アンメットメディカルニーズ・インサイト発掘法と戦略構築への応用

インサイト、アンメットニーズをいかに戦略に落とし込むか?
そのプロセスが学べる!
ペイシェントジャーニーを用いた、
ドクター・患者の深層意識の引き出し方とは?

セミナープログラム

【10:00〜12:00】  
【第1部】深層意識からアンメットニーズ・インサイトを引き出す医師・患者調査のポイント
(株)メディリード 佐々木 岳 氏
講座主旨
アンメットニーズは新薬の市場性事業性評価、製品戦略、マーケティング様々な観点から重要で、医療の領域でもすっかり定着する概念となったが、その掘り起こしと活用は簡単ではない。
アンメットニーズはカスタマーのマインドの中に時に顕在的に、時には潜在的に存在する。
疾患治療市場の成熟度や充足度によりアンメットニーズは様々であるし、ひとつの疾患市場においても医師と患者とではアンメットニーズへの認識が異なることは少なくない。 こうした様々なアンメットニーズをいかに掘り起こし、解釈をするかについて未だ王道と言えるものはない。
アンメットニーズの掘り起しには、市場調査を状況に応じてカスタマイズし、クリエイティブに活用し、カスタマーからのインサイツを効果的に解釈して方向性を見出すことがカギとなる。
一方、インサイトという言葉は広まったが、その定義についても一様では無いようだ。本講座では、アンメットニーズに焦点を当てつつ、インサイトを得て事業上の意思決定に活かしていくポイントを考察していきたい。
講座内容
・インサイトとは
・アンメット・メディカル・ニーズとは
・顕在アンメットニーズと、潜在アンメットニーズ
・アンメットニーズを掘り起こす考え方のプロセス
・アンメットニーズ掘り起こしにはカスタマーへの理解を深めること
・患者と医師の認識するアンメットニーズは違う?
・アンメットニーズを探るマーケットリサーチの手法
・顕在アンメットニーズは仮説を検証し、ニーズのギャップを埋める事業機会のポテンシャルを探る
・潜在アンメットニーズは創造力で探る
・深層意識を引き出す手法
・市場調査により得られたインサイツから方向性を導き出す
・アンメットニーズを満たして成功した新薬ケーススタディ
【質疑応答】


【12:45〜14:45】
【第2部】 ペイシェントジャーニーからの医師・患者の深層意識の発掘と検証
大日本住友製薬(株) 内堀 雅之 氏
【講座主旨】
カスタマージャーニーというマーケティング手法が近年用いられるようになった。顧客の心理や行動を理解するうえで重要な手法である。顧客志向やメディアが多様化・複雑化する現在のビジネス環境において、顧客の心理や行動をきっちりと理解してマーケティング戦略を立案することは成功の前提条件と考える。医療におけるカスタマージャーニーはペーシェントジャーニーであり医薬品マーケティングを担うものにとって、的確なペーシェントジャーニーを理解しその内容やメリットを基にマーケティング戦略を立案する時代が来ている。本講座ではペーシェントジャーニーとは?から改めて考えていきたい。
【講座内容】
1.ペイシェントジャーニーとは?
 ・医師(薬剤)と患者の立場について考える
2.ペイシェントジャーニーのメリットは?
 ・患者視点でのマーケティング
3.ペイシェントジャーニーの作り方は?
 ・医師(薬剤)の特徴
 ・患者像の設定
 ・患者のカテゴリー分け
 ・患者の具体的行動、患者の感情
 ・対応策
4.ペイシェント・ジャーニーの事例
【質疑応答】


【15:00〜17:00】
【第3部】アンメットニーズ・インサイト情報を活用した戦略の構築と実行
(株)アサヒ・シーアンドアイ 谷口 公嗣 氏
【講座主旨】
医薬品製品戦略を立案する上で最も重要なことは、当該医薬品の弱みを感じることなく 強みを十分に拡充できるセグメントを引き出し、そのセグメントの顧客をターゲットとして当該医薬品を浸透させていくことです。このように弱みを気にすることなく強みを拡充できるようなアンメットニーズを見つけ出すには、最初に当該製品のプロファイルに合致した最適なセグメンテーションを行う必要があります。これらの作業をどのように行うのかについて具体的に解説いたします。 そして、得られた戦略を実行する前の実効性の確認の手法、導入後の競合品に対する市場の認識がどのように変化したかを分析する手法に関して、ご紹介いたします。
【講座内容】
①得られたアンメットニーズ・インサイト情報の中で、どれが自社製品の最もビジネスチャンスと なり得るかをあぶりだす手法の紹介(SWマトリックス分析)
②最もビジネスチャンスとなり得るアンメットニーズ・インサイト情報を満たす自社固有の強みを追求し、弱みを手当する(メッセージの創出法、戦術の創出法の紹介)
③策定したメッセージや戦術の実効性の事前確認の仕方の紹介(ニューロ分析など)
④メッセージや戦術の市場導入→トラッキング調査→戦術の見直しの流れと具体例の紹介
⑤導入後の競合品に対する市場の認識がどのように変化したかを分析する手法(ブランド・カテゴライゼーションの紹介)

【質疑応答】

セミナー講師

【第1部】
(株)メディリード 取締役 事業開発担当 兼 グローバル・インサイツ&アナリティクス事業担当 佐々木 岳 氏
【第2部】 大日本住友製薬(株) オンコロジー学術企画室 室長 内堀 雅之 氏
【第3部】 (株)アサヒ・シーアンドアイ 常務執行役員 谷口 公嗣 氏

セミナー受講料

1名につき60,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円〕


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

医薬品技術   マーケティング   事業戦略

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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【品川区】技術情報協会セミナールーム

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医薬品技術   マーケティング   事業戦略

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