デジタル回路を理解すると、電子機器や制御システムが「なぜ動くのか」「どこで問題が起きるのか」が見えるようになります。本セミナーでは、2進数・論理回路・ロジックICの基礎から、マイコン構成やA/D・D/A変換まで、実務で必要となる知識を一気通貫で整理します。電気に苦手意識がある方でも理解できるよう、理論→仕組み→使い方の順に丁寧に解説する特別セミナー!!
【会場/WEB選択可】※Live配信のみ(録画視聴はありません)
セミナー趣旨
マイコンを中心としたデジタル回路は社会の隅々にまで普及しています。家庭ではテレビ、洗濯機などの家電製品に使用され、飛躍的に機能を向上させました。自動車ではエンジンやEVモータなどの主要部品がデジタル技術で制御されています。工場の生産ラインも例外ではありません。日常生活でも、スマホなどのデジタル機器が欠かせないものになっています。
本講座は、これからデジタル回路に関わりを持とうとしている方、持たざるを得なくなるだろうと思っている方にとって、入門(導入)の役割を果たしてくれるものです。セミナーでは、デジタルとは何かにはじまり、2進数や論理回路という基本的な構成要素をまず学びます。
次に汎用ロジックIC学び、デジタル回路の基礎となっている回路を理解した上で、マイコンの構成やソフトウェアについて学びその使い方を理解していただきます。このように、デジタル回路を、順を追って解説していきますので、入門(導入)として分かり易い構成となっています。
受講者の声
- 苦手であったデジタル回路を今回学ぶ目的で参加させていただきました。大変わかりやすく、良い復習になりました。後半が追い付けない部分があったので復習して理解したいです。
- 基礎的な部分からとても分かりやすい説明で、電気に苦手い意識があったが、少しは苦手意識が減った気がする。
- 基本的な部分からわかりやすく解説いただき大変役立ちました。ありがとうございました。
- 入社一年目の研修として受講しました。内容の多くは既知のものでしたが、電気・電子回路の初歩的な知識が全てまとまっており、復習として大変有用であったと感じております。
- 勉強になりました。消化できていない部分は、復習し理解を深めたいと思います。
受講対象・レベル
機械設計や生産技術など、デジタル回路とあまり深く関ってこなかった方
必要な予備知識
高校卒業程度の知識
習得できる知識
デジタル回路の幅広い基礎知識
1)デジタルとは
2)2進数・論理回路
3)汎用ロジックIC
4)マイコンの構成
5)ソフトウェア など
セミナープログラム
Ⅰ.デジタル回路の基礎
1.デジタルとは
2.2進数
3.論理回路
4.汎用ロジックIC
①論理素子
②論理ブロック
③機能ブロック
Ⅱ.マイコン
1.マイコンとは
2.メモリ
3.機能ブロック
4.プログラム
①プログラムの動作
②プログラムの種類
5.A/D変換
6.D/A変換
質疑・応答
セミナー講師
株式会社ワールドテック 講師 牧野 秀幸 先生
工学修士(電気電子), 元 (株)デンソー
日本電装㈱(現㈱デンソーに入社)。
ガソリンエンジン用燃料噴射装置(EFI)の制御回路の開発・設計、 ディーゼルエンジン用燃料噴射装置の制御回路開発・設計、 車載ナビゲーションの制御ソフトの開発、車載モータ制御回路設計等、 車載用電子制御回路の開発から量産化までハードとソフト両面で幅広い実務を経験。
2010年より㈱ワールドテックにて電子関係の技術支援・講師を務め現在に至る。
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト:製本資料(受講料に含む)
受講料
49,500円(税込)/人
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
LiDARが変える産業と日常、測距の原理から最新のスマートフォン応用まで
【目次】 LiDAR(ライダー)とは"Light Detection and Ranging"の頭文字を取った略称で、日本語では「光... -
ワイヤレス給電の原理、方式、特長、今後の展望、効率と実用性をわかりやすく解説
【目次】 現代社会はスマートフォンから電気自動車、産業用ロボットに至るまで、電力によって駆動されるデバイスに溢れています。しかしその... -
補償光学(AO)とは?レーザー加工の精度を限界突破させる次世代技術を徹底解説
【目次】 現代の製造業は、スマートフォンや半導体、医療機器などに代表されるように、ミクロンやナノメートルレベルの超精密加工を求められ... -
光インターコネクトが拓く未来、AI時代のデータ爆発を解決するCPO・シリコンフォトニクスとは
【目次】 生成AIの急速な進化や、あらゆるモノがネットに繋がるIoT社会の到来により、世界のデータ量は2年ごとに倍増するとも言われて...





