☆全固体電池における界面制御、固体電解質の評価法についても解説!
※アーカイブ配信(期間:2/13~2/20)での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
電気自動車の加速的な普及により、高性能な次世代リチウムイオン電池の開発が益々重要になっています。特に、数秒以内のごく短時間での急速充放電技術など、新しい技術が求められています。講師らは、誘電体ナノ粒子をリチウムイオン電池の界面に導入することで、電池の充放電速度を大幅に短縮できることを見出しました。
本講演では、リチウムイオン電池における界面制御の重要性から、誘電体界面による性能改善手法まで、わかりやすく解説します。また、全固体電池、特に酸化物系全固体電池に関する課題と界面制御技術についても解説します。
受講対象・レベル
・電池、電池材料メーカーの研究開発に携わる方(初心者から中級者まで)
習得できる知識
・リチウムイオン電池の基礎知識と界面制御技術
・全固体電池の課題と動向
セミナープログラム
1.はじめに
2.リチウムイオン電池の高性能化に向けて
2-1 電気化学デバイスとリチウムイオン電池
2-2 リチウムイオン電池における課題
3.リチウムイオン電池における界面制御
3-1 電池内部における界面反応
3-2 誘電体界面によるリチウムイオン電池の高出力化
3-3 高速電荷移動メカニズム
3-4 誘電体界面のキャパシタ電極への応用
4.全固体電池における界面制御
4-1 全固体電池の種類と研究開発動向
4-2 酸化物系全固体電池における界面制御
4-3 固体電解質の評価法
5.おわりに
【質疑応答】
キーワード:
リチウム,二次電池,LIB,界面,制御,全固体電池,固体電解質,電極,講座,研修,セミナー
セミナー講師
岡山大学 研究教授 博士(工学) 寺西 貴志 氏
【専門】
二次電池材料、誘電体材料
【略歴】
2010年9月 東京工業大学大学院 博士後期課程 材料工学専攻 修了
2009年4月~2009年9月 米国ペンシルバニア州立大学 客員研究員
2010年10月~2018年3月 岡山大学 工学部 化学生命系学科 助教
2018年4月 同上 准教授
2024年 同上 研究教授
2021年4月~現在 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 特任准教授 兼任
【受賞】
2016年 第71回 日本セラミックス協会 進歩賞
2020年 令和元年度 岡山大学 若手トップリサーチャー研究奨励賞
2025年 米国セラミックス協会 Richard M. Fulrath賞 など
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
・1名38,500円(税込)に割引になります。
・2名で申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
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受講について
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受講料
49,500円(税込)/人
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