「異常・変調に気づける人材」「自ら考え行動できる人材」育成のポイント!

マニュアルだけでは伝わらないベテランの「感覚」を正しく継承するノウハウ!


講師


1.元 三井化学(株) 技術研究センター長 半田 安 氏

2.ダイキン工業(株) 化学事業部 EHS部 北野 達也 氏


3.三洋化成工業(株) 生産業務本部
 安全・技術教育センター長 富田 勝智 氏


受講料


1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕


プログラム


【10:00〜13:40】 (40分の昼食休憩を含みます)
1.化学プラントにおける人材育成と技能伝承ノウハウ、体感教育の活用
元 三井化学(株) 半田 安 氏 


【習得できる知識】
 
技術伝承の重要性が増している背景,年齢や職種別の教育訓練のポイント,OJTやOFF-JTを実施するに当たっての留意点,化学会社で行われている体験型教育の内容について習得できる。

【講座の趣旨】
 事故や災害は「知らない」から起こる。知らなかった,知ってはいても曖昧な知識が原因だ。教育を怠れば事故につながる。 とはいえ、時間は限られている。教育にさける時間も限られている。 今回の講座では,講師が体験型の技術研修センターを立ち上げ,運営してきた経験の中から人材育成のノウハウのを紹介する。 限られた時間の中で効果的な人材育成を行っていく上でヒントとなる事項も紹介する。
                                   
1.「なぜ」教育訓練や技術伝承は必要か
 1.1 知らないから多くの事故や災害が起きる
 1.2 一度教えたら大丈夫と思うな
 1.3 技術技能伝承の難しさ
 1.4 失敗から学ぶ機会が減っている
 1.5 団塊の世代の大量退職

2.教育訓練は体系的に
 2.1 新人若手への教育
 2.2 中堅 責任者への教育
 2.3 研究開発部門への教育
 2.4 エンジニアーへの教育
 2.5 協力会社員への教育

3.OJT、OFF−JTによる教育と問題点
 3.1 教育訓練の問題点
 3.2 OJTによる教育
 3.3 OFF−JTによる教育
 3.4 体験型教育の活用
 3.5 教材の作り方に問題は無いか

【質疑応答】



【13:50〜15:20】
2.ヒューマンエラー防止のための安全体感教育の役割と事例紹介
ダイキン工業(株) 北野 達也 氏 


【習得できる知識】
 ヒューマンエラー防止を目指したオペレータの判断力向上のための教育方法

【講座の趣旨】
 化学プラント事故の多くはヒューマンエラーが起因しています。ヒューマンエラーを防止することを目指し,オペレータの意識改革を体感教育を通して行います。

1.ヒューマンエラー防止のための安全体感教育の役割と展開
(化学プラントにおける事故は防ぐことができる)

2.なぜ今体感教育が求められるのか
 2.1 安全体感教育とは
 2.2 ベテランが退いた後のプラント運転に不安はないか
 2.3 最近の大手化学メーカの事故について

3.ヒューマンエラーはなぜ起こるのか
 3.1 オペレータの意識改革としての体感教育
 3.2 ヒューマンエラーは防止できない
 3.3 ヒューまねらー防止のための施策

4.企業に求められていること
 4.1 ベテランから次世代への技能伝承
 4.2 チームワークとしての行動の徹底
 4.3 サポート体制の充実
 4.4 オペレータの意識に変革を要求すべし

5.オペレータに求められている資質とは
 5.1 異常時・緊急時こそ能力の見せ所(異常・変調への気づき)
 5.2 指示待ち族から考え行動できるオペレータに
 5.3 自動化,DCS化による弊害

6.教育の進め方とビデオによる事例紹介
 6.1 化学安全体感教育各種ご紹介
 6.2 体感教育を実施するうえでのコツ

7.まとめ

【質疑応答】


                                                                                                                                                                                                                                                                                                  【15:30〜17:00】
 3.実践型模擬プラントによる技能教育について
三洋化成工業(株) 富田 勝智 氏 


【習得できる知識】
 実践型模擬プラントを使用した運転演習を行い要素技術を習得し,同時に製造プラントの設計基準を学び現場力を向上させる取り組み。

【講座の趣旨】
 近年,自動化・機械化が進歩し,トラブルの発生も減少している。しかしトラブルの経験が少ない運転員がトラブルに遭遇すると処置に戸惑い,また誤った考えにより大事故に繋がる可能性がある。そこで,原理・原則に基づき,トラブル回避や安全な処置を習得して基本動作による教育の重要性を紹介します。

1.製造業における問題
 1.1 自動化機械化の弊害
 1.2 労働環境の変化
 1.3 ベテラン社員の定年退職(団塊の世代)

2.当社の教育方針
 2.1 規律・経験・知識の重要性
 2.2 考えることの重要性
 2.3 「徹底と相互啓発」とは・・・
 2.4 徹底の積み上げで企業文化を構築させる

3.実践型模擬プラントの設置背景
 3.1 化学工場における原因と問題点
 3.2 模擬プラントの仕組み
 3.3 技術習得の教育方法

4.実践型模擬プラントとは
 4.1 模擬プラントの仕組み
 4.2 模擬プラントが可能とする各種工程(動き)
 4.3 DCS操作による自動化運転について
 4.4 実液を使用した配管の液体流動
 4.5 安全制御装置とは
 4.6 異常時の対処法
 4.7 安全制御に関する考え方
 4.8 トラブル発生のメカニズム

5.人財育成について
 5.1 スキルスタンダードと自己評価
 5.2 問題解決を分解組み立てなど,実演による機器の構造

【質疑応答】


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開催日時


10:00

受講料

59,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

人財教育・育成   技術・技能伝承   ヒューマンエラー

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