プロジェクトマネジメントのエッセンス WBSとは【連載記事紹介】

 

プロジェクトマネジメントのエッセンス WBSとはが無料でお読みいただけます。

 

◆プロジェクトマネジメントとは

プロジェクトマネジメントとは、チームのシナジー効果を上げる仕事の進め方の基本です。では、なぜプロジェクトを組まなければいけないのでしょうか?その目的は、通常業務の縦割組織の弊害と考えられる課題の「部分最適解決策」から「全体最適解決策」に変換を図ること、新しい付加価値を創造すること、従業員の意識改革などにあります。

 

多くの技術者は、プロジェクトマネジメントが、建設現場やIT開発のプロジェクトリーダーのスキルだと思い込んでいないでしょうか。どんな少人数のチームでも、このスキルを活用できると非常に効果的です。この連載から、プジェクトマネジメントの全てが分かります。

 

◆WBSとは

プロジェクトを進める上で、重要なツールの一つがWBS(Work Breakdown Structure)です。WBSは、新QC7つ道具では系統図に相当し、QFD(品質機能展開)の一部としても使われます。プロジェクトでなくとも、業務課題や問題点の整理、技術戦略などを策定する時の状況分析、新商品開発や新規技術開発の企画提案書、新生産システムのフィージビリティ検討、製造工程の全体像の把握など多くの場面で活用できます。

 

実際に活用する場合の使い方としては、課題を計画に落とし込むときに、課題を漏れなく階層別に分割していきます。これを課題ばらしという人もいます。プロジェクトの課題や問題点を整理するための必須のツール(フォーマット)となります。つまり、プロジェクトメンバーのベクトルを合わせるための課題の「見える化」でもあります。

 

WBSは、QFD(品質機能展開)と同様に課題や問題点を、一次、二次、三次ぐらいのレベルまで各々を2つ以上に分割し、より計画を具現化できる程度にばらしていくのが特徴です。全体最適な視点で俯瞰することによって、新たな課題の発見や解決策の創出も期待できます。

 

プロジェクトマネジメントは、ものづくりドットコム 登録専門家の粕谷 茂氏が紹介している解説記事です。

 

【プロジェクトマネジメントとは連載記事】

 

 

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