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生産工学概論第13回:環境/安全マネジメント
11,000オンデマンド
【セミナープログラム】
【13:00~14:15】
インフラは我々の活動の基盤となるもので、その機能劣化は経済活動さらには国際競争力にも影響してきます。総額800兆円を越えるといわれている我が国のインフラがどのような状態にあり、どのような課題を抱えているのかをまずお話ししたいと思います。つぎに、課題を解決するために2014年から5か年の予定で始まった,内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「インフラの維持管理更新マネジメント技術」の狙い、具体的な取り組み、成果についてお話ししたいと思います。
1.膨大な量のインフラ
2.高齢化するインフラ
3.インフラマネジメントの必要性
4.予防保全の重要性
5.先端技術の必要性
6.横串の重要性
7.質疑応答/名刺交換
【14:25~15:40】
NEXCO東日本において、高速道路維持管理業務の生産性向上を通じた業務プロセスの変革を目標として2013年より取り組んでいるSMH(スマートメンテナンスハイウェイ)プロジェクトは2020年度からの始動に向け、準備の最終段階にある。ICTを活用し、業務プロセスの変革を目指す当プロジェクトの現況と新たなインフラ管理の目指す姿について紹介する。
1.NEXCO東日本の概要
2.高速道路のメンテナンスを取り巻く環境
3.SMHプロジェクト
4.SMHが目指す業務基盤 ~点検の高度化~
5.SMHが目指す業務基盤 ~損傷評価支援~
6.SMHを支える情報基盤(次世代RIMS)とその活用
7.新たな高速道路維持管理プロセスの確立
8.オープンイノベーションを通じた幅広い社会実装への貢献
9.おわりに
10.質疑応答/名刺交換
【15:45~17:00】
今後迎える膨大なインフラの高齢化や技術者不足に備え、首都高速道路で2017年より運用を開始したスマートインフラマネジメントシステムi-DREAMsについて紹介する。i-DREAMsは、GIS(地理情報システム)プラットフォームにて、維持管理に必要な情報を統合管理するとともに、3次元点群データの活用、ICTやAIの活用により、維持管理の生産性を大幅に向上し、持続可能な社会を実現するためのシステムである。
1.首都高速道路の現状
(1)首都高速道路の変遷
(2)現状の維持管理状況と課題
2.インフラマネジメントシステムi-DREAMs
(1)システムの開発背景と構想
(2)GISと3次元点群データを活用した維持管理システム
(3)i-DREAMsにおける要素技術
3.総合防災情報システム
(1)システムの概要
(2)基本情報とリアルタイム情報の活用
4.今後の展望・まとめ
5.質疑応答/名刺交換
【講師】
SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術 プログラムディレクター 横浜国立大学 先端科学高等研究院 上席特別教授 藤野 陽三(ふじの ようぞう) 氏 : 内閣府参与 総合科学技術イノベーション会議
1972年 東京大学工学部土木工学科卒業、同修士を経て、1976年 ウォータール大学博士課程修了(Ph.D)。東京大学地震研究所、筑波大学構造工学系、東京大学工学部土木工学科を経て、1990年 同教授。2014年より横浜国立大学に勤務、同年10月より現職。東京大学名誉教授。専門は橋梁を中心としたインフラの構造・振動・制御・モニタリング。2007年 紫綬褒章、2015年 報公賞(服部報公会)、2019年 日本学士院賞などを受賞。土木学会、日本鋼構造協会(会長)、日本建築学会、アメリカ土木学会、国際構造工学名誉会員。
上田 功(うえだ いさお) 氏 : 東日本高速道路株式会社 管理事業本部 SMH推進チームリーダー
1992年日本道路公団(現:東日本高速道路株式会社)入社。高速道路建設・管理の業務に現地から本社まで土木技術者として従事。2016年より現職。高速道路維持管理業務の効率化による生産性の向上を目標とした「スマートメンテナンスハイウェイ(SMH)」プロジェクトを推進するチームリーダーとして、ICT技術を活用したインフラ点検の高度化や社内のDBシステム(RIMS)の一新、見える化機能の向上を通じた維持管理計画策定支援などのテーマに取り組んでいる。
点検・補修推進室 点検推進課 担当課長 長田 隆信(おさだ たかのぶ) 氏 : 首都高速道路株式会社 保全・交通部
2007年首都高速道路株式会社入社。高速道路における建設部門のプロジェクト管理から保全部門の点検、補修に係る業務に土木技術者として従事。2017年より現職。インフラの維持管理において、3次元点群データやICT・AIの活用により、大幅な生産性向上を図ることを目的に、首都高速道路のスマートインフラマネジメントシステムi-DREAMsの構想段階から中心的に携わる。システム開発においては、インフラ管理者としてのニーズを整理し、必要機能や仕様を定めるとともに、システム検証に至るまでの開発全般を担当。
【受講料】
1名につき 27,300円(税込)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
27,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
主催者
キーワード
事業戦略 安全工学一般 情報マネジメント一般
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