「グリーン調達」入門
国内外の規制、サプライチェーン全体の流れ、AIを活用した初動整理と調査効率化などを習得!
セミナー趣旨
グリーン調達は、単に環境に配慮した部材を選ぶ活動ではなく、製品を継続して市場へ供給するための事業基盤です。
近年は国内法令だけでなく、欧州をはじめとする海外規制、業界ごとの情報伝達要求、取引先独自の調査依頼が重なり、製品含有化学物質の確認はサプライチェーン全体で取り組むべきテーマになっています。
特に重要なのは、自社だけを見て判断しないことです。原材料メーカー、部材メーカー、加工・組立メーカー、完成品メーカー、商社、販売先のそれぞれが、持つべき情報と果たすべき役割を理解していなければ、どこかで情報が途切れ、調達遅延や顧客対応の混乱、さらには販売機会の損失につながります。
本セミナーでは、まずグリーン調達の必要性を再確認し、SDS、chemSHERPA、IMDSなどの資料や仕組みの役割を整理します。
そのうえで、サプライチェーンの中で各立場が何を確認し、誰に何を渡し、どのように判断を引き継ぐべきかを、初心者にもわかりやすく整理してお話しします。
さらに、公開されているガイドライン事例、実務で必要な体制づくり、情報共有の方法、AIを用いた初動整理や問合せの効率化についても触れ、属人化しやすい業務を組織で継続できる形へつなげます。
グリーン調達を“調査作業”で終わらせず、“ものづくりを止めない仕組み”として理解していただくことを目指します。
セミナープログラム
- 1.グリーン調達の再確認
- 1.1 なぜグリーン調達が必要なのか
- 1.2 グリーン調達業務がないと何が不利になるのか
- 1.3 グリーン調達は世界的な活動である
- 1.4 サプライチェーンで理解するグリーン調達
- 1.5 サプライチェーン内における立場ごとの役割
- 1.6 世界の規制と対象となる内容の捉え方
- 2.各種資料の例
- 2.1 日本国内の資料 〜SDSなど国内で押さえる基本資料〜
- 2.2 海外で必要な資料 〜chemSHERPA、SCIP等の考え方〜
- 2.3 自動車業界で必要なシステム 〜IMDS/GADSLの基本〜
- 2.4 世界的な各分野におけるシステム 〜分野別・地域別の要求〜
- 3.グリーン調達を実践的に行うには何が必要か
★公開されているガイドラインや実務資料の事例を取り上げる - 3.1 公開事例から学ぶ 〜ガイドライン整備の進め方〜
- 3.2 実践のために必要な環境 〜体制、情報、判断基準、共有〜
- 3.3 立場ごとの連携実務 〜調達、設計、品証、製造、営業、管理〜
- 3.4 調査を回すための実務ポイント 〜入手、確認、更新、記録〜
- 3.5 AIを活用した進め方 〜一次整理、差分確認、問合せ文案〜
- 4.まとめ
セミナー講師
平池 学 氏
構造アナリスト
神上コーポレーション 顧問
セミナー受講料
25,000円(消費税込)
主催者
開催場所
全国