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直交表の交互作用について

 因子Aの水準が因子Bの水準効果に影響を与える時、AとBの間に交互作用があると言います。

 直交表では2因子の交互作用効果が特定列の結果に現れます。よってその列に第3の因子Cを割りつけていなければ、交互作用の大きさを評価できますが、割りつけてあった場合はその因子Cの効果かAとBの交互作用の効果なのか判別がつきません。そうなってしまったら、固有技術から考えて、どちらの効果がもっともらしいかを判断するしかなくなります。

 あらかじめ交互作用が想定される場合に、それが現れる列を空けておく手もありますが、スライド水準を使って交互作用が出にくくすれば、1列有効に使う事ができます。

 以下主な直交表について交互作用の現れる列を示します。

1.下図は2水準系直交表(L4、L8、L16)の交互作用列です。

 例えばL16直交表では1列と2列の交互作用が3列の結果に、5列と10列の交互作用が15列の結果に現れると見ます。

2.下は3水準系直交表(L9、L27)の交互作用列です。

 3水準系では交互作用が2つの列に現れます。 L27直交表で例えると、5列と10列の交互作用が4列と12列の結果に現れます。

3.特殊な直交表としてL12とL18があります。

 L12では二つの列の交互作用は残り9列に少しずつ現れます。 交互作用を評価できない代わりに、予想しない交互作用で誤った判定をする危険性が少ないという長所になります。

 L18では1列と2列の交互作用が他の列を使わずに評価でき、3水準列どおしの交互作用は残りの3水準列に少しずつ交絡するためL12同様誤った判定を避ける事ができます。

 

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