★2026年1月30日WEBでオンライン開講。アイシーラボ 室井氏が、【国内外におけるCO₂削減・利用によるセメント・コンクリートの脱炭素化技術】について解説する講座です。
■注目ポイント
★高炉セメントをはじめとした代替原料、更にCO2を用いたセメントの固化技術、合成のセメントであるジオポリマー等最新のCO2削減セメントについて詳しく解説!
セミナー趣旨
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★世界ではセメント産業は鉄鋼に次ぐCO2を排出している。鉄鋼や自動車、石油化学は、再エネとCO2を用いた削減技術があり、再エネ優先で技術開発が行われています。しかしCaCO3を用いているセメント産業はCO2を削減することはできない。
★セメント原料をCaCO3以外のものに変えることやCO2をセメントの固化に利用する技術やコンクリートを再利用するリサイクル技術が開発されようとしている。
■注目ポイント
★高炉セメントをはじめとした代替原料、更にCO2を用いたセメントの固化技術、合成のセメントであるジオポリマー等最新のCO2削減セメントを紹介!
★CO2をセメントの固化に利用する技術やコンクリートを再利用するリサイクル技術を解説!
【講演主旨】
世界ではセメント産業は鉄鋼に次ぐCO2を排出している。鉄鋼や自動車、石油化学は、再エネとCO2を用いた削減技術があり、再エネ優先で技術開発が行われている。しかしCaCO3を用いているセメント産業はCO2を削減することはできない。しかし、セメント原料をCaCO3以外のものに変えることやCO2をセメントの固化に利用する技術やコンクリートを再利用するリサイクル技術が開発されようとしている。CO2を無機塩に戻す技術も含め、これらの技術の国内外の技術を解説、紹介する。
習得できる知識
セメント業界でのCO2削減対策
CO2削減セメント
セメントのリサイクル技術
合成セメント(ジオポリマー)
CO2の無機塩としての固定化技術
セミナープログラム
【プログラム】
1. 地球温暖化2. セメントからのCO2発生量
3. セメント
1) セメント, コンクリート, モルタル, ブロック
2) セメントの硬化
4. 普通セメント
5. 高炉セメント
1) 高炉セメントの製法
2) 鉄鋼スラッグ
6. フライアッシュセメント
7. Solidiaセメント
8. Carbofixセメント
9. LC3セメント
1) LC3セメントの製法
2) LC3セメント世界の動向
10. CO2利用コンクリート
1) SUICOM
2) カーボンキュア
3) Carbicrete
4) Carbon Capture Machine
11. CO2利用骨材
1) O.C.O Technology
2) Blue Planet Systems
12. コンクリートのリサイクル
1) 廃コンクリート
2) カルシウムカーボネートコンクリート(CCC)
3) 人工石灰利用コンクリート
4) Heiderberg Materials
13. ジオポリマー
14. NEDOプロジェクト
1) CO2固定化テーマ
2) グリーンイノベーション基金事業
15. CO2を用いた無機塩の製造
16. 風化促進
17. 課題
【質疑応答】
【キーワード】
高炉セメント, LC3セメント, コンクリートのリサイクル, CCCセメント, ジオポリマー, 風化促進
【講演のポイント】
セメント産業は、他の産業と違ってCO2を削減することはできない。そのため石灰石原料を他の材料に代替する技術が必要である。高炉セメントをはじめとした代替原料、更にCO2を用いたセメントの固化技術、合成のセメントであるジオポリマー等最新のCO2削減セメントを紹介する。また、究極的にはコンクリートはリサイクル利用されなければならない。更に、CO2は地下に貯留するのではなくCO2は無機塩として安全に固定化されなければならない。これらの最新技術動向を解説する。
セミナー講師
アイシーラボ 代表/NEDO イノベーション戦略センター フェロー/(元)BASFジャパン 主席顧問 室井 髙城 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
45,100円(税込)/人
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