肥大化したGMP文書の整理・統廃合と運用改善の実践
「読まれるSOP」と「現場で回る文書体系」の作り方

日時

2026年8月3日(水)14:00~17:00

【アーカイブ(録画)配信】
 2026年8月13日(木)まで申込み受付(視聴期間:8/13~8/23)

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    セミナー趣旨

    近年、GMP運用においては、査察対応強化・DI(Data Integrity)要求・CSV/CSA・品質文化醸成などへの対応に伴い、SOPや関連文書が急激に増加している。一方で、多くの現場では、SOPの肥大化による運用不能化、旧版文書の残存、類似SOPの乱立、文書間整合性の欠如、教育負荷の増大、「誰も読めないSOP」の慢性化といった課題が顕在化している。
    これらは単なる文書管理上の問題ではなく、逸脱・教育不備・査察指摘・データインテグリティリスク・属人化を誘発する品質システム上の重要課題である。
    本講演では、GMP文書体系を「増やす管理」から「整理して運用可能にする管理」へ転換するために、


     ・文書体系の設計原則、SOP階層化の考え方 
     ・SOPスリム化手法、文書統廃合の進め方、旧版管理・電子化運用 
       :文書を削るのではなく、重複・過剰管理・現場で使われない記述を減らす
     ・教育効率との連携、査察で評価される文書管理の視点を、実例を交えながら体系的に解説する。


    さらに、「現場で回るGMP文書」を実現するための運用改善プロセスと、継続的な文書ガバナンス構築についても具体的に紹介する。

    セミナープログラム

    1.GMP文書・記録の必要性とGMP文書管理が抱える課題
     1.1 GMPにおける文書化の目的と必要性
     1.2 なぜ記録が必要か
     1.3 GMP文書要事項の増加と抱える課題(文書類の肥大化)


    2.GMP省令改正と国内法規制が求める文書管理と記録の管理(製造・QC・QA部門)
     2.1 GMP省令改正と文書・記録の管理について
     2.2 GMP省令 第20条「文書及び記録の管理」
     2.3 文書管理規定


    3.海外法規制の要請する手順書、記録書
     3.1 原薬GMPガイドライン(第6章 文書化と記録)
     3.2 PIC/S GMPガイドライン
     (PartⅠ第4章 文書及び要求される記録)
     3.3 FDAが求める文書化・記録作成と管理


    4.文書体系及び文書・記録の作成:GMP文書体系の基本設計
     4.1 GMP監査の対象となる階層的文体系と作成事例(文書類の階層設計)
     (1)業務管理文書一式(3基準書等法的要求事項、運用手順書類)
     (2)技術文書類
     (3)製品標準書、製造指図・指図記録書の作成事例


    5.SOP肥大化の原因分析
     5.1 なぜSOPは読めなくなるのか
      ・追記型改訂の弊害、査察指摘対応の積み上げ、例外処理の増殖、部門最適化による乱立、「責任回避型SOP」の特徴
     5.2 肥大化SOPの典型事例


    6. SOPスリム化・統廃合の実践
      ・実務で使える整理手法:
       SOP棚卸しの進め方、重複SOPの統合、共通化・標準化、WI(手順書)への切り出し、
      フローチャート化、リスクベース記載への転換


    7. 旧版残存・文書乱立への対応
      ・査察リスクをどう低減するか:
       旧版混在の典型原因、紙運用で発生する問題、電子文書管理の留意点、廃止文書管理、配布管理と最新版保証


    8. 教育・現場運用との連携
      ・「読まれるSOP」をどう作るか:
       教育しやすい文書構成、理解しやすいSOPの特徴、現場で使われるフォーマット、OJT依存からの脱却


    9. 査察対応で評価されるポイント
      ・当局は何を見ているのか:
        PMDA/FDA査察の視、SOPと実運用の整合、obsolete管理、文書ライフサイクル管理


    10.文書監査における3極GMP指摘事例
     10.1 PMDAによる指摘事例、無通告査察における文書・記録の不備
     10.2 EU及びPIC/S
     10.3 cGMP(FDAの指摘)、QCラボ指摘事例


    11.文書監査のポイントとデータインテグリティ
     11.1 文書監査のポイント
     11.2 文書管理とヒューマンエラー
     11.3 コンピューター化システムにおける文書管理
     11.4 データインテグリティを踏まえた文書管理
     11.5 データインテグリティ対応
     11.6 指摘事例とQCラボ対応例(組織的なデータの改竄)


    12.GMP文書運用の将来像
      ・「維持できる品質システム」へ:
       文書ガバナンス体制、定期棚卸し、電子化・DMS活用、AI活用可能性 、「増やさないGMP」への転換


    まとめ


    (一部、内容に変更がある場合がある)

    【質疑応答】

    セミナー講師

    高平 正行 氏

     NPO−QAセンター 理事兼事務局長
     エイドファーマ 代表

     
     

     

     

    セミナー受講料

    聴講料 1名につき38,500円(消費税込/資料付き)
     〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき33,000円〕

    主催者

    開催場所

    全国

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    開催日時


    14:00

    受講料

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