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153件中 1~5件目


「コスト見積もり力養成講座」間舘正義著

投稿日 2018-04-04

受注生産で儲かるか損するかは、見積もり力次第という側面があります。

本書は20年の現場と20年の指導経験で一貫してコストと戦ってきた筆者が、渾身の力を振絞った
設計者の為の見積もり指南本です。

冒頭でコスト&見積もりの基礎的事項をおさらいした後は、旋削、切削、研削、プレス、板金、溶接、射出成形と加工方法毎のコスト見積もり方法と、その費用低減の方法が事細かに提示されます。

同じ図面で作るにしても、数量、賃率、納期によって最適な作り方とコストは変化します。

半端無き繁忙感にもかかわらず、利益が出ないとお嘆きの営業、設計、購買管理者、経営者におススメの一冊です。

「独習!信号処理」鈴木真人著

投稿日 2018-03-06

本書は普段から業務で信号処理を扱っている著者による、ユーザー目線からの信号処理解説書です。

周波数解析が中心で、自分の専門分野ではないため、評価の難しいところではありますが、そんな私でも理解できるレベルで、基本からやさしく解説されています。

しかし、本書の目玉は第7,8章の「MT法を使ったFFT重心監視」にあります。容易でないFFT波形の異常を、比較的簡単な仕組みで検知する著者のオリジナルな方法が紹介されています。

大学の電子工学科で専門課程に進んだり、企業の電子系技術部に配属された、信号処理初級者におススメの一冊です。

「テヘランから来た男」児玉博著

投稿日 2018-02-06

本書は「選択と集中」の実践者として、2000年代日本財界の顔であった元東芝社長西田厚聰氏が死去する2ヶ月前に、本人の自宅で3時間半に及ぶインタビューから最期に明かした「真実」をまとめた話題作です。

西田氏が社長を退いてから10年にも満たない現在、彼がなぜ東芝を現在の苦境に追いやった「戦犯」と呼ばれたのか、その謎を紐解きながら、東芝の現在に至る盛衰史と丹念な取材で得た情報を重ね合わせて真実を探っていきます。

名門企業の病根がどこにあったのか、異端の企業人西田氏の歩みから、企業崩壊の内幕を描く意欲作は
中編の物語としても読み応えのあるつくりとなっています。

中堅以上の企業経営、管理者、そして東芝の内幕に関心のある皆さんにおススメの一冊です。

「理科系の作文技術」木下是雄著

投稿日 2018-01-10

本書は、元学習院大学の物理学教授が、研究社・技術者向けに執筆した文章の書き方指南書です。

1981年の初版ですが、以来版を重ねて発行部数が100万部を超え、現在でも毎年重版を重ねているそうです。

文章力は文系人間だけに必要な能力ではありません。
製造業のエンジニアにも、報告書、論文、仕様書など業務の中で様々な文書を書く機会があります。

「文章の組立て」、「パラグラフ」、「文の構造と文章の流れ」、「はっきり言い切る姿勢」、「事実と意見」、「わかりやすく簡潔な表現」などが丁寧に解説され、「なるほど!」の連続です。

本書を読む前と本書を読んだ後では文書の書き方が変わるほど、文書の書き方の意識を変えてくれる本です。

自分の書く文章にいまひとつ納得できない理系のあなたにおススメの一冊です。

「アップル帝国の正体」後藤直義,森川潤著

投稿日 2017-12-06

本書は週刊ダイヤモンドの記者である二人が、世界を巡って多くの関係者から集めた証言をもとに書き上げた、企業価値世界一のアップルイメージです。

それは表から見ると、ユーザーの心を捉えるきらびやかな存在ですが、本書では主に裏側の部分を強く描いています。

アップルが描く理想を実現するために、世界中の優れた部品を探し出しては大量購入の力を使って有利な条件で購入し、一方で他社の数倍にあたる利益を得て販売するという傲慢で強欲ともいえる姿です。

世界中で100年企業が最も多い日本では、多かれ少なかれ売り手良し、買い手良し、世間良しという三方よしの

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