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151件中 1~5件目


「テヘランから来た男」児玉博著

投稿日 2018-02-06

本書は「選択と集中」の実践者として、2000年代日本財界の顔であった元東芝社長西田厚聰氏が死去する2ヶ月前に、本人の自宅で3時間半に及ぶインタビューから最期に明かした「真実」をまとめた話題作です。

西田氏が社長を退いてから10年にも満たない現在、彼がなぜ東芝を現在の苦境に追いやった「戦犯」と呼ばれたのか、その謎を紐解きながら、東芝の現在に至る盛衰史と丹念な取材で得た情報を重ね合わせて真実を探っていきます。

名門企業の病根がどこにあったのか、異端の企業人西田氏の歩みから、企業崩壊の内幕を描く意欲作は
中編の物語としても読み応えのあるつくりとなっています。

中堅以上の企業経営、管理者、そして東芝の内幕に関心のある皆さんにおススメの一冊です。

「理科系の作文技術」木下是雄著

投稿日 2018-01-10

本書は、元学習院大学の物理学教授が、研究社・技術者向けに執筆した文章の書き方指南書です。

1981年の初版ですが、以来版を重ねて発行部数が100万部を超え、現在でも毎年重版を重ねているそうです。

文章力は文系人間だけに必要な能力ではありません。
製造業のエンジニアにも、報告書、論文、仕様書など業務の中で様々な文書を書く機会があります。

「文章の組立て」、「パラグラフ」、「文の構造と文章の流れ」、「はっきり言い切る姿勢」、「事実と意見」、「わかりやすく簡潔な表現」などが丁寧に解説され、「なるほど!」の連続です。

本書を読む前と本書を読んだ後では文書の書き方が変わるほど、文書の書き方の意識を変えてくれる本です。

自分の書く文章にいまひとつ納得できない理系のあなたにおススメの一冊です。

「アップル帝国の正体」後藤直義,森川潤著

投稿日 2017-12-06

本書は週刊ダイヤモンドの記者である二人が、世界を巡って多くの関係者から集めた証言をもとに書き上げた、企業価値世界一のアップルイメージです。

それは表から見ると、ユーザーの心を捉えるきらびやかな存在ですが、本書では主に裏側の部分を強く描いています。

アップルが描く理想を実現するために、世界中の優れた部品を探し出しては大量購入の力を使って有利な条件で購入し、一方で他社の数倍にあたる利益を得て販売するという傲慢で強欲ともいえる姿です。

世界中で100年企業が最も多い日本では、多かれ少なかれ売り手良し、買い手良し、世間良しという三方よしの

「日本品質で世界を制す」遠藤功著

投稿日 2017-11-16

本書はローランド・ベルガー日本法人会長であり、企業戦略論で名高い著者による「日本品質」論です。

近年日本製造企業による品質問題が多いように感じますが、その原因を筆者は、(1)製品技術の高度化、(2)見えないソフトウェア比重の高まり、(3)日本の常識が通じないグローバル調達、生産の拡大などと分析し、工程の見える化、分散管理などで対策するとともに、問題が発生した際の初動対応重要性を指摘します。

また、問題を起こさないために機能品質を高めるだけでなく、物語性、稀少性、機微性といった「情緒的品質」を高めて世界に攻め込むべきと主張します。

さらには全社的品質管理TQMを、部署間の有機的な連携で

「ものづくり生産現場の社会システム」野渡正博著

投稿日 2017-11-02

本書は、40年に渡り「チームワーク」を追求してきた著者による、生産現場の共同作業研究の集大成です。

私たちは何気に「チームワーク」を口にしますが、往々にして観念的で、象徴として語られることが多い気がします。

本書では国内外15000人に及ぶアンケート調査を通じて、組織軸、業種軸、地域軸などでチームワークの特性を学者ならではの統計ツールを駆使して抽出します。

生産現場における「働き方改革」に悩む現場管理マネージャーにおススメです。

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