回転機械の振動・騒音の原因、分析のしかた、分析データの読み方と対策のしかたと機械学習を使用した振動による故障予知診断の最新動向(基礎~実務)

直線運動する機械には現れない回転機械に特有な
振動・騒音問題とは?それらへの対応のしかたを個別に
詳しく解説!


受講者にプロの技術を伝授します!


 最初に回転振動についての基礎技術を解説し、その後にそれらに基づいた実務技術、
具体的には回転機械の振動の測定技術、分析技術、問題解決のための技術およびノウハウを
実例などに基づいて詳しく解説致します。
 本セミナーは日刊工業新聞様はじめ他のセミナー企画運営会社のご依頼により20年以上
開催しておりますが、その分かり易さと仕事にすぐに役立つという点において毎回大好評を
頂いてきております。
 電源は無いが振動がある場所などでのIoTやビッグデータについても解説致します。
 日本だけでなく世界がこれからどういう方向に向かうのかがわかります。


受講対象
 ・回転振動についての技術を根底から理解されたいかた
・直線振動は大体理解しているのだが、回転振動がいまいちわからないというかた
・回転振動を独学しようとして技術専門書を読んだが理解できなかったという方
・通常の回転振動だけでなくねじり振動についても理解したいというかた
・回転振動技術を理解し、実務にてこの技術を活用したいかた
・回転振動にてベアリングやギヤが与える影響を技術的に理解したいという方
・回転振動に起因する様々な問題となる現象を理解し、
 コントロールできるようになりたいというかた
・部下の管理監督上、実務のため回転振動のポイントを理解しておきたいかた

予備知識
特に予備知識は必要ありません。ただし、工業高校卒以上の方で、
技術に関わる仕事をされておられる方。

習得知識
1)回転振動そのものおよび回転についての技術を根底から理解できるようになります。
2)回転振動についての技術専門書が理解できるようになります。
3)ねじり振動についても理解でき、対応できるようになります。
4)回転振動に起因するいろいろな問題にはどのようなものがあり、
  どのように対応すればよいのかがわかるようになります。
5)回転振動問題に対して自信を持って対応することができるようになります。


【講師】


(社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞 有限会社アイトップ  
  技術コンサルタント 通訳・翻訳 工学博士  小林 英男 氏


【講師紹介】


 東京電機大学工学部卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、
および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。
 学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援
英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて
5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。
 ㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部で技術サービスおよび
技術コンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、
技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり
大ヒット商品を世に送り出した。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究の
実務経験を積んだ。
 その後、技術コンサルタントとして独立して20年が経過した。リオン㈱、㈱小野測器、
サイバネットシステム㈱等をはじめとして1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、
200社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に
25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
 技術セミナーの講師歴は25年間。日刊工業新聞社など主催の多くのセミナーの講師を
行ってきている。


【プログラム】


1.回転と回転振動についての基礎理論
 1-1   直線振動系と回転(ねじり)振動系の対応関係(SI単位系)
   1-2   振動の分野で用いる主な単位 (SI単位系)
   1-3   直線運動と回転(ねじり)運動の方程式の対応関係

2.回転機械の振動の実務技術 
   2-1   回転機械の振動では何が問題になるのか?
   2-2   回転機械の振動の原因とは?
   2-3   回転機械に発生する振動を分類すると?
   2-4   アンバランス振動の解析例

3.回転機械の振動の分析では必ずと言っていいほどよく使用される
      回転次数比分析をわかりやすく解説
 
   3-1   回転次数比分析とは?
   3-2   FFTによる周波数分析との違いは?
   3-3   次数とは?
   3-4 回転次数比分析でやっていること
   3-5 回転次数比分析とは? FFTアナライザ(高速フーリエ変換器)による
           周波数分析との違いは?
   3-6 回転次数比分析の実例、想定外のことがわかった!
   3-7 回転次数比分析での解析例と通常の周波数分析との比較

4.回転次数比分析と言ったらその次に行われる分析はトラッキング分析、
     このトラッキング分析をわかりやすく解説
 
   4-1 トラッキング分析とは?
   4-2 トラッキング分析の例
   4-3 回転次数比分析と回転トラッキング分析の例
   4-5 自動車メーカに納入したディファレンシャルギヤーassyの
      良否自動検査装置(当社実績より)(メカ・電気・制御・回転次数比分析と
     トラッキング分析・パソコン用の良否判定ソフトの全てを設計・製作し一体化させた
      自動検査装置)

5.回転振動を非接触で測定するための渦電流型センサによる軸振動の変位の測定
 5-1 渦電流型センサと他のセンサの比較
   5-2 渦電流型センサの動作原理
   5-3 渦電流型センサの取付方法
   5-4 渦電流型センサによるによる軸振動の振幅と位相の測定
   5-5 この場合、加速度センサーや速度センサーでの測定は通常行わない。なぜだろうか?

6.いろいろな振動の具体的な分析方法と対策方法 
  6-1 タービンの軸振動
  6-2 オイルホイップ振動
  6-3 回転伝動軸の振動
  6-4 ころがり軸受けの振動
   -どこで測定すべきか?、FFTでの通常の分析のしかたではダメ!
  6-5 ギヤ(歯車)の振動
  6-6 エンベロープ(包絡線)処理の必要性
  6-7 エンベロープ(包絡線)処理によるメリット
  6-8 ケプストラムとは?
  6-9 ケプストラム解析とその有効性
  6-10 回転伝導軸におけるギヤの噛み合いやベアリングにより変調という現象が発生する!
   -この状況において発生する変調とは?-

7.回転振動によるいろいろな損傷例(写真) 
  7-1 自動調心ころ軸受けの破損
  7-2 ベアリングのころと玉の焼付き、破損、錆の例
  7-3 ベアリング内輪の異常摩耗、電食、フレーキングの例
  7-4 すべり軸受けのメタル焼付き、メタル破損の例
  7-5 ギヤの歯欠損の例
  7-6 V-ベルト亀裂の例

8.IoT、ビッグデータや機械学習を活用した振動による故障予知技術の最新動向について

9.IoTとビッグデータ解析のための具体的技術
 
  9-1 トヨタ様の場合
  9-2 振動発電によるIoTセンサー
  9-3 ビッグデータ解析を用いたプラントの異常検知
  9-4 特殊な実例として高分子フィルム(薄膜)による振動発電IoTセンサ
  9-5 ビッグデータ
  9-6 ビッグデータの活用事例
  9-7 ソーシャル・ビッグデータとは?

10.質疑応答


【受講料】


¥48,600/人になります(テキスト代、消費税を含む)
1社から2名様以上同時お申し込みの場合は、割引させて頂き
2名様目から¥43,200になります。


テキストについて


 テキストは1枚のA4に2スライド印刷なので文字が適度な大きさなので見やすく、
片面印刷なので裏面をメモに使用できます。レーザープリンターで印刷しますので、
カラーが鮮明で水に濡れてもみじみませんし、印刷面にボールペンやシャープペンシルで
容易に追記できます。
 テキストは敢えて製本せずにA4のフラットファイルのとじていますので、
取り外しが何回でも容易にできます。