書評検索結果

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「商品企画7つ道具:よくわかる編」神田範明他著

投稿日 2012/05/22

この日科技連3部作のよくわかる編は、7つの手法に関する解説はもちろんの
こと、大学生とその先生が売れる入浴剤を商品企画していく過程を、イラス
トや図表を多用しながら会話形式で進める事で、まさに「よくわかる」参考
書に仕上がっています。もし関連書籍を一冊だけ購入ということであれば、
本書を推薦します。

「新編創造力事典」高橋誠編著

投稿日 2012/05/08

日本創造学会会長でもある著者が、30年に渡るアイデア創出に関する研究の
粋を集めた500p近い大書です。アイデア創出、統合、収束の主要88技法の紹
介に留まらず、その意義付け、教育、事例、展望と広範な知識体系が展開さ
れています。

「アイデアスイッチ」石井力也著

投稿日 2012/04/18

手法が多いだけに、アイデア発想法の本も数多く出版されていますが、ここ
では大学の後輩でもある石井氏の本を紹介しましょう。
ブレインストーミングやTRIZといった、既成の手法も取り上げています
が、いわばアイデア発想法のアイデアという劇中劇のような方法で、石井氏
が長年に渡って独自に工夫した発想法や、それらの使いこなしが紹介されま
す。
その中の「智慧カード」は比較的有名なツールで、ゲーム感覚で頭をリフレ
ッシュしながら、楽しく効率的に発想できます。

「顧客価値創造ハンドブック」神田範明編著

投稿日 2012/04/03

ものづくりが単に「もの」を「つくり」さえすれば良い時代は遠い昔とな
り、顧客としての価値が高くなければ受け入れられないのが現代です。
原則は分かっていながらもその方法は一義的ではなく、多くの企業が悩み
を深めています。
本書は日本品質管理学会など関連6団体が協調して設立した「日本ものづく
り・人づくり質革新機構」が、2004年にまとめた顧客価値の効率的創出の
総合的な方法論です。
特徴として、一般に報告の多い消費財やサービス業だけでなく、生産財や
中小企業などについても、その特殊性に合わせた商品企画7つ道具の適用法
が実例入りで紹介されており、多くの企業にとって参考となる内容になっ
ています。