者、1級土木施工管理技士、1級建築施工管理技士は免除されます。口述試験は、筆記試験の合格者に対して、約20分程度で行われます。これに合格すれば晴れて「労働安全コンサルタント」の資格を得ることができます。本講座では、筆記試験「産業安全関係法令」と口答試験の試験対策を用意し、特に免除者にとって1日でフルにマスターできる講座となっている点が大きな特徴です。ぜひ、「労働安全コンサルタント」の難関資格を勝ち取ってください。

受講対象・レベル

会社で安全衛生管理、安全衛生推進に携わる管理者が対象ですが、安全管理の基礎を習得したい方、および安全管理の指導者、エキスパートを目指す方に適した労働安全コンサルタントの資格取得講座です。

セミナープログラム

1.労働安全コンサルタント試験合格のポイント(体験談含む)
 忙しい社会人受験生にとって参考になる、直前に押さえておくべきポイントと受験までの勉強方法を説明します。
 [1] 筆記試験
  受験動機、勉強方法、目標設定、過去問徹底研究、要点整理、試験当日の注意点
 [2] 口述試験
  筆記試験合格発表までの対策、口述Q&A作成、模擬テスト実施、試験当日の注意点
2.過去問を振り返って(傾向と対策)
 2-1.合格率と難易度
   難関の国家資格であることを認識し、しっかりと勉強する覚悟を決めて頂きます。
 2-2.過去5年間の出題傾向
   全体の出題傾向をみて、重点すべき項目、自分の弱点項目をマークして頂きます。
3.産業安全関係法令の要点と模擬試験問題の解説
 [1] 各項目について要点と模擬試験問題をわかりやすく解説します。
 [2] 出題が想定される法改正内容とガイドラインをマークしていただきます。
4.口述試験の要点と回答例
 [1] 必ず出題される質問とその回答例を分かり易く説明します。
 [2] 試験当日のイメージをつかんでいただくため、模擬面接により説明します。
5.本年の出題予想
 出題傾向分析に基づく本年の予想問題について解説します。
6.まとめと質疑応答
 最後にまとめと質疑応答により、不明な点を解消して試験に臨んでいただきます。

●資格取得のメリット
・労働安全衛生マネジメントシステムを適切に実施している事業所と認定された
事業者は[1]一定の業種・規模の事業場に係る計画の届出、[2]危険な作業等を要する機械等に係る計画の届出は免除される。そのときに評価し監査することができる資格が労働安全コンサルタントです。
・労働安全のコンサルタントとして評価され、安全診断を依頼され、かつ安全衛生改善計画の作成についてアドバイスをするに適した資格です。
・労働安全のエキスパートとして評価され、安全管理・安全教育・安全研修の指導、講師を依頼されます。

セミナー講師

中井 知章 氏
技術士(機械部門・総合技術監理部門)、労働安全コンサルタント(機械安全)

大阪大学大学院工学研究科修了、日本酸素(株)(現:太陽日酸(株))入社、
ガスを利用した加工法の研究開発、高圧ガス保安管理・保安講習、高圧ガス供給設備工事の施工計画、指導・監督、東京工業大学非常勤講師を務める。
高圧ガス製造保安責任者(乙種機械)、一級管工事施工管理技士、
一級溶接管理技術者、ガス溶接作業主任者、運行管理者(貨物)


山口 茂 氏
技術士(建設部門)、労働安全コンサルタント(土木安全)、RCCM(建設情報)

鹿児島大学大学院工学研究科修了、日本電信電話公社(現NTT)入社。
通信用設備工事における人身事故の多発を契機に、『安全のための行動科学』(中央労働災害防止協会、1984年)に基づいたN-KYT手法を考案し、NTTグループ内の高所作業者などに定着させ、労働災害の撲滅に貢献した。
また、小口径推進工法に関する研究開発に長年従事し、非開削管路工法に関する特許等を多数取得。
社内外技術士資格対策講座等での講師を務め合格者を輩出している。

セミナー受講料

39,800円(消費税込・テキスト代を含みます。昼食は各自おとり下さい。)


講師のプロフィール

中小企業の「ものつくり加工技術」を革新して、生産性向上、売上げアップを図るために、行動派の生涯現役技術士が、わかりやすく丁寧に実践に役立つ技術を指導します。

中井 知章

専門家専門家B なかい ともあき / 茨城県 / 中井知章技術士事務所

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

39,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】新技術開発センター

【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅

主催者

キーワード

人的資源マネジメント総合   安全工学一般

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