以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
自動車の駆動源変遷や材料、空調システムについて最新動向を解説!
講師
元 カルソニックカンセイ(株) 環境技術開発グループ
シニアエキスパートエンジニア 原 潤一郎 氏
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
・自動車の熱マネジメントに関わる設計者や評価者
・熱マネジメントに関係する材料の開発者
・自動車の空調および冷却系の開発者
習得できる知識
・自動車の熱マネジメント技術
・排熱回収技術
・自動車の駆動源変遷とその課題
・熱マネジメントに関わる材料技術
趣旨
温暖化防止や資源保護の観点から,さらなる自動車燃費の改善が要望されている。自動車用ガソリンエンジンの熱効率はせいぜい40%で,大半が熱などとして捨てられている。エンジン単体の改良が限界を迎えつつある現在,これらの損失を回収して使う必要が出てきている。
本セミナーでは,自動車の駆動源変遷を説明するとともに,今後,ますます重要になる熱マネジメントおよび関連する材料についても解説する。
プログラム
1.地球環境からの要請とは?
1-1. 地球温暖化
1-2. 資源枯渇
1-3. シェールガス/シェールオイル
1-4. 原発停止
2.駆動源の基礎と現状
~変遷と課題、今後等~
2-1. IEAブルーマップ
2-2. 軽自動車
2-3. 内燃機関の効率
2-4. クリーン・ディーゼルの魅力
2-5. 欧州流ダウンサイジング
2-6. 電気自動車
2-7. ガソリン車 対 電気自動車比較
2-8. 燃料電池自動車
2-9. エネルギ効率と実用性
2.10. 電源の48V化
3.自動車を取り巻く環境変化とは
3-1. WLTP 燃費規制
3-2. エミッション規制
4.自動車に使われる熱交換器とは?
4-1. エンジン冷却系
4-2. 空調系
4-3. モータ,インバータ冷却系
5.電気自動車用エアコンとは
5-1. 方式と現行空調システムとの比較
5-2. 低外気温への対応
5-3. 廃熱利用の可能性は
6.ハイブリッド車用エアコン
7.クリーン・ディーゼルエンジン車用暖房とは
8.アイドルストップ対応車の空調
9.熱マネジメント
9-1. 排熱回収システム
9-2. 蓄冷/蓄熱システムおよび蓄熱材料
9-3. 新しい冷凍サイクルの可能性
10. エアコンシステムの改善
10-1. 空調シート
10-2. 内部熱交換器
10-3. 換気熱回収
10-4. デシカント空調
11. 空調システムの変化による部品,内装材の動向は?
11-1. ガラス
11-2. 断熱材
11-3. 真空断熱材
12.自動運転車における熱マネジメント
12.1. 課題
12.2. 求められる技術
13. 質疑応答
キーワード 自動車,熱,排熱,回収,熱交,研修,講習会
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
ポアソン比とはどういう意味?求め方やヤング率との関係、活用例を解説
機械装置や構造物などの設計で、構造計算や材料の強度計算をする際に登場する数値のひとつに「ポアソン比」があります。よく使う数値で言葉には馴染みがあり、意... -
「フックの法則」とは?ばね定数の求め方や基礎知識を簡単に解説
ばねは主要な機械要素のひとつで、さまざまな装置や構造物に広く使われています。このばねの性質を示す法則が「フックの法則」です。ばねの性質とフックの法則に... -
ひずみとは?単位や応力との関係、計算式についてわかりやすく解説
「ひずみが生じる」という言葉は日常生活でも、社会や組織、制度などにさまざまな支障が起きることを指して使われますが、工学的には明確な定義... -
剛性とは?強度との違いや特徴、指標を紹介
機械や構造物について論じる時に、よく「剛性」という言葉が出てきます。身近な場面ではクルマの操縦性や乗り心地の話題で「ボディ剛性が高いので&hellip...