★2026年01月26日WEBでオンライン開講。WEBでオンラインLive講義にどこからでも参加できます。第一人者の横山 直樹(元・新日鉄住金化学(株) エポキシ樹脂材料センター)氏のご講演。水素の製造技術の全体像から水素キャリアの比較、水素利用技術の最新動向を解説します。
★ブルー水素から各種水電解・人工光合成まで、主要なグリーン水素製造技術の特徴と原理を解説。
★液化水素・MCH・アンモニアなど多様な水素キャリアの特性やコスト、運用上の特徴を解説。
★発電・燃料電池・製鉄・合成燃料など幅広い水素利用技術に加え、副生水素やデータセンター電源など新潮流についても解説。
セミナー趣旨
水素に携わることになられた、事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、環境管理部門の皆様、経営層の皆様を対象に、CCUS、水素、再エネ、各々の技術と課題を詳しく解説させていただきます。
習得できる知識
1. 水素製造技術
褐炭ガス化法+CCS によるブルー水素製造技術、アルカリ水電解法、固体高分子型水電解法(PEM)、固体酸化物型水電解法(SOEC)、アニオン交換膜型水電解法(AEM)、人工光合成法(水と光触媒)による各グリーン水素製造法に関する各知識を得ることができる。
2. 水素キャリア技術
液化水素(LH2)、メチルシクロヘキサン(MCH)、液化アンモニア(L-NH3)、液化合成メタン(L-e-CH4)、水素吸蔵合金(MH)の特性といった各種水素キャリアに関する知識およびその特徴およびコスト比較に関する各知識を習得できる。
3. 水素利用技術
水素による蓄電と他の蓄電方式の充放電時間-出力特性比較および水素と蓄電池の蓄電効率比較、水素発電用の水素燃焼マルチノズル技術、燃料電池自動車(FCV)技術(新規 FC および水素タンク)、水素還元製鉄技術、水素と CO2 からのメタネーション技術(低温低圧反応触媒およびプレート型反応器)および合成燃料製造技術(新規逆シフト反応用触媒および FT 反応用触媒)、水素と CO2 からのメタノール合成技術(反応分離膜)およびメタノールからのエチレン、プロピレンの選択的合成技術(革新的ゼオライト触媒)、水素と CO2 からパラキシレン合成技術(カプセル化触媒)に関する各知識を習得できる。
更に、今注目を集めている副生グリーン水素と定置型燃料電池によるデータセンター用電源に関する技術動向についての知識も習得できる。
セミナープログラム
【プログラム】
1. 背景
1-1. 世界の CO2 濃度の推移と地球温暖化およびエネルギー源構成の現状
1-2. カーボンニュートラル社会の構図と CCUS-水素-再エネの役割
2. 水素製造
2-1. 概要
2-2. グレー水素 :製鉄副生水素①
2-3. グレー水素 :石油精製副生水素②
2-4. ブルー水素:褐炭ガス化+CCS
2-5. グリーン水素 :食塩水電解法苛性ソーダ製造時の副生水素①
2-6. グリーン水素 :水電解法②
(1) アルカリ水電解法
(2) 固体高分子型水電解法(PEM)
(3) 固体酸化物型水電解法(SOEC)
(4) アニオン交換膜型水電解法(AEM)
2-7. 人工光合成法 (水の光触媒分解)
2-8. 水素製造コスト比較
3. 水素キャリア
3-1. 概要
3-2. 水素キャリア① :液化水素 (LH2)
3-3. 水素キャリア② :メチルシクロヘキサン (MCH)
3-4. 水素キャリア③ :液化アンモニア (L-NH3)
3-5. 水素キャリア④:液化合成メタン (L-e-CH4)
3-6. 水素キャリア⑤: 水素吸蔵合金(MH)
3-7. 各水素キャリアの特徴およびコスト比較
4. 水素利用
4-1. 概要
4-2. 水素利用① :水素蓄電
4-3. 水素利用② :水素発電 (水素燃焼による火力発電)
4-4. 水素利用③ :CN 燃料
(1) e-CH4 (メタネーション)
(2) 合成燃料
4-5. 水素利用④ :燃料電池自動車 (FCV)
4-6. 水素利用⑤ :水素還元製鉄
4-7. 水素利用⑥:苛性ソーダ製造副生グリーン水素と定置型燃料電池によるデータセンター用電源の技術動向
5. まとめ
質疑応答
セミナー講師
横山技術事務所 代表 (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所) 工学博士 横山 直樹 氏
セミナー受講料
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
49,500円(税込)/人
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