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174件中 1~0件目


「プレゼンの教科書」亀山雅司著

投稿日 2019/12/18

本書は2019年4月に出版して好評だった「話し方の教科書」の著者による「成功するプレゼン」の解説書です。

 

技術者だけではありませんが、ビジネスマンは大勢を前に自論を展開する機会がしばしばあるものの、聴衆に思ったように反応してもらうことは容易でありません。

 

本書では1対1のコミュニケーションを扱った前著の本質はそのままに、1対多のコミュニケーションで目的を達成するための考え方と方法論が展開されます。

 

もちろん前著同様に先輩と後輩の掛け合いで物語が進むため、非常に理解しやすい構成となっています。

 

難しい相手へのプレゼンをバリバリこなし、最強のエンジニアを目指すあなたにおススメです。

「振動・騒音対策技術」小林英男著

投稿日 2019/10/10

本書は25年に渡り振動・騒音一筋でコンサルティングしてきた著者による、振動・騒音技術の実務書です。

機械製品開発・設計の過程で、想定外の振動問題が発生して慌てるケースは少なくないと思います。
単に振動全体のエネルギーを下げるだけでなく、害の大きな周波数を避けるという解決策もあって複雑です。

私の専門である品質工学ならば、基本機能の最適化を図ることになりますが、そうであるにしても振動の知識を持っている方が有利です。

本書では基礎技術と問題解決技術の2部構成がそれぞれ33問、31問のQ&A形式で項目別に解説されており、現在の問題に関連する部分を読み込めば、解決の糸口が見つかることでしょう。

振動・騒音問題に悩む設計技術者におススメです。

「技術経営論」丹羽清著

投稿日 2019/09/25

本書は技術経営、イノベーション論の大家である筆者による、技術経営の体系を全体から見通せる標準的な教科書です。

技術経営は一般の経営論に比べると歴史が浅く、さらには文系、理系それぞれの研究者が敬遠しがちであるため、体系化が遅れている領域と言えます。
そのため、概論として著された書籍でも扱う領域や観点がまちまちで、初学者は混乱する場合があります(自分がそうでした)

この本では概論に続いて、技術戦略、マーケティング、イノベーション、研究開発管理、組織などが満遍なく配置され、技術経営の全体像をバランスよく理解できます。

私が12回にわたってJETI誌に寄稿した「設計者のための技術経営」では、何度となく参照しお世話になりました。

技術系組織の長となって、事業経営への責任を担う、あるいはこれからそうなろうとするリーダーにおススメです。

「マニュファクチャ2030 未来の製造業」松林光男監修

投稿日 2019/08/21

本書は、令和の時代に発刊された最先端生産プロセスの解説書であり、近未来工場の預言書でもあります。

日本の製造業が自信をもってグローバルトップと言えなくなった理由の一つは、技術そのものだけでなくIT戦略に問題があり、メーカーはもっと社内のIT人材を強化すべきと筆者は提言します。

その上で、
(1)自社のコア技術を活かし、
(2)時流を見逃さず、
(3)適切な組織と提携・協業を進め、
(4)グローバルに判断する
という4つの指針で独自戦略を策定することで、まだまだ発展の余地があると、製造業を鼓舞します。

とりあえず大きな問題は抱えていないものの、生産プロセスの将来的なステップアップ戦略を検討中の管理層におススメです。