書評検索

教材検索結果

160件中 1~5件目


「中小企業のシステム外注」坂東大輔著

投稿日 2018-12-04

本書は情報システム開発の専門家である著者が、発注者向けに書いたシステム発注時の注意点とノウハウ集です。
企業が情報システムを外注する場合に、一般にベテランの経験者であることは少なく、ずぶの素人のことすらあります。その素人が数千万円から数億円の案件を、プロのベンダーに的確に発注することが容易でないことはすぐに察しが付きます。
ベンダー側がそのノウハウを的確に、フェアに発信することは、立場上案外難しいようにも思えます。エンジニアは本書のような、感性的注意点を著すのが不得意でもあります。
この本を読んだからといって、すべてのプロジェクトが成功するほど簡単な問題ではありませんが、2時間かけて目を通すことで、52%といわれる成功率を確実に数%上げることが可能です。
プロジェクトの担当者になったけれど、どこから手を付けたらよいかサッパリ分からないという、情報システム開発新任者に超おススメです。

「誰も教えてくれない生産管理システムの正しい使い方」本間峰一著

投稿日 2018-10-03

 本書は、生産管理システムを導入したものの、効率が上がらない工場の指導に奔走する筆者による「儲かる」システムの指南書です。

 現場の実状と生産管理の論理を知るSEは手一杯であり、工場の依頼サイドも、要望を伝えるスキルは高くありません。
 本来は生産性を上げるためのシステムが、一つ間違うと現場の足を引っ張るという悲劇を引き起こしかねません。

 本書では工場とシステム開発の間に立って、数多くの案件を調整してきた経験から、生産管理システムでありがちな問題点と対処法を超具体的に指摘します。

 どうもシステムが機能していないと感じる、もしくは今まさに導入を検討中の生産管理システム担当者におススメです。

「ものづくり敗戦『匠の呪縛』が日本を衰退させる」木村英紀著

投稿日 2018-09-04

 本書は制御工学の世界的権威である著者が、日本の科学・技術および製造業の課題を提起したものです。
 ページの半分以上は、太古から現代まで、特に産業革命以降の科学と技術の進展を解説しており、自然科学を応用した工学からシステムや制御など人工的な工学へ比重が推移しており、日本の産業界は、この変化に追従できていないと投げかけます。
 本人の専門が制御工学であり、完全な客観的主張とは言えないまでも、ソフトウェアの分野で日本が世界をリードしていないことは体感できます。
 官僚に理系人材が極端に少ない、数学や理論が軽視されている、情緒的な判断が多いなど、うなずける指摘も多くありました。
 これらの打開策として「横幹科学技術の重視」が提起されますが、具体的な施策にまで落とし込まれていないのが残念です。
 過去の科学・技術の歴史を概観し、広い視野で今後の潮流を考察したい研究開発企画担当者におススメします。

「顧客不満足度のつかみ方完全版」武田哲男著

投稿日 2018-07-31

本書は30年以上に渡り顧客満足を研究し、企業を指導してきた著者による、顧客不満足度の評価ノウハウです。

顧客クレームは買ってでも聞けと言われ、そこには業務改善課題の宝が眠っているわけですが、一般的なアンケートで聞き出すことは容易でありません。

不満足測定をライフテーマとする著者が、数百社の指導を通じて蓄積してきた不満足度調査の具体的方法を、本書に「完全版」として解説しています。

企業や製品に対するユーザーのロイヤリティ構築を目指すCRM(顧客関係性管理)部門長におススメです。

「製品開発は機能にばらして考えろ」緒方隆司著

投稿日 2018-07-05

本書はオリンパス社で長年、効率的な開発プロセスを検討し、実践してきた著者による、開発段階での課題解決方策の集大成です。

本書の構成は、開発テーマの設定からコストダウン、特許化、効率的な評価、リスク回避など7つの目的別ソリューションごとに、かなり具体的な手順解説からなります。

ここで示されるアプローチは、近年の開発設計で大きな潮流であるQFD(品質機能展開)、TRIZ、タグチメソッドの活用を軸としつつ、VE、TOC、DRBFM、AHPといったツールが次々に出てくるため、
予備知識なしに実行するのはなかなかハードルが高そうですが、実効があったひとつのモデルとして、自社プロセス構築への参考としてみたら良いでしょう。

技術開発、設計の非効率性、不安定性に悩む技術部門長や技術管理部門長におススメです。

< 1 2 3 4 5 6...32