MOTの視点から「経営に資する知財」に必要なことを
大局的に考えてみませんか?

セミナー講師

石田 正泰(いしだ まさやす)
青山学院大学法学部特別招聘教授
(一財)経済産業調査会監事
(一社)日本デザイン保護協会意匠研究会会員
(一社)日本MOT振興協会知的財産委員会副委員長 など
略歴
凸版印刷株式会社 専務取締役(法務本部長兼広報本部長、知財専門子会社社長)、
(一社)日本経済団体連合会知的財産部会長 、
(一社)日本知的財産協会 副会長・ライセンス委員長・フェアートレ―ド委員長、
東京理科大学専門職大学院研究科長・知的財産戦略専攻教授などを歴任。
豊富な実務経験と高度な知見を有し、業界の要職を歴任。
大学や知財関連団体等の講師経験も豊富。
特に特許ライセンスなどの技術契約に関する造詣は深く、この分野の第一人者としての評価を得ています。
主な著作
「企業経営における知的財産活用論」
「技術経営(MOT)におけるオープンイノベーション論」
「知的財産契約実務ガイドブック」
「ライセンス契約実務ハンドブック」
(以上、発明推進協会発行) など多数

セミナー受講料

9,000円(税別)

セミナー趣旨

技術経営(MOT)[Management of Technology]の概念は、一般的には技術の側面から経営戦略を検討するものです。
技術経営を戦略的な面から考える場合は、
①「研究開発戦略」、
②マーケティング戦略を含めた「事業戦略」、
③「技術契約戦略」の検討が不可欠であり、いわばこれらの「総合政策的」な戦略が求められますが、いずれの戦略においても特許などの知的財産への視点を欠かすことはできません。
国内外における厳しい企業間競争のなかで、フェアな競争を絶対優位・比較優位に展開するためには、競争優位手段として法制度上認知されている知的財産権を十分に活用した経営戦略が必要です。しかし、これまでの企業経営では、知的財産権を本当に戦略的に活用してきたといえるケースは少ないようです。
また、そもそも知的財産のあり方を企業経営の立場から戦略的に検討することができる人材が、社内でも数少ない(会社によってはゼロ?)とすれば、それも大きな問題ではないでしょうか?
このセミナーを受講すると、技術経営(MOT)という大局的な見地から「企業経営に資する知的財産」「あるべき知的財産経営」について検討すべき課題を整理することができます。
MOTを推進するうえで知的財産が絡む問題点のポイントを把握しておきたい方はもちろん、知的財産を戦略的に活用できていないとお考えの技術系マネージャー・リーダーの方々、経営的視点を持ちあわせた知財人材を目指す知財マネージャーの方など、高い問題意識をお持ちの方のご参加をお待ちしています。

受講対象・レベル

技術経営/知財経営の推進を担う立場にある方
技術系マネージャー・リーダークラスの方
経営的な視点を身につけたうえで知財問題を整理し直したい知財マネージャー・リーダークラスの方など

セミナープログラム

(1)企業経営における技術経営(MOT)の考え方
企業経営の目的と課題
技術経営(MOT)における知的財産経営
リーガルリスクマネジメント
事業評価と再活性化
知的財産経営の総合政策性

(2)経営戦略の基本的な考え方
経営戦略の意義/構成要素
経営戦略の具体化、策定プロセス
競争優位の経営戦略

(3)技術経営と知的財産制度
知的財産は競争優位性の代表的要素
知的財産は「よい技術、商品」の基本的要素
知的財産権の信用価値

(4)技術経営のための知的財産戦略
企業経営における知的財産の機能
企業経営における知的財産の活用
知的財産経営における「人材」論

(5)経営戦略における知的財産契約の重要性
知的財産契約の種類と概要
知的財産契約の戦略と判断基準
知的財産契約の管理

(6)その他(知財が絡むMOT的な論点について)
技術標準化と特許問題、独占禁止法
パテントプールの問題
オープンイノベーションについて