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様々なメリットを併せ持つマイクロ・フロー合成について解説
より安価で高活性、かつ廃棄物の少ないペプチド合成手法とは
セミナー趣旨
旧来のフラスコを用いた化学反応と異なり、微小な流路を反応場とするマイクロフロー合成法は、
精密な温度制御、短い反応時間の制御、危険性の高い化合物を扱う際のリスクの低減といった
メリットをもつ。これらの利点を利用して安価で高活性で廃棄物の少ないペプチド合成を実現した
実例について、マイクロフロー合成法やペプチド合成の基礎知識とともに紹介する。
習得できる知識
・マイクロフロー合成法の、バッチ合成法と比較しての利点
・ペプチド医薬品やアミド化の重要性
・ペプチド合成の問題点
・マイクロフロー合成法を駆使する反応開発の意義
セミナープログラム
- フラスコの呪縛とは
- マイクロフロー合成法のバッチ法と比較してのメリット
- フロー合成法を巡る世界の現状
- ペプチド医薬品とペプチド合成の背景
- 対称酸無水物を経由するマイクルフローアミド化法の開発
- アシルイミダゾリウムカチオンを経由するマイクロフローアミド化法の開発
- 無保護アミノ酸を用いるマイクロフローアミド化法の開発
- 瞬間pH変換を用いるアミノ酸N-カルボキシ無水物の合成
セミナー講師
名古屋大学大学院 創薬科学研究科 教授 布施 新一郎 先生
2005年 4月 株式会社ケムジェネシス 開発本部 主任研究員
2006年 4月 同社を退職
2006年 5月 米国ハーバード大学 化学・化学生物学科 博士研究員 (Daniel E. Kahne研究室)
2008年 3月 国立大学法人東京工業大学 大学院 理工学研究科 応用化学専攻 助教 (高橋・田中研究室)
2015年 2月 東京工業大学 資源化学研究所 合成化学部門 准教授(中村・布施研究室)
2016年 4月 改組により東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 准教授
■専門・得意分野
天然物合成・マイクロフロー合成・機能性π共役分子の設計・合成・機能評価
セミナー受講料
1名33,000円 + 税、(資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき23,000円 + 税
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
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