エンジンの熱効率向上に関する研究動向と熱損失・摩擦損失の低減およびそのための計測技術


エンジンの熱損失・摩擦損失に関する現象理解と
解析モデル検証のための計測技術、エンジン・各種機械要素部品に
適用できる薄膜センサの開発と適用例を紹介



内燃機関の熱効率向上を果たすために!
熱損失・摩擦損失を低減に必要な基礎知識から、熱効率向上に関する最新動向、
設計に役立つ解析モデル検証のための計測技術、
エンジンや各種機械要素部品の計測に使える薄膜センサの開発手法と
適用例などについて解説します


講師


東京都市大学 工学部 機械工学科 教授(内燃機関工学研究室)
総合研究所 高効率水素エンジン・エンジントライボロジー研究センター センター長 三原 雄司 氏


受講料


48,600円、昼食・資料付】 ( S&T会員受講料 46,170円 )
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)


【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


セミナー趣旨


 内燃機関は更なる電動化が進んでも自動車(バス・トラック・建設機械も含む)の主要な
動力源である。動力源としての「熱効率の向上」は大命題であり、燃焼エネルギーの有効利用、
更なる損失低減が重要である。設計に役立つ解析モデルの開発も重要度を増す一方、
その検証技術も非常に重要となっている。
 ここでは熱損失と摩擦損失に関する現在の研究動向、実働エンジンでの摩擦計測法
薄膜型温度センサによる燃焼室壁面の熱流束の実測手法および、解析モデルと実測値の
比較例を紹介する。また、エンジンはもとより機械のしゅう動部の面圧分布・ひずみ分布
・瞬時温度分布や2面間のギャップを計測できる厚さ数ミクロンの薄膜センサの製作法や
構造及び機械部品での実測事例を紹介する。

セミナー講演内容


0.はじめに 
 エンジンの熱効率向上に関する2019年度の研究動向について

1.熱損失に関する基本現象
 1.1 伝熱のメカニズム
 1.2 熱伝導・熱伝達・熱放射の基本現象
 1.3 エンジンの熱損失に関する基本現象

2.トライボロジーに関する基本現象 
 2.1 摩擦の基本現象
 2.2 摩耗の基本現象
 2.3 焼付きの基本現象 
 2.4 潤滑油の種類と役割
 2.5 エンジンのしゅう動面に起こる基本事象

3.熱損失に関する現象とこれを“はかる”薄膜センサ技術
 3.1 燃焼室壁面の瞬時温度測定の事例(計測実例の経緯)
 3.2 熱流束センサの種類と計測システムの留意点
 3.3 センサの設置方法の事例
 3.4 熱流束評価の留意点
 
4.摩擦損失・トライボロジー現象とこれを “はかる” 技術
 4.1 ピストン・ピストンリング-シリンダ系(実機実働中の摩擦評価)
 4.2 クランク-軸受系(摩擦・焼き付き)
 4.3 摩耗性状・焼付き現象の計測事例
 4.4 焼付きリスクも見据えたしゅう動面の計測と課題
 4.5 解析モデルとの検証事例
 
5.各種機械要素部品やエンジンへの薄膜センサの開発手法とその適用事例
 5.1 製作装置
 5.2 設計手法(圧力・温度・ひずみ・ギャップ)
 5.3 計測システム
 5.4 校正方法や留意点
 5.5 解析モデルとの検証事例
 
6.熱損失及び摩擦損失低減のための課題

 □質疑応答・名刺交換□

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

48,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

自動車技術   機械技術一般   計測工学

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