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なぜ日本人は先端プロジェクトの全体最適化が苦手なのか 〜プロジェクトの成功と失敗を具体的に対比した3つの事例研究〜
全国25,0002024-06-13
経営改革・業務改善・製品開発…様々な課題解決に有効な
「プロジェクトマネジメント」を学ぶ
既存組織の方法論では上手くゆかない、特定の課題に即応するための
組織の立ち上げから解散までを、解説・指導してゆきます
講師
西村 克己 氏
株式会社ナレッジクリエイト 代表取締役
1982年東京工業大学大学院経営工学科修了。
富士フイルムを経て、90年に日本総合研究所に移り、研究事業本部主任研究員として
経営コンサルティング、社員研修会などを多数手がける。
2003年より芝浦工業大学大学院教授を経て08年より客員教授。
現在、株式会社ナレッジクリエイト代表取締役、昭和ホールディングス社外取締役。
専門分野は、経営戦略、戦略思考、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキングなど。
主な著書に『持たないで儲ける会社』(講談社+α新書)『1分間ドラッカー』
『1分間コトラー』『1分間ジャック・ウェルチ』(以上、SBクリエイティブ)
『ゼロから始めるプロジェクトマネジメント大全』(大和書房)
『問題解決フレームワーク44』『戦略決定フレームワーク45』(学研パブリッシング)
『ポーター博士の「競争戦略」の授業』(かんき出版)など著書120册以上、
著書の累計販売数220万部突破。
受講料
43,000円(消費税込・テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
WBSとプロジェクトと聞いて、何を思い浮かべますか?
ニュース番組しか思い浮かばなければ、すでにプロジェクト失格です。
プロジェクトとは、「特定の目的を達成するために組織された臨時組織による活動」です。
プロジェクトの正反対は、階層組織(既存組織)による日常の業務活動です。
プロジェクトを失敗する会社、プロジェクトでやっても上手くいかないと嘆いている会社が
多くあります。プロジェクトが上手くいかないのは、なぜでしょうか?その原因は極めて簡単です。
プロジェクトなのに、階層組織で有効な「組織マネジメント」の手法を使っているからです。
階層組織の日常業務を出張にたとえると、社内の営業所への定期的な出張です。
何かを調べなくても、迷わず目的地に到達できます。しかしプロジェクトは、
初めての海外出張です。出張に必要な情報収集、必要な機材の準備など、
ゼロから出張の準備を考える必要があります。
プロジェクトは臨時組織による活動でゼロスタートの活動です。
何も決めごとがない状態からのスタートです。プロジェクトにはプロジェクトに合致した
マネジメント方式が必要です。それらを総称したものが、プロジェクトマネジメントです。
セミナープログラム
- 第1章 プロジェクトの時代
- 1.プロジェクトとは
- 2.なぜ今プロジェクトが必要なのか
- 3.既存組織とプロジェクト方式の違い
- 4.プロジェクトが抱えるジレンマ
- 5.プロジェクトの5つの原則
- 6.プロジェクトのライフサイクル
- 7.PMBOK(ピンボック)の体系
- 第2章 プロジェクト成功の条件
- 1.プロジェクトが失敗する原因
- 2.計画の良し悪しでコストの大半が決まる
- 3.5W2Hを明確にせよ
- 4.プロジェクトの組織方針を明確にせよ(マトリックス)
- 5.プロジェクトに適した風土
- 6.オーナーとステークホルダーの明確化
- 7.リーダーへの統合のしくみつくり
- 8.運用ルールや情報伝達ルールの明確化
- 9.マイルストーンの設定
- 10.集中討議の活用
- 第3章 中核となる手法
- 1.WBS(ワーク・ブレークダウン・ストラクチャ)
- 2.作業記述書
- 3.組織体制図
- 4.TRM(作業分割構成)
- 5.ガントチャート(スケジュール手法)
- 6.リスクマネジメント
- 第4章 計画の策定手順
- 1.(問題提起)事前調査による問題提起
- 2.(テーマ設定)目的・目標・対象範囲の明確化
- 3.(ガイドラインの明確化)前提条件の明確化
- 4.(現状分析)問題の実態を把握する
- 5.(プロジェクト方針の決定)プロジェクトの方針を決める
- 6.(解決策の立案)代替案作成と評価と決定
- 7.(作業計画)作業計画(WBS)の作成
- 8.(プロジェクト組織)組織体制図
- 9.(役割分担)役割分担の明確化
- 10.(スケジュール化)スケジュールの作成
- 11.(予算の作成)必要資源の明確化と投資対効果の明確化
- 12.(リスク分析)リスクマネジメント
- 第5章 プロジェクトの実行と評価
- 1.(オーソライズ)トップマネジメントへの報告と決裁
- 2.(プロジェクトの発足)プロジェクト実行組織の編成と発足
- 3.(実行と進捗管理)情報伝達と決定事項の伝達
- 4.(是正措置(1))計画差異の把握と是正対策
- 5.(是正措置(2))コンフリクトの最小化
- 6.(是正措置(3))トレード・オフの指針の明確化
- 7.(プロジェクトの評価)プロジェクトの評価と今後の課題
- 第6章 プロジェクトのフェーズの概念
- 1.大規模プロジェクトはフェーズに分割
- 2.フェーズ1でコストの大半が決定される
- 3.フェーズ分割のメリット
- 4.フェーズと人員構成の関係
- 5.フェーズ分割のポイント(企画―設計―実施)
- 6.プロジェクトの分割例
- 7.プロジェクトの解散後の形態
- 第7章 推進上の留意点
- 1.立ち上げでの留意点
- 2.計画段階での留意点
- 3.推進段階での留意点
- 4.完了時の留意点
- 【演習】作業計画手法(WBS)のグループ演習
- 『例題を用いたWBS(作業計画)の作成』(90分)
- ◎質疑応答
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
43,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【千代田区】新技術開発センター
【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅
主催者
キーワード
プロジェクトマネジメント一般 PMBOK
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